Xマウントレンズ「XF27mm F2.8」事始め。
ファーストインプレッションだと訳すと「第一印象」って事になりますな。実際にこのレンズで撮ってみた感想なので「事始め」の方が何となく気分かなと思いましてね、そういうタイトルにしてみました。(笑)タイトルって大切、いいタイトルが思い浮かぶと、それだけで文章書ける気がしますからね。
そういうわけで今回は満を持して買ってしまった、Xマウントの単焦点レンズ「XF27mm F2.8」についてアレコレ書いてみようかと。買ってからしばらく経っているので、すでに名作がいっぱいで選べませんよって言いたいのですけどね、実は全然撮れてません。休日の度に雨だったり、お仕事入ってしまったりで、まともに撮れてませんよ。こういうのは結構ストレスですな。早く撮ってみたいし、記事にしたいし、色々思いはあるのにお家で撫で回しているだけなんて。(笑)
ま、一応スペック辺りも書いておきますね。大きさは森永エンゼルパイぐらい、全長の短いパンケーキタイプなのでボディーに付けても出っ張り感を感じさせません。重さ78gとXマウントレンズの中では最軽量、手にしてもレンズ持ってる感じがしませんな。(笑)35ミリ換算で41ミリ、画角55.5度、絞りリングは無くてボディー側のフロントコマンドダイヤルでコントロールするタイプ、絞りオートで使うときには最小絞りから更にダイヤル回すとオートになります、ここチョット面倒くさいところ。
オートフォーカスは速いですな、動いてる音がしっかりします。動作音が耳障りというレビュー記事を見ましたけど、オジサン全然気になりませんでした。雑踏の中で撮っていて、そんなもん聞こえませんよ。図書館で盗撮するには、うるさいでしょうけどね。(笑)
最短撮影距離は34cmと寄れないレンズですけど、軽快にスナップするには何の問題もないかと。専用フードはありません。パンケーキレンズなので持ち歩き優先でフードを用意しなかったのか、無くても問題ない性能なのか、確かめてみなくてはなりませんな。今時のレンズですからたぶん無くても問題無いように設計しているかと。(笑)
クラシックカメラを使っておりますと、今どきのレンズって、ここまでやらないとフレアが出ないのってぐらい出ないのにオドロキますな。左は太陽画面の隅っこに入れて、無理やりフレアが出るように頑張りました。で、右の写真、カメラをちょこっと下に向けるともう出ない。フード用意してなくても実用上問題無いって事でしょうな。
というわけで、やっとこさ晴れた休日に持ち出して撮ってみました。まず使い勝手ですけど、軽くて小さいので全く負担になりません、軽快にサクサク撮れますなって、サクサク歩けないのでじわじわ撮り歩きましたけど何だかいい感じ。
オジサンが今まで使ってきたカメラで言うとFujica35-SEやマミヤ35S、ミノルタA5のようなレンズ交換のできないレンジファインダーカメラで撮り歩いているような感じとでも言いましょうか。丁度いい画角が遠近感を強調するでもなく、自然で見たままに撮れます。
しばらく撮り歩いていると、画角が身に付いてきて、このぐらいの所からカメラを構えると、この範囲が丁度画面に入るなってのが分かるようになります。ズームレンズが当たり前の今時に、あえて単焦点レンズを使う一番の楽しい部分。画角と視線が一体化してカメラが眼の延長になるような感覚。こうなるとやめられない止まらない、カメラはかっぱえびせん状態に。(笑)
眼にした物全部撮ってやるって気分で撮り歩くには最高のレンズかと。さんざん撮り歩いても、この軽さだと疲れませんしね。ヘタレオジサンにはもってこいでした。ということで今回の写真はすべてXF27mm F2.8で撮ったものです。
久々にがっつり撮り歩いた後の一杯が、いつもより美味しく感じたのは言うまでもありません。(笑)
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