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2019年8月 8日 (木)

傍に、いつもコーヒー。

父親からの遺伝で、コーヒー好きなオジサン。父親は飽きっぽいくせに、何かに手を出すのが好きな人だったので、ある日突然コーヒーミルやサイフォンのセットを買い込んできて、コーヒーを淹れてましたな。
サイフォンのフラスコに水を入れて、上部の漏斗状のガラスの筒にフィルターをセットしたものをはめてから、やおらガリガリと豆を挽きだすという。粉末状になった豆をサイフォンに入れてアルコールランプ点火。沸騰したお湯が上部に上がって行って、フラスコの中が空になるとボコボコと音がしました。
コーヒー豆をかき混ぜて、アルコールランプの火を消して待ってると、フラスコに出来上がったコーヒーが戻ってきます。これって、蒸気圧を利用した抽出法なのですけど、子供心に理科の実験みたいで見てるのが楽しかったですな、弟とガン見してました。(笑)
こうやって淹れるとなんだか喫茶店のコーヒーみたいで、お家の中もコーヒーの香りが充満するので美味しく感じました。ただ凝り性で飽き性でイラチな父親は、一杯のコーヒーを淹れるのにこれだけ手間のかかる事なんて、しばらくするとやらなくなってしまいました。
サイフォンの道具だけは食器棚に飾ってありましたけどね、阪神淡路大震災の時に木っ端微塵になりましたな。コーヒー飲むために揃えてたカップも、手前に飾ってたお高いのが全滅、鋳物でできたコーヒーミルだけはびくともしませんでしたけど。(笑)
今でも時々行く地元の古い喫茶店は、注文のたびにサイフォンでコーヒーを淹れてくれます。出てくるまで時間はかかりますけど、その間のマスターとの会話も味わいの内、急ぐのでしたらコンビニの100円コーヒーにすれば良いのですからね。何台か並ぶサイフォンを挟んで、世間話をしながらじわじわと沸騰して上がっていくのを見ているのが良いのですな。(笑)
ブログの記事書きに没頭するのには、セルフの喫茶店が便利なのでよく利用しますけど、お店によって没頭できるかどうか結構差がありますな。
地元の駅ナカにある某チェーン店は、仕事帰りに寄ると大抵ヤンキーの兄ちゃんグループが大声でしょうもない馬鹿話に花を咲かせているという。靴脱いであぐらかいて、周りへの迷惑御構い無し、ホント神戸の田舎街だと思います。うるさくて没頭できないので行かなくなりました、コーヒー薄いし。(笑)
乗換駅の某チェーン店は座席も座りやすくて、窓際の席が記事書きに最適、客層も仕事帰りのサラリーマンや学生お一人様が多いので、ノートパソコン広げてたり勉強してたりで、図書館並みの静けさ。
二階に席があるので、コーヒー持って上がるのが足が悪くなってからはちょっと難易度が高いのですけどね、スタッフのお嬢さんが「お持ちします」って持ってきてくれるのですな、セルフの喫茶店で持ってきてもらうのは、心苦しいのですけどこれホント助かりますよ。このお店でどれだけの記事を書いたことか。(笑)
朝に寄るもう一軒の喫茶店も、サクッと書くのにちょうど良いお店、頭の冴えている間に書いてしまいます。静かだしコーヒーが美味しいのではかどりますな。思えば傍にコーヒーって、じっくり考えるような事をするときには必ずって感じになってます。思考力が高まるのでしょうかね。これがお酒だと、どうでもよくなって寝ちゃいますからね。(笑)

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