現場から中継です。(笑)
工事現場って何でそそるのでしょうね。最近は囲いがされて、中で何しているのか分からない工事現場が多くなってしまって面白くないですけど、それでもそそる工事現場に出くわすと、思わず撮ってしまいますな。
オジサンがうろうろ街を徘徊するのは休日が多いので、工事現場も無人なのがほとんど、写真撮ってて怒られる事もありません。だからといって危なっかしい所に入り込んで撮ったりしてはイケマセン、当然ですが。
工事現場の全容といいますか、たたずまいといいますか、出来上がったら何になるのか想像を逞しくさせてくれるところがそそるわけで。(笑)置きっぱなしになっている専用の機械だとか、「中に入ってはいけません」や「工事中、ご迷惑をおかけします」の作業服で頭下げてるイラストの看板だとか、積み上げられた資材だとか、そういうのが白日の下にさらされている状況にわくわくしてしまうという、とっても変態な街の写真撮影。(笑)
出来上がったらどんな形になるのか、組み上げられた鉄骨の形から推測したり、出来上がるまで楽しめるところも良いところ。
以前職場で新しい建物を建てる話になったとき「写真撮っといてくれるか」って頼まれて、これはチャンスとばかり定点撮影をしたことがあります。出来上がるまでの3ヶ月間、毎日昼休みに同じ場所から撮影、更地に基礎が出来て組み上がって完成するまでを撮りました。撮った写真をパラパラマンガよろしくムービーにして見せたら大ウケでしたな、アイデアの勝利だったかと。(笑)
出来上がるところだけが工事現場ではありません、その逆もありますね。デパートのお中元お歳暮の解体セールや、物産展のマグロの解体セールなんてのも楽しいですけど、建物の解体工事も見てて楽しい物件ですな、民家の建て替えで解体中なんてのは「あ~こういう間取りのお家だったのね」と断面見ながら楽しめますからね。(笑)
商店街の飾り付けの解体も面白いですな、12月はクリスマスが終わった途端に迎春の飾り付けにチェンジ、昨日まで笑顔を振りまいていたサンタクロースのオブジェが無造作にトラックの荷台にトナカイやクリスマスツリーと一緒くたに載せられて運ばれていくのを見たことがあります。何だか悲しくてマヌケな光景でした。(笑)
小さな工事だけでなく、街の景観ががらりと変わるような大規模な工事も写真に撮っておくと後から街の歴史の記録になりますな。地元で20年ほど前に漁港を埋め立てて、アウトレットモールとヨットハーバーが出来たのですけど、今まで海だったところがどんどん地面に変わってゆくのを写真に撮ってました。今となっては撮れない写真。休みの度に出かけて行っては撮ってましたな、どんどん変化していく姿が面白かったわけで。
工事現場って良くも悪くも、将来何かになる過程の状態がさらけ出されているのが面白いところ、そのときは大して面白い写真でなくても5年10年後に見ると面白くなっていますからね、撮ってしまうのですな。(笑)
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