ROBOT STAR1のレンズをX-T20で楽しむ。
ゼンマイ仕掛けのフィルム巻き上げで、35ミリフィルムを使ってましかく写真が撮れるROBOT STAR1。このブログに何度も登場しているので、ご存じの方も多いかと。ペーパークラフトで自作したケースのおかげで、持ち出し率もアップ。おかげで頼り切っていたマミヤスケッチの負担も少しは減らせたかなと思っておりますよ。
このROBOT STAR1、目測のカメラなのにレンズ交換が出来るのですな。独自のスクリューマウントなので素早い交換は無理ですけど、たぶんそういう目的でのマウントではなかったのでしょう。
一度大阪の大きな中古カメラ屋さんで大量のボディーと交換レンズ一式がずらりと並んでいるのを見たことがあります。コレクターの方が手放したのでしょうね、これだけのロボットを見たのは、後にも先にもそのときだけでした。実用と言うよりもコレクターズアイテムなカメラなので探してもほとんど出てきませんな、特に交換レンズだけってのは全然見かけた事がありませんよ、どこかにはあるのでしょうけどね。
オジサンが持ってるROBOT STAR1はSchneider-Kreuznach Xenar 38mm F2.8という長ったらしい名前のレンズが付いてました、これしか持ってない。(笑)X-T20を買ったとき、手持ちのレンズを生かしてやろうとマウントアダプターを探していたのですけど、まさかロボット用のがあるとは思いませんでしたな。
たった1本しか持ってないレンズのためにマウントアダプターを買ってしまったのは、持ってるROBOT STAR1ボディーのコンディションがあまりよろしくないのでいつ動かなくなるか不安なのと、目測カメラのレンズを一眼カメラに付けて、シビアにピントを合わせて撮ってみたらどうなのか、さらにF2.8の開放絞りを生かして背景ボケボケなんてのも試してみたかったのですな。(笑)
使い勝手もなかなか、マニュアルフォーカスアシストを使ってシビアにピント合わせが出来ますし、目測で使っていたときのようなピントに対する一抹の不安が全然無いのもイイですな。
リバーサルフィルムで撮っていたとき、ややアンバー寄りで濃厚な写り具合のレンズだなって印象で好きだったので、それがX-T20で楽しめるのは、思えば実に今時だなぁと。
画像サイズで1:1のましかくを選べばファインダーもましかくになるので、撮っててなんだか違和感がなくなりますな。デジタルカメラで撮ってる感じがしない。小さなシルバー鏡胴のレンズなので、X-T20に付けた感じもなんだかカッコいい。(笑)そんなこんなで撮り歩いてみました、いかがでしょうか。
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