初物食いならぬ、初物撮りは長生きする?
初物食いは長生きをするって言いますな、俗説ですけど75日寿命が延びるそうで。我が家の食卓は、お高いもの以外は結構初物が登場する率が高いかもしれません。松茸やカニやフグはお目にかかりませんけど、ホタルイカや春キャベツや新玉ねぎは登場します。あっそれから新酒もね。(笑)
庶民が楽しめる初物って、その季節になると市場やスーパーでも、たくさん並ぶようになりますし、お値段も手頃なのがいいところなのですけど、地元の早春の味わい「イカナゴ」は毎年どんどん値上がりして、「くぎ煮」を作りたくても手が出なかったですな。キロ4000円だって、以前は900円ぐらいだったのですけどね、新聞記事で見たのですけど、大阪湾がキレイになったおかげで、餌になる微生物が減って育たなくなっているそう。地元の漁港も、以前は早朝からイカナゴ漁の船がいっぱい出ていたのですけど、今年は資源保護のため早々に打切りになってしまったそうで。
「イカナゴの釘煮」って言ってみれば小魚の佃煮みたいなものなので、そんなにたくさん食べられるものではないのですけど、炊きたてのご飯にのせて食べたり、細巻きのお寿司にしたり、お酒のアテにもなる逸品、無いとやはり寂しいですなぁ。それでも一応食べておかないとって事で、行きつけの立ち飲み酒場で頂きましたけどね、これで75日長生きですな、でもお酒飲みすぎたら寿命縮まりますけどね。(笑)
初物って、それが出回ると食卓が華やかになりますね、オジサン、ホタルイカが好きなので季節になると、お家でもお店でも食べますな。お家では和風に酢味噌和えもいいのですけど、菜の花とホタルイカのパスタなんてのを作ってみたりします。ただワインが飲みたいだけなのですけど、この料理だと家内受けもいいので、ワインしこたま飲んじゃっても怒られませんからね。(笑)
食べ物の初物もいいのですけど、カメラと写真のブログですのでね、初撮りと言いますか初物撮りの話題も書かないといけません。オジサンがいつも撮っているのは街のアレコレ。初物なんて縁がない世界、大自然風景を撮るのをライフワークにしている方だとこの季節は桜を追いかけたりするのでしょうけど、オジサンの場合家内に誘われて渋々桜を見に行くような有様なので、特に興味が無いという。
でも行かざるを得ないので出かけますけどね、桜なんて実はどうでもよかったりします。愛でたところで食べ物の初物みたいに75日長生きできるわけでも無いですしね。ただ桜を眺めてボ〜ッとしてるのは間が持たないのですな。
家内はそういうところで何時間でもボ〜ッとしてられる人。結構キツイですな、なので何か食べながらお酒飲んじゃってます。春とはいえ、薄ら寒かったりするので内側から温めませんと。(笑)
で、ほろ酔い気分になると、桜を撮るのもどうでも良くなってしまうわけで。誰が撮っても桜は桜、キレイですけど毎年同じような写真ばかりなので飽きちゃうわけで。面倒くさくなって日向ぼっこしながら、うたた寝してたら風邪をひいてしまうという。初物撮りって長生きしそうじゃなさそうですな。(笑)
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