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2019年6月25日 (火)

X-T20と一年、ミラーレス一眼に思ったこと

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ミラーレス一眼カメラで一番成功したのはソニーのαなのはまぎれもない事実かと。一眼レフではできなかった事を、新しい付加価値として次々と盛り込んで行って、それまでのカメラとは違う撮影スタイルも生み出しましたからね。フィルム一眼レフの延長にあったデジタル一眼レフとは違う、ミラーレス一眼だからできることが、カメラ&写真ファンにアピールしたのだと思いますな。
キヤノン、ニコンの両横綱2社が昨年、本格的なフルサイズミラーレスを投入してきた事でも分かります。カメラの勢力地図は完全にミラーレスに一色になってますな。
オジサンがミラーレス一眼に手を出したのが遅かったのにはわけがあります。決して新しいものが嫌いなわけではないのですよ。今まで使ってきたデジタル一眼レフは、ほぼ発売と同時に買ってましたしね、カメラ以外にも、そそるものは割とパッと買ってしまう方だと思います。それで怒られちゃうわけですけどね。(笑)
ミラーレス一眼が各社から次々に発売され出した頃、当然ながらヨドバシで触ってみたりしましたけど、そそらなかった一番の原因はファインダー(EVF)。光学ファインダーに比べるとザラザラ、チカチカしてて反応も遅く、明らかに見劣りしたのですな。構図を決めたりピントを確認する、一番肝心なところの使い勝手が悪いのはカメラとしてどうなのかって思ったわけで。
この辺りの事は過去記事にも書きましたけど、それ以外は結構そそるところがありました、デジタル一眼レフに比べてボディーの厚みが無いところや、小型軽量なところ、マウントアダプターの制限が少なくて多彩なレンズが楽しめるところなど。
昨年の春、富士フィルムさんのX-T20でミラーレス一眼デビューしたのは、ファインダーが随分良くなったと感じたからでした。その後マウントアダプターの沼に落ちていったのはご存知の通り。(笑)
純正レンズも買いましたし、随分たくさんのレンズをこのカメラで楽しんできましたけど、1年と少しばかり使ってきて、思ったのはファインダーは慣れてしまうと全然気にならないという事。笑ったのが、電源入れるまで真っ暗な電子ファインダーに慣れてしまうと、光学ファインダーのEOS Kiss X7を構えた時、電源入れ忘れていることが何度もあった事、あれは電源入れなくてもレンズキャップを外せば見えますからね。(笑)
ファインダーの使い勝手や癖がわかってくると、だんだん馴染んできましたな。むしろそれ以外の色々できることが楽しくなってきたわけで。特に富士フィルムさんならではのフィルムシミュレーションにはハマりました、色々なフィルムのテイストを楽しめますからね、ブラケッティングにフィルムシミュレーションを登録しておくと、一回シャッターを切るとテイスト違いで3枚撮れるのもいいところ。(笑)
どのメーカーのものもだいたい同じだと思うのですけど、できる事が多い分、各種設定項目が多くて、最初頭に入ってきませんでした、ここはもう少し分かりやすくして欲しいですけどね。
今までと違うところもありましたけど、約1年使ってみて写真の楽しみを広げてくれたカメラだと思いますね。時代がミラーレスカメラ一色になるのも分かる気がしましたよ。

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