面白がりながら歩く、街の写真の醍醐味。
休日は必ずカメラを持って出掛けます。もう沢山のカメラやレンズを持って出ることは出来ないので、今日はこのカメラって決めた1台だけのシンプル装備、長距離、長時間歩けなくなっているので、この辺りを散策してみようと決めた所を、ゆっくり徘徊してフィルム1~2本撮ったら終了。なじみのお店で、ちょっと飲んでお家に帰るというのがいつものパターン。カメラオジサンの正しい休日のすごし方が板に付いてきたかと。(笑)
写真って、すごく個人的な創作活動なので、自分の好きなものを撮ればいい世界なわけで、花が好きな人は花を思うように撮ればいいし、鉄道が好きな人は鉄道をかっこよく撮ればいいわけですけど、写真に撮られるために花は咲かないし、列車は走っているわけでないので、その辺りマナーや節度は当然必要ですな。
入っちゃいけない所で写真撮ってたりしたら怒られますし、撮影禁止になることもありますからね、そうなると自分だけじゃなくて沢山の写真ファンにも迷惑になります。世の中のルールの中で最大限撮影を楽しむのは大人の写真ファン。何だか説教臭くなってしまいましたな、軌道修正。(笑)
振り返るとマンションの屋上にハニワが2つ並んでました。これゼッタイ狙って設計デザインしたと思いますね。(笑)
オジサンは街のアレコレが好きなので、そんなのばかりを撮ってます。何だかそれが肌に合うというか楽しいのですな。人が造りだす街のたたずまいや、間抜けさや、滑稽さにひかれるわけで、そういうのを見つけると思わずカメラを向けてしまうという。なのでいつでもどこでもどんな街でも写真が撮れます。
花だと咲く季節しか撮れませんし、雪景色は冬しか撮れません、星を撮ろうと思ったら夜しか無理だし、飛行機は空港や基地に行かないと飛んでない、キレイなお姉さんを撮りたくてもそんな人は知り合いにいないので、どう逆立ちしたって無理、ところが街の写真はオールシーズン朝から晩までOK、ふらりと出かけても確実に写真が撮れるという、ゆる~い写真。必要なのは観察力だけ、歩き回って疲れたら喫茶店で一休み。
気合いを入れて作品づくりをしている方や、コンテスト命や写真一途の方にすれば、ゆるすぎて「バカヤロー」って言われそうですけどね。裏返せば、いつでもどこでも始められるわけで、実は長く続いている理由でもあるのですな。街を面白がる気持ちとカメラがあれば誰でも楽しめる写真。
とある雑居ビルで見かけた、非常用ハシゴにイスを積んでバリケードしている様子。ってアカンがな。いざという時逃げられませんやん。何も考えずに積み上げたのでしょうね。
仕事で出かけた先での待ち時間でもサッとカメラを出してパシャパシャ。看板だったりショーウインドーだったり、その時によってカメラを向けるモノは変わりますけど、瞬間的に面白いと感じたものを撮っています。休日の街歩きも同じ、行ったり来たり、路地に入り込んだり、反対側に回り込んでみたり、カメラを持ってなかったら挙動不審者か空き巣に間違われますなぁ。(笑)
街で生まれ育ったオジサンにとって街はホームグラウンド。撮り続けていると、移り変わる街の様子も写真に残ります、無くなっていくもの、新しく出来るもの、廃れるもの、流行るもの、全部まとめて街の醍醐味。そう思うと、まだまだ撮り歩かなくてはって思うのですよ。(笑)
レストラン入口の装飾なのですけどね、よく見ると、アルミ缶を開いて花のように作ったものを散りばめているのですな。これってもはや芸術。(笑)
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