早起きは三文の得以上だったりする写真事情。(笑)
仕事で早起きしなくてはならない場合は、目覚ましセットして必死で起きますな。義務と責任がありますからね、社会人としては当然かと。ところが好きな事で早起きしなくてはならない場合、釣りだったり、山登りだったり、ゴルフのコンペだったり、色々あるかと思いますけど、なぜか目覚ましより先にスパッとお目覚め、何であんなに爽やかに起きられるのでしょうね。
ま、好きな事ってそれだけテンション上がるわけで、うかうか寝てなどいられないココロの高揚感が、体内時計をいつもより早めにセットしてくれるのかもしれません。(笑)
写真も同じ、今日は朝から撮りまくってやるぞって時は、すごい早起きでも苦になりませんな。むしろ早めに目が覚めて、外の天気を確認しながらすでにワクワク。早起きは三文の得と言いますけど、写真の場合三文以上の得だったりしますな。スタートが早いとそれだけチャンスも増えますからね。
若いとき、日の出の写真を撮るのが楽しくて、休日になると200ミリの望遠レンズにテレコンを付けて撮っていました。地元の漁港の先にある灯台のすぐ横から日が昇るのを狙ったわけですけど、その構図で撮れるのは毎年2月の厳寒の季節のみ。
防寒対策で使い捨てカイロ貼りまくって、三脚にカメラをセットしたら後は日の出を待つだけ。釣りに来ている人たちに混じって三脚立てて、寒さに凍えながら待ってましたけど楽しかったですな。近くの釣り餌屋さんの自動販売機でカップヌードル買って食べるのが楽しみ、寒いといつも以上に美味しく感じました。
日が昇り出すとほんとシャッターチャンスは一瞬、ファインダーの中で見る見る昇っていくお日様にモードラぎゅんぎゅん回してフィルム1本撮ったら終了。ほんの短い時間でしたけど、すごく充実感がありました。
撮り終わってもまだまだ早朝の時間なので、まだ目覚めてない商店街を撮りながら帰るのがいつものパターンでしたな。人のいない早朝の商店街って、以外と面白いモノが撮れたりして、早起きが三文以上になったわけで。
そういう経験があるせいか、今でも家内と旅行の際は、オジサン一人早起きして、寝ている家内を横目に街の散歩に出かけます。夜通し賑やかだった歓楽街の静まりかえった朝の景色なんて宝の山ですからね。街の違った表情がいっぱい撮れますよ。
写真を撮るためだったら、早起きしようなんて思わなくても、勝手に目が覚めるのは写真好きならでは。早起きは三文の得ってイイ言葉ですな。(笑)
出てきてしまいました。その時の日の出写真。撮影データ見たらカメラはキャノンT90、レンズはFD200mmF2.8に2倍のテレコン2つ付けて800ミリにして撮ってました。
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