フィルムをこんな風に楽しんでいるのかー。
富士フィルムさんのフィルムの値上げ、値段を見て結構きついものがありましたな。
リバーサルフィルムファンのオジサンとしては、現像してくれる所も含めて色々考え中。お酒飲むの減らしたら、全然OKですやんって言われそうですけどね、人生には潤滑油も必要なわけで。(笑)
ま、年齢と共に、どんどんお酒の量は減って、ウチ飲みに変わって来ているので、その分フィルムに回せるかと。まだストックもありますし、今年の秋ぐらいまでは何とかなりそうですけどね、その後のフィルムライフを考えなくてはなりませんな。
それにプラスして、恐れているのがリバーサルフィルムの生産終了。カラーネガフィルムはまだまだ残ると思いますし、モノクロフィルムはacros Ⅱ今秋発売の発表がありましたけど、一番状況が厳しいのは、多分リバーサルフィルムでは無いかと。
ネガフィルムに比べると使ってる方が少ないですからね、なんとか作り続けて欲しいとは思いますけど、ネガフィルムとは違う現像プロセスなので、需要が少なくなっていけば現像するための機械も減っていくでしょうし、そうなると現像してくれる所も減って行って終焉に向かう可能性はありますな。
長年のフィルムライフのほとんどがリバーサルフィルムだったオジサンにとって、ライトボックスの上で眺めるリバーサルフィルムの仕上がりの美しさを味わえないとなると、フィルムライフそのものを考え直さなくてはなりません。
そんな思いもあって、今時の若いフィルムファンはどんな楽しみ方をしているのか、検索かけて出て来たブログを片っ端から見て見ました。だけど、リバーサルフィルムを常用している方は皆無でしたな。
モノクロフィルムも同様で、試しに使って見た記事を掲載している方はいましたけど、常用しているのはカラーネガフィルムが圧倒的と言うかほぼそれ。フィルムイコール、カラーネガフィルムなのが見えて来ました。
想像通りというか、現像とデータ化サービスを安くやってくれる所が結構あるので、一番敷居が低く始められるのもあるのでしょうな、まだまだフィルムの種類もありますしね。
フィルムで撮った写真への感じ方というか思いも、オジサンとは全然違うというのも良く分かりました。デジタルしか知らない世代にはフィルムの粒状性と言いますか、ざらつき感が新鮮みたい。
逆にあのざらつき感が嫌いで、モノクロフィルムの自家現像のときは、温度や時間を工夫したり、リバーサルフィルムは低感度のものを使って来たオジサンとはもう違う感性でフィルムを楽しんでいるのだなぁと。
そこに今までと違う写真の世界を感じて、面白がったり、楽しんでくれているのなら、もう前世紀の遺物なオジサンが口を挟む余地はないですな。フィルムを取り巻く状況が厳しくなって来ていても、若い感性で楽しんでいる方がたくさんいる事がよく分かりましたよ、なんだか安心、でもリバーサルフィルムもたまには使ってね。(笑)
今時の若い人が、カラーネガフィルムで撮ったっぽい感じの写真を探してみたのですけどねー、なんだか色合いがレトロっぽくて、露出の過不足でざらついた感じのやつ。オジサン的には、こんなふーにならないよーに撮るのがセオリーだったからなー、気持ちは失敗写真なんだけどなー。(笑)
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