夜のクラシックレンズ。
休日に天気がいいと写真を撮りに出かけてしまいます。ところが今の季節は暑いのでね、ヘタレなオジサンは日陰ばかり探して歩いておりますよ。座れそうな所があるとドッコイショ、ペットボトルのお茶飲んで休んでばっかり。(笑)
暑いのは元々苦手なのでこの時期はロクな写真が撮れてませんよ。楽な所ばかり探して徘徊しているので当然ですけどね。暑い時期でも元気いっぱい、飯もモリモリ食える人のDNAを注入してほしいですな、年々弱ってますのでね。(笑)
ま、こういう季節ですから無理に日中出歩いて熱中症で倒れたりしてはいけませんって事で夜の徘徊。仕事帰りにサクッと撮り歩くわけで。昼間ほど暑くもありませんし、時間があるときは小一時間ほどウロウロして撮ってます。
いつもと違う道を歩けば新しい発見もありますしね。大した数は撮れませんけど、チリも積もれば何とやらで、続ければ何か見えてくるかもしれませんし。(笑)
で、装備はレンズを付けっぱなしにしたボディーひとつだけ。サクッと撮り歩くのに、交換レンズいっぱい持って歩くのは愚の骨頂ってモン、ただでさえ仕事帰りで疲れているのですから、気分転換程度に撮り歩くのがスマートなわけで。なので吟味したレンズ1本だけで勝負するのがイイのですな、制約があるからこそ名作も生まれるわけでって、名作なんて全然撮れてませんけど。(笑)
最高の夜景撮影をするのなら、純正レンズが間違いのない選択肢なのは当然なのですけどね、それでは面白くないですからヒネリを効かせてクラシックレンズ一本勝負。
夜景撮影ってレンズのアラが丸分かりになりますからね。イルミネーションやスポットライトの点光源なんて、レンズにとって試練以外の何物でもないかと。(笑)あえてそこを楽しむと言いますか、ダメダメなところも味わいとして見れば、夜のクラシックレンズは楽しくなりますな。
電飾看板がフレアっぽく写ったり、絞り込めばライトの光条がうるさかったりするのもこのレンズの味わいなのだなぁと、レンズが現役だった時代の光学技術を考えれば、むしろこんなによく写るのかって思う事の方が多いですな、オリンパスペンSの改造レンズで撮った時がそうでした、おかげでクラシックレンズは夜に撮るのが面白いって気付かされてしまったオジサン。(笑)
思えばオジサンと同世代か年上のレンズが多いので、老眼やかすみ目なんて当たり前と思ってお付き合いするのが正しいわけで。キレのある仕事をするのなら若い純正レンズに任せればイイのですからね。
クラシックなオジサンがクラシックなレンズで夜の徘徊、ネオンの海はチョイとばかり眩しすぎますな。(笑)
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