冬の訪れで感じる日々のアレコレ。
今年は暖冬だと、天気の長期予報で言っておりましたけど、暖冬とはいえ冬であることに代わりはないわけで、それ相応に街も人も冬の装いになっておりますな。
季節を感じさせるアイテムは色々ありますけど、この季節はまずクリスマスの飾り付けはお約束。地元の商店街にある古いお店のショーウインドーにもサンタのミニチュアが「今年もお呼びが掛かりましたんで」って立ってます。毎年恒例この季節だけの助っ人外人、いわば季節労働者、いいですなぁこれで一年食えるなんて。12月26日からは干支の置物に選手交代。(笑)
なにぶん古い商店街なので、ちょいとばかり寂れた感もあって、歩いているのはお年寄りが圧倒的、サンタにプレゼント持ってきてもらうより、デイサービスに来てもらう方が現実的な方が多いと思いますね。サンタは毎年恒例でも、お年寄りは毎年高齢ですからね。(笑)
ま、そんなのをウォッチングしながら、ゆるゆる撮り歩くのがオジサンのスタイル、写真撮ってるというより、ただの散歩かも知れませんな。カメラに装填したまんま、中途半端に残っているフィルムも撮り切ってしまわないといけません。現像所の年内稼働日に間に合わせて仕上げてもらわないとお正月休みにフィルムの整理が出来ませんからね。
ただ、オール金属製のクラシックカメラは手がかじかみますな、震えながら操作してますよ、手ぶれには十分注意しながらね。(笑)
日が短い分、短時間でさっさと撮って、フィルムではもう限界になったらデジカメにチェンジして感度上げて、続きを撮るというのも有りですな。もうそんなに撮れませんけどね、いつでも撮れるという安心感はあります。
カメラ片手に、リハビリも兼ねた街歩き、ゆっくり歩きながらウォッチング、面白そうなものをカメラで拾い集めていると季節のアレコレが見えてきますな。ブーツ姿の女性が増えてたり、道端に手袋の片方だけが落ちてたり、自動販売機に缶入りのお汁粉とコーンスープが並んでいたり、南京町の露店も、いつもより多くセイロを並べて豚まん、角煮まん、小籠包の湯気を、これでもかってぐらいボウボウにしてたりします、湯気って見てるだけで暖かい気分になりますからね。湯気の向こうに立ってるお店のお姉さんも、ソフトフォーカスかかっていつもより美人度3割り増しかと。(笑)
ゆっくり季節を拾い集めたら、本日終了。いつもの酒場で湯気の上がったお湯割りとおでんで、オジサン的季節を感じる仕上げをするわけでありますよ。(笑)
| 固定リンク | 0
コメント