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2018年5月13日 (日)

X-T20を使い出して感じたこと。

デジカメはキヤノンEOSをメインに使っていたオジサンが感じた、どこも似たようなもんって思っていたデジカメでもメーカーの姿勢によってアプローチの仕方が全然違うところを書いてみようかと。
言ってみれば、デジカメの基準と言いますか、自分の中での物差しはEOSがベースになっていたわけで、それが当たり前というか、天下のキヤノンが作るカメラですから間違いはないと思っていたのですな。それに風穴を開けてしまった富士フイルムさんの、極めてフィルム寄りのデジカメはオジサンにとっては新鮮なオドロキでした。
インターフェースや全体の使い勝手で感じた細かな部分はキヤノンの方が手慣れた感があって、実際使ってみてもこなれていると思いましたけど、フィルムを作ってきたメーカーならではの絵作りと言いますか、撮った写真の印象や撮りたい写真に対する細かな設定の部分はキヤノンでは気が付かないだろうなってところの設定が実に豊富と感じました。豊富すぎて全部頭に入ってこない。(笑)

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まず使い出して、EOSだとフィルムのテイストとずいぶん違うので、RAWで撮って後で付属のソフトやLightroomで追い込んでいって完成という流れだったのですけど、X-T20では撮るときの設定ですでに完結。なのでRAWは試しに撮ってみた以外全然撮ってません、ずっとJPG。
後からいじるという感覚がないのですな、つまりフィルムで撮っているのと同じ感覚で撮れます、そのために事前に設定しておく項目が多いわけで。どちらが正しいとかじゃなくてフィルムを作ってきたメーカーならではのアプローチなのだと思いました。
長年フィルムを使ってきたオジサンにとって、デジカメを使っていながら違和感がすごく少ないというか馴染んでしまいましたよ。EVFのワンテンポ遅れた感やバッテリーすぐ無くなる問題は、まだまだ違和感ですけど、純粋に撮る事に関しては極めてフィルムカメラ寄りだと申し上げておきたいなと。気に入りましたよこのカメラ。
マウントアダプタでオールドレンズを付けていると、ますますデジカメ使ってる感が無くなりますからね。とりあえずシャッター切って押さえておこうって気分じゃない。フィルムカメラの時と同じ、きちんと露出計で測って考えながら撮るのが楽しいのですな。そのためのサポートの設定が豊富なのも○。撮る事に対する姿勢の違いをすごく感じてしまったわけで。
撮影後の画像確認はOFF、事前の設定をしておいて、後はアナログなダイヤル操作でフィルムカメラと一緒に同じテイストで撮り歩けるデジカメ。そういう二刀流を楽しんでいますよ。(笑)

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