Windows10でCドライブの容量が急に無くなった件
自作Windows機は、バックアップ用も含めて、繋いでいるストレージの容量を表示するように設定しています。棒グラフでどれぐらい使ってるかと、残りどれぐらいが分かるようにしているのですな。普段はブルーの棒グラフが残り容量10%を切ると赤で表示されます。そろそろヤバイよってのが一目瞭然なので便利なのですな。
で、最近Cドライブが赤で表示されるようになりました。Windowsの大型アップデートをすると、不具合があった時に前に戻れるように、一時的に以前のデータを保管するので、容量を圧迫する事はあったのですけど、何日かすると自動的に削除されて、容量を解放するので元に戻るのですな。
ところがそれとは関係なく容量がみるみる減っていく現象が起きました。Cドライブは128GBのSSD、システムとアプリケーションしか入ってません。データは別の1TBのSSDに入れているので128GBで十分な容量なはずなのですけど、残り10%どころか、どんどん減って残り2GB近くなってヤバい状況。
ややや、これはウイルスにでも感染したかとビビったので、調べたところそのような兆しはありませんでした。なのに容量が減りまくり。コレは徹底的に原因究明をしなくてはなりません。困った時のGoogle先生、早速検索するといっぱい出てきましたな。まずは何がそんなに容量を食っているのか調査、diskinfoというフリーウエアでCドライブの中身を見てみると、ユーザーフォルダが異常に肥大化しているのが分かりました。
さらに調べて、分かりましたよ。結論を先に言いますとですね、原因はEvernoteと、iTunes。まずEvernoteですけど、ブラウザで使わずに、アプリケーション版をパソコンにインストールしていると、ローカルにもデータを保管するようになっているそうなのですな。検索が早くなったり利点はあるのですけど容量は必要になるわけで、10GBもありました。保管場所は変えられるので、Cドライブからデータドライブに変更して空きを確保。
次にiTunes、これのバックアップデータが肥大化の一番の原因でした。ipadやipod touchを繋ぐたびに作られるバックアップデータがどんどん溜まっていたという。調べたらワラワラありました、47GBだって。(笑)1年以上前のバックアップまで残っていたという。最新のだけ残して即行削除した事は言うまでもありません。
普段からWindowsのメンテナンス系アプリで、システムをクリーンな状態に保つようにしていたのですけど、調べてみるとそれを使っても削除できないまま残ってしまうものがあるそうで、この際一気に大掃除したところ、Cドライブの空きが半分ぐらいまで回復してしまってビックリしましたよ。
言ってみれば片付けられないまま、気がつけばゴミ屋敷になってた部屋に住んでいたようなもので、全部削除したらスッキリ広々になったようなもん。同じ症状でお困りの方は一度調べてみるといいかもしれませんな。
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