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2017年12月14日 (木)

そろそろ夜景撮影が忙しい季節。

師走の声を聞くまでもなく、先月末ぐらいからクリスマスの飾り付けがショーウインドーを彩るようになってきましたな。キレイな飾り付けや、イルミネーションはそれだけで街のにぎわい。仕事の後に写真を撮り歩くのが楽しくなる季節なのでありますよ。
日が短いので仕事が早く終わったとしても、帰る時間はもう真っ暗。気持ちを夜景撮影モードに切り替えて、仕事帰りの一杯ならぬ一枚を撮りに夜の街へ出かけるわけですな。一杯は後のお楽しみ。(笑)
こういう場合はデジタル一眼レフの方が便利なのは分かっています。感度をISO1600ぐらいの高感度に、絞りを開け気味に設定しておけばサクサク撮り歩けますからね。しかも撮ってすぐ確認できるので、明るすぎたり暗すぎたりしてもすぐその場で撮り直せます。短時間でかなりの収穫が得られるかと。
ただ昼間の撮り歩きと同じ感覚で撮れてしまうのが夜景を撮っている醍醐味に欠ける部分ではありますなぁ。デジイチサクサク夜景写真も楽しみ方のひとつのカードとしてキープしつつ、あえてフィルムで面倒くささを楽しみながら撮ってみようかと。(笑)
絞りとシャッター速度をマニュアルで設定できるフィルムカメラで、レンズは絞り解放にしておいてシャッター速度だけを変えながら撮るわけですな。入射光式露出計は役に立たないので、デジカメを露出計代わりにしたり、ipod touchに入れた露出計アプリを参考に露出を決めます。そのさじ加減が楽しいわけで。絞りを解放にしているので、ピント合わせはシビアに、一眼レフ、二眼レフ、レンジファインダーカメラだと問題はないのですけど、目測カメラは単独距離計できちんと測って設定、キレイなイルミネーションがピントボケボケなんて、演歌カラオケのイメージビデオにしかなりませんからね。(笑)
若い頃は三脚担いで撮り歩いてました、きちんと三脚立てて撮るのがいいのは分かっていますけど、さすがにもう無理なので、今は色んなモノに寄りかかってブレないようにしています。歳を取ると色んなモノに寄りかからないと生きていけないのは夜景撮影も同じかと。(笑)
路上に置いてある看板の上にカメラを乗せたり、電信柱に押しつけたり、いざとなったら支えになるモノなんていっぱいありますからね、写歴だけは長いカメラオジサンの経験上申し上げますと、臨機応変に動けば何とかなるものですよ。(笑)
一枚撮るのに時間がかかる歩留まりの悪い夜景撮影、フィルム1本撮り終わった後は何だか爽やかな疲労感がありますな。で、カメラをしまったらお楽しみの一杯が待っています。いや、別に無理に飲まなくてもいいのですけど、やはり寒い季節は内側から暖まりませんと。
この一杯があるから夜景撮影が楽しいのか、楽しく撮ったから飲みたくなるのか、お湯割り2杯目ぐらいには、そんな事どうでも良くなってますけどね。(笑)

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写真を探していたら、スゴク懐かしい夜景写真が出てきました。1999年から2000年になる年のカウントダウン。2000年問題なんてのがありましたな。(笑)

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