土用の鰻は、専門店で。
先週、夏に楽しむアテについて書きましたけど、鰻は登場しませんでした。お高いのでね、手軽に楽しむという感じではないのですな。スーパーで並んでいるのを見ても、結構いい値段してますからね。
なので、高いのなら買ってきたのをお家で食べるより、専門のお店できちんと食べる方が満足度が高いのじゃないかという事で、我が家では夏に一度だけ奮発してお店に食べに行くようになりました、ひと夏の贅沢。(笑)
鰻屋さんって店構えが立派なところが多いので、何となく入りにくい感じがするのですけどね、この季節は違いますな。お昼時は行列ができてるお店も。
路地には食欲をそそる、鰻の焼ける匂いが充満して行列客の食欲を逆撫でしています。今日は鰻を食べるぞって胃袋がスタンバイしているところに、この匂いですからね。もう値段がどうのこうのじゃないのですな、早く鰻を食わせてくれって、必死の顔で皆さん並んでおりますな。(笑)
オジサンのいつものお散歩エリア元町界隈には、何故か狭い範囲に4軒の鰻屋さんがあります。なのでお店選びには事欠かないのがいいところ。三宮だともっとお高い専門店もあるようですけどね、行った事がありませんな、名前しか聞いたことがありませんよ。(笑)
ある土曜日、家内が「今年も鰻食べに行かへん?」と言ってきたので、散歩がてら「行きましょか」。
鰻重や鰻丼って見た目よりもボリュームがあるので、それに合わせて朝食は軽めに、心と胃袋の準備が必要ですからね、何しろ年に一度の贅沢、万全の体調で鰻を迎えなくてはなりません。(笑)
で、カメラはミノルタオートコードをチョイス。オイオイ、鰻食べるのに何でカメラ選んでるのっておっしゃる方も多いかと思いますけどね、ここ重要。
鰻でお腹いっぱいになったら動き回れませんからね。中判6×6の12枚撮りぐらいが、腹ごなしのお散歩にはちょうどいいのですな。のんびり歩きながら撮って、ちょうど終わるぐらいの枚数がスマートかと。
カメラも選びました、お腹の具合もちょっと空いてきたかなぐらいのベストな状態でいざお出かけ。4軒のお店の中から、今年は「青柳」さんに。場所は元北通り、駅から近くてオジサン行きつけの立ち飲みの並びを西に行った所、「幸せの黄色いカレー」って記事で掲載した中華料理の香美園さんの真向かいにある老舗の鰻屋さん。
たたずまいもお店の中も渋くて、ランチメニューの鰻定食が1500円とリーズナブルなのが嬉しいですな、ちなみに鰻丼は1300円。
お昼時なので混んでましたけど、ちょうど前のお客さんと入れ違いですんなり座れたのでラッキーでした。家族でやっているお店のようで、ひっきりなしに入ってくるお客さんにちょっとドタバタしてましたけど。
座るとお膳がセットされて、吸い物や小鉢が並んでいきます。調理場の横で炭火で焼かれる鰻を眺めながら、待つことしばしで鰻重が登場。
ぱっと見た目は小さく感じるのですけどね、うまいうまいと食べている内にだんだんお腹いっぱいになってくるのですな、見た目以上にしっかりボリュームがあります、お腹ぱんぱん。(笑)焼きたての鰻は美味しいですからね、何だかわしわし食べてしまいましたな。
夏のプチ贅沢、やっぱり専門のお店で食べる鰻は格別、本日7月25日は土用の丑、皆さんもいかがですか。
えっ、ミノルタオートコードで写真は撮ったのかって?もちろん撮りましたよ。だけど二眼レフは失敗だったかも。前屈みでファインダーを覗くのは、お腹いっぱいの時は苦しいのがよくわかりました。(笑)
| 固定リンク | 0
「 食べる、飲む」カテゴリの記事
- JICA(国際協力機構)のランチで東アフリカを学ぶ。(2024.10.26)
- 染みついた、やめられない食べ方の癖。(笑)(2024.11.19)
コメント