いつもの街で、初めての写真。
休日の撮り歩きは、元町界隈を中心にうろうろするのが定番というか、気に入っているのでそうなっています。
毎週飽きもせず同じ所をうろついて、撮るモノなんてあるのって思うかもしれませんが、あるのですな。いつもうろうろしているからこそ、見つかるアレやコレやが面白くて楽しいわけで、ちょっとした街の変化がよく分かります。
それをすくい取るように写真に撮るのが、オジサンの写真というかライフワーク、飽きてしまう事なんてありません。いつもフレッシュな気持ちでカメラを向けておりますよ。(笑)
もちろん旅行などで全然行った事の無い所だと、そのときしか撮れないですからね、アンテナを張り巡らして、面白そうなモノを時間と体力の許す限り撮りまくりますけど、そうではない楽しさが、いつもの街を撮るときにはあるのですな。定点観測的な部分もあるかもしれませんけど、ほんのひと月ほど歩かなかった所で、新しいお店ができていたりするのに出くわしたり、あるべきお店がいつの間にか無くなっていたりするのを観察するわけで、これはやはりいつも歩き回っている場所だからこそ感じられる変化だと思うのですよ。
季節によって街の景色が変わるのも面白いところ、たとえばクリスマスシーズンの飾り付けなんて、期間限定のいつもと違う街の表情ですからね、撮らずにいられないですな。そのときしか撮れないある意味プレミアム感があるわけで。そんな風に、じっくりゆっくり街を徘徊するのがオジサンのスタイルになっておりますよ。(笑)
大手日本酒メーカーのコマーシャルソングで「初めての街でいつもの酒~♪」ってのがありますけど、オジサンの場合は「いつもの街で、初めての写真」なのですな。観察する気持ちで撮り歩くといくらでも面白いモノが見つかりますからね。
それをそのときの気分でチョイスしたカメラで撮るわけで、カメラが変われば写真も変わるのが楽しい、特にフィルムカメラは個性的なカメラが多いですからね、中判やハーフサイズやフィルムフォーマットから選んだり、二眼レフやレンジファインダーやカメラの種類で選んだり、その日の楽しみ方で、持って出るカメラを選ぶところからスタートしている街歩き。
大自然の写真を撮る方が季節の移り変わりや、その時々に咲く花や活動する生き物を撮るのと同じかもしれません。オジサンはその対象が街の景色なのですな。
100%人が作り出した街の景色に面白さや間抜けさや滑稽さを感じるわけで。その街に暮らして撮り続けていると見えてくるアレコレ、街は生き物だと思うのですよ。
閉じ込められた美女。Mamiya Sketch
ショーウィンドーの中からニラミをきかす男。Canon Demi S
お店の外で立たされて反省中の人。Mamiya Sketch
コッソリと壁を登る人。Mamiya Sketch
商店街で焼き物の食器を商う恐竜。MINOLTA A5
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