2018年の写真ライフを振り返る。
昨年の大晦日の記事に、「フィルムって楽しいって事をありとあらゆる手段を使ってお伝えして行かなくてはならないって気合い十分な大晦日。」って書いてました。
そのつもりで走り出した2018年、ところがどっこい春先にX-T20を買ってしまったおかげで、すっかりデジタル一色な一年になってしまいました。フィルムカメラを使っていないわけではないのですけどね、使用量が激減する結果に。今までだと、出かけるとフィルムは必ず使い切って、即行現像に回す流れだったのですけど、使い切れず次回に回す事が多くありました。
その代わりオールドレンズの持ち出し率は急上昇、マウントアダプタのおかげで、なかなか使ってやれなかったレンズも、持ち出してみようかって気になりましたからね。特に若い頃に使い倒していたキャノンFDマウントのレンズは、一眼レフだとフランジバックの関係で、使い勝手が限定されて悪かったのですな。ミラーレス一眼だとその辺りあっさりクリア、長年使ってきたレンズでもう一度写真が撮れるのが一番の収穫でした。
APS-CフォーマットのX-T20だと、ペンFの交換レンズが、ほとんどそのままの画角で使えるのもマル。目測カメラのROBOT STAR1の交換レンズを開放で、背景ぼかして撮るなんてオリジナルボディーでは実現できなかった事が楽しめたのも大きかったですな。オールドレンズ遊びが忙しくて、フィルムカメラに手が回らなかったわけで。フィルムカメラのテイストで撮れる富士フィルムさんのデジタルカメラのおかげで、すっかりデジタルな人になってしまいましたよ。
ま、フィルムカメラで撮ったものは、お正月休み中に複写して、おいおい記事にしていこうかと。(笑)
このブログを見に来てくださる方の検索内容を見ていると、以前はフィルムカメラの機種名で検索が多かったのですけど、正直なところどんどん減っています。フィルムカメラを使う人も、興味を持つ人も減っているというのがヒシヒシと感じられますな。この流れは止められないでしょう、カメラ自体も古くなって修理もできなくなっていくでしょうからね。緩やかに終焉に向かいつつある事を受け入れざるを得ないという現実。
でもコダックの「エクタクロームE100」発売という明るいニュースもありました。首を長くして待っていたアプリ「Filmlab」がリリースされた事もフィルムファンにとっては明るい話題だったかと。
フィルムとフィルムカメラとオジサンの体力がある限り、使用量が減っても使い続けますけどね、ただスマホでしか写真を撮った事が無いような世代に、デジタルカメラよりもっと昔のフィルムカメラの楽しさ面白さを伝えるって、ブログでいくら記事にしても検索してくれないのじゃ意味が無いという状況、もうどうしたらいいのか分からなくなってきましたな。映える写真と、響くタイトルで面白おかしく書くしかないかと。(笑)
そんな事を思いつつ、今年最後のよもやまカメラ、来年はカメラにとっても写真にとっても面白楽しい事がたくさん起こる一年でありますように。
それでは皆様、今年一年よもやまカメラに訪問いただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。今年一度も使わなかったカメラワースト3、フルオートのカメラはほぼ全滅でした。せっかくフィルムで撮るのなら、マニュアル露出で撮りたかったわけで。出番が無かった罪滅ぼしに写真を撮って掲載。(笑)
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