ニコンのクローズアップレンズと革ケース。
阪神百貨店カメラ修理コーナーの閉店セールで買ってしまった色々なものの中にニコンのクローズアップレンズがあります。2種類売ってたのですけど両方買いました。マクロレンズを持っているのでクローズアップレンズは実は必要がないのですけどね、見たとき何だかそそられるものがあったのですな、お値段も閉店セールという事で激安というか、あり得ないお値段でしたし。
何に使うのかというと拡大鏡代わり。老眼なので細かな文字を見るときに必需品になってます。いつでも手に取れるように机の上に転がして置いて便利に使おうかと思ったわけで。二つ重ねればさらにデカく見ることができますからね。しかも撮影用のものなので、周辺部までハッキリ見えます。100円均一ショップで売っているような、安い拡大鏡だと周辺部分が滲んでしまって、レンズの真ん中付近しかまともに使えないのがあるのですけど、これはそうはなりませんからね。
レンズの外枠にはNikon Fの文字があるので、たぶんその頃のものだと思います。日本のカメラ史に残る名カメラ、ニコンFの純正アクセサリーというだけで何だか普通よりイイもののような気がするのはオジサンだけではないでしょう。(笑)
厚みがあってしっかりした外枠にはまったレンズを手にすると、いろんなものを拡大して見てみたくなりますな。キャンプに持って行けば、お日様の光を集めて焚き火の火をおこすのにも使えると思いますよって、そんな奴いないでしょうけどね。(笑)
たかがクローズアップレンズなのに何だか格好いいのですけど、それに輪をかけて格好いいのが、入っていた革のケース。茶色の革に日本工学のマークが押されている、このレンズ専用のもの。ホックで留めるようになっていて、厚めの革にえんじ色のビロードの内張りがしてある、いかにも手の込んだものなのですけどね、実は最初この革ケースに心が動いたのですな。こんな小さなものなのに手を抜かずに丁寧に作ってあるなぁと。
あまり使われてなかったのかスゴクきれいでしたしね。思わず手に撮ってしまって中を見たらクローズアップレンズだったわけで。これだけしっかり作ってあるケースなら小銭入れに使えるかもと、イケナイ考えが浮かんだオジサン。でもきれいなのでそのまま飾っておきます、何だか使うのモッタイナイ。(笑)
カメラがまだまだ高級品だった時代、アクセサリーだけでなくそのケースも丁寧な作りなのが多いですな、二眼レフのレンズフードや外付けのセルフタイマー、単独距離計などなど。小さなアクセサリーでもしっかりした革のケースに入っているのが当たり前でした。ケースに入れて目に付くところに転がしておくだけで何だかシアワセ。この頃のニコンのマークはオーラがありますなぁ。(笑)
| 固定リンク | 0
「 写真用品いろいろ」カテゴリの記事
- amaran 100d SってLEDライト。(2024.08.17)
- ジャンク撮影機材でマンフロットの自由雲台。(2024.08.11)
- カメラ以外、ほぼ中華なスタジオ。(2024.07.14)
- やっぱこうなるだろうなと、激安ストロボ追加。(笑)(2024.07.11)
- ココは譲れないのよ、アベンジャーのグリップヘッド。(2024.06.30)
コメント