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2018年5月26日 (土)

ROBOT STAR1のレンズを開放絞りで。

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マウントアダプターという悪魔の輪っかのおかげで、手持ちのオールドレンズがX-T20で使えるようになりました。で、一番最初にROBOT STAR1に付いているSchneider-Kreuznach Xenar 38mm F2.8を付けて撮り歩いてみたのを記事にしましたけど、どの写真も問題無くイイ写り、天気のいい日にフィルムカメラと同じ露出で撮り歩いたのですから、日差しのあるところだとシャッタースピード1/250秒でF11ぐらいになってしまいます。おまけにX-T20はISO感度200始まりなので1/250秒、F16。これだけ絞ってしまうと古いレンズでも隅々までシャープに写りますな。あまりオールドレンズを楽しんでいる事になってなかったんじゃないかと思ってしまったわけで。

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もちろんわざと開放絞りになるようにして試してもみましたけどね。ちょっとばかり中途半端だったかなと。これはリベンジということで、F2.8の絞り開放だけで撮り歩いてみました。シャッタースピードはオートに合わせてカメラ任せにしておけばサクサク撮り歩けます。マニュアルフォーカスアシストでピント合わせはシビアに出来ますしね。ROBOT STAR1のボディーに付けて撮っていたときには、ピントが目測だったので絞り開放なんてまず出来ませんでしたから、そう思えばレンズにとってこれは試練かと。(笑)

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ちょいとばかり結果が楽しみな撮り歩きでしたけど、以外というか思ったよりよく写るというのがオジサンの感想。当然ながら周辺部は描写が甘いし、流れてますけどね、今時のレンズが高性能すぎるわけで、それに慣れてしまっていると評価は厳しくなるかもしれません。
当時のレンズ製造技術の事や時代背景を重箱の隅をつつくように、今の目線で書き連ねるのもひとつの手ですけど、オジサン的にはもっと大らかに楽しみたいなと。何十年も前のレンズを最新のデジタルカメラに付けて今の景色を撮り歩くというのが、古いレンズにとってちょっとタイムスリップ感があるのじゃないかなと思うわけで。当時は最新だったレンズが見る今の景色、描写や性能よりあの頃の味わいを大切にするのも有りかと。

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今回は画像サイズをすべてタテヨコ比1:1のましかくに設定、ブラケティングにVelvia、プロネガHi、ACROSの3種類のフィルムを登録、ワンショットでフィルムテイスト違いの3カットが撮れるようにして撮り歩いてみました。こんな感じです、いかがでしょうか。

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写真1,4,6番目Velvia、2、5番目がプロネガHi、3番めがACROSというフィルムシミュレーションで撮りました。

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