立ち飲み百景39 酒場の友は明日への活力。
新装開店して以来、ほぼ帰り道の寄り道処にしている「元町世界長」、おかげで今まで通っていた、別の立ち飲みに全然行かなくなりました。酒飲みって実は薄情な人種。今まで行っていたお店よりも、和むお店を見つけたらあっさり乗り換え、前のお店での楽しい思い出も、さっさと過去のものにしてしまって新たな第一歩を歩み出すわけで。(笑)
オジサンにとって世界長は先代の時から通う、界隈で一番和む酒場だったので、それをそのまま引き継いでくれて、同じように飲めるというのが何よりの楽しみなのですな。ほぼ毎日のように寄り道しておりますと、いつもお見かけする方も、それなりにたくさんいるわけで、そういう方々と世間話で盛り上がる時間がとても大切なのですね。
仕事の後にリセットして帰りたいという気持ちなのですけどね。そこには仕事上の絡みも、利害関係も無い、いつもお見かけするけど、どこで働いているのかどころか、名前も年齢も知らないままの方々と、お目にかかる面白さがあるわけで。
最初は一人で飲んでおられますけどね、何かのきっかけで世間話に花が咲くと、急に饒舌になって色々しゃべってくれますな。オジサンにとってそういう会話は、ほぼ全部ブログネタ、楽しい、危ない、暴言、独りよがり、独断、偏見に満ちあふれた会話は、立ち飲み百景シリーズの栄養源でありますからね。(笑)素敵な方が多すぎて困ってしまうぐらいネタには不自由しませんな。書かざるを得ない方が満載、楽しい方もそうでない方も含めて酒場の夜は一日の終りの貴重なひとときなわけで。
不思議なもので、酒場では「また今日もお目にかかりましたな」で、面白おかしく世間話をする方々と、酒場タイム以外の時間帯にしらふで出会ったりすると、なんだか変にぎくしゃくして、ぎこちないあいさつなんかしてしまうという。
休日のショッピングモールで相手が家族やお孫さんと一緒だったり、朝の通勤電車で横に立ってたりしたときですな。気まずいというわけではないのですけどね、お互い酔っぱらっているとき以外を見た事がないので、なんだか変な緊張感が。あいさつして一言二言話しますけど、酒場という舞台じゃないのでどうもスムーズじゃないところがあったりします。(笑)「じゃ、またいつものところで」って事で終わりますけどね。
で、いつもの酒場で「この間は、とんだところでお目にかかりましたな」「あの辺りにお住まいですか」って事で滑らかに会話が弾むという、お酒があると無いとでエライ違い。しっかり立って、サクッと呑んで、小一時間でサヨナラまた明日が基本の濃い時間でありますよ。(笑)
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