ペンFTに25ミリレンズ一本勝負な一日。
世界で一番美しい一眼レフといっても過言ではないオリンパスペンFシリーズ、最近これの持ち出し率が上がっています。しかもあえて交換レンズを持って出ずに決めたレンズ一本をボディーに付けて勝負が楽しいのですな。
早い話一眼レフを持って出ていながら超軽量で荷物にならないところがオジサンの街歩きにベストフィットしているわけで、ハーフサイズなので36枚撮りフィルムで72枚撮れるところも○。フィルム1本撮り歩くぐらいの街歩きがヘタレオジサンのサイクルに合っているわけで。ドンケの一番小さなカメラバッグにカメラと露出計に財布と老眼鏡だけのミニマムセット。ペンFTって偉大な一眼レフですな、装備はミニマムなのに、撮る楽しみは全然ミニマムじゃないところがスゴイわけで。
どう考えても写真撮るより後の立ち飲みでの一杯を楽しみに歩こうかという罰当たりな撮影装備なのですけどね。でも実際この方が楽しく写真が撮れたりします。暑いですからね、長時間歩き回ると熱中症で倒れてしまう恐れもあります、特に港で撮ってると日差しを遮るものがありませんから、写真撮るのも命がけですよ。(笑)
ペンFTに標準、広角、望遠の3本セットが基本というのを少し前に書きましたけど、意識がモーローとするぐらい暑い中だと、レンズ交換なんてやってられませんな、滝のように流れる汗がカメラの上にボトボト落ちたらイヤですからね。
もう少し過ごしやすい季節になるまでお休みしてボディーに付けたレンズ一本だけで勝負、熱中症で倒れる前に撮り終えて酒場にたどり着こう作戦。(笑)
で、今回チョイスしたレンズはE.Zuiko Auto-W 25mm F4。35ミリ換算で35mmと広角レンズと呼ぶには今の目で見ると中途半端なところもあって、もう一本の20mmレンズの方が35ミリ換算で28mmなので出番が多いのですけど、あえてこのレンズで楽しんでみようかと。広角レンズは20mmと25mmしかないのはペンFシリーズの発売されていた時代を考えるとしょうがない事なので文句は言いませんよ。(笑)
開放F値がF4と、決して明るいレンズではないので、ペンFTの暗いファインダーだとピント合わせが、オジサンにはちょっとつらい部分があるのですけど、昼間の屋外だとまだ何とかいけますな。
ハーフサイズは被写界深度が深いので、思いっきりピントはずしする事はないですけど、見易くは無いですな。晴れた日の屋外だとシャッタースピード1/250秒でF11ぐらいになっちゃうので深度目盛りを見てその中に収まるように撮ればピント合わせの必要もないのですけど、せっかくの一眼レフですからわざと開放絞りで撮ってみたくなるわけで。
日差しの差し込まない路地なんかでF4になるような場所を探してみたりのレンズいじめ。(笑)っていうか暑くて日差しの場所ばかり居られないのもありましたけどね。
500mlのペットボトル2本がぶ飲みしながら撮り歩いた一日。こんな写真を撮りました、どうぞ。
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コメント
よもかめ亭主様、こんばんは。
最後の写真のインパクトに目が奪われました。
私が狙ってるのはやっぱり20ミリ。いつか買いますよ〜。
確かに暑い日に重い装備は厳しいですもんね。楽しいはずが段々苦行になってくるっていう(笑)
私も日陰の風が通るところで(ふぅー)と休憩しながら写真を撮ってます。
ペンFの記事を見ちゃうとまだペンFの順番じゃないのに持ち出したくなるー。
投稿: りえぽん | 2017年8月 5日 (土) 21時39分
りえぽん様、おはようございます。
最後のは南京町のお土産物屋さんの店先に立っているブルース・リーマネキンです。何故か撮ってしまうという物件。(笑)ペンの25ミリはちょっと中途半端ですね。なので20ミリはぜひ探していただきたいなと。ガラス素材のせいか白濁しやすいので、いいものを探してください。
投稿: よもかめ亭主 | 2017年8月 6日 (日) 06時07分