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2019年5月 9日 (木)

レンズの改造、ちょっとお休み。

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リコーキャディのレンズをXマウント用に改造してみたのがきっかけで、不調カメラのレンズを次々に改造してしまったオジサン。すっかり勢い付いて4本作った顛末と試写のアレコレは過去記事に上げておりますので、よろしければ読んでやってください。
最初はカメラのボディーキャップをベースにして、取り出したレンズを付けてやれば簡単なのじゃないかと考えたのですな、材質もプラスチックですし、加工はしやすいのじゃないかと思ったわけで。ところがレンズを無限遠位置にしてピントが来るところを探ってみると、ボディーキャップはマウントに密着しすぎていて、レンズをかさ上げして少し前に出してやらないといけない事が分かりました。つまりスペーサーを作ってやらないとピントが来ないのですな。
これはチョット手間がかかるなぁと、口径の合う厚みがあるリング状のものを作るか、塩ビパイプなどを切って加工しなければなりません。きちんと精度を出すのも難しそう、なのでもっと上手い手はないかと考えていたのですけどね、たまたま手持ちのマウントアダプターを眺めていて、これに組み込めば上手く行くのじゃないかと、精度も強度も出しやすそうですし。内側の段差になっているところにスペーサーを挟んでレンズをネジ止めしてはどうかと思いついたのですな。
やってみるとこれは正解でした。元のボディーをノギスで測って計算、スペーサーの厚みを割り出して、まず簡単に切り出せる厚紙でテスト用のスペーサーを作り、レンズを仮止めしてピントの確認。OKだったら厚みの近いアルミ板かアクリル板で本番の製作、スペーサーはエポキシ系接着剤で付けてもよかったのですけど、きちんと穴を開けネジを切ってねじ止めしました。最終的に無限遠を出すのはレンズのヘリコイド側で調整するやり方で組み込んだのですな。
市販のマウントアダプターを使うので、その費用はかかりますけど、ボディーキャップに組み込むよりもしっかりしたものになるので長く使えていいかと。立て続けに4本作りましたけど、チョイとばかりお休み。
実は机の上に2本改造待ちのレンズが転がっているのですけど、ボディーから取り出して見たら、簡単には組み込めない構造だったわけで。これをどうすれば組み込めるか目下考え中、全長の短いマウントアダプターを使えばなんとかなりそうなのですけど、まだ上手い答えが出てません、かなり時間がかかりそうな予感。急ぐものではないのでじっくりやってやろうかと。(笑)
他にも改造してみたいレンズはあるのですけど、ジャンクカメラを扱うお店がどんどん減って、素材になるカメラ自体が見つからないというのもあって、少しお休み。改造済みの4本のレンズも使ってやらなくてはなりませんからね。

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