クラフト作家の家内謹製、めがねケース。
わが家には普通のお家には無い物がいっぱいあります。家内がクラフト作家なので、それに必要な道具や材料が所狭しと置かれているという。お家と言うよりある意味工房と化しているのですな。
ごついミシンや、機織り機、糸を染める道具や紡ぐ道具などがいっぱい。それに伴って材料のストックもいっぱい。おかげでカメラのリングカバーを作るときに材料に事欠きませんでしたけどね、半端な革がいっぱいあったので、それをもらってチマチマ作ってました。
当然ながら道具や材料だけでなく、作った物もいっぱい壁に掛けてあります。作品展の時期になるとすごい事になっているのですな。うかつに触ると怒られるので、オジサン足を踏み入れないようにしています。(笑)
作ったものは知り合いの雑貨屋さんなどに置いてもらっているわけですけどね、儲かっているのかというと、そんな風には全然見えませんな。こだわりが強すぎるというか、自分の中で納得しないと先に進まない人なので、取り寄せた材料が思っていたのと違っていたりすると一から出直し、作り直しなんて事をやっているので、どう見ても儲けは出ていないような。(笑)
作る手間やコストを押さえて、量産できるような物を作ればいいのにと思うのですけど、言わぬが仏。よけいな口出しをすると後々ややこしくなりますからね、口にチャック。
作っている物は結構幅広いみたい。鞄は手提げやショルダー、リュックタイプもありました。他に革やフェルトを使った細工物などなど。フェルトって羊毛に石鹸水を染み込ませて、押し固めたり棒でつついたりして圧縮しながら形を作っていくのですな、作っているのを見るまで知りませんでした。機織りで生地を作ってそれを材料に作ったりもしています。
毎年夏になると、冬に向けてマフラー用に糸を染めてます。どでかい寸胴鍋で何か煮ているので、おでんかな、豚の角煮かなと思ったら糸。確かに美味しそうな匂いは全然してませんでした。(笑)染めた糸が物干しにずらりと干されているのは結構壮観、色がキレイなので写真撮らせてもらって載せたことがあったのを思い出しました。
で、最近黙々と作ってらっしゃるのが写真のメガネケース。チューブ容器を真似た形が面白そうだったので、一つお願いって頼んだら作ってくれたので、それをネタに書いてみました。雑貨屋さんに置いてもらうのにただいま量産中みたい、いっぱい並んでますな。
でかいサングラスは入らないかもしれませんが、普通のメガネはオールOK。老眼鏡が手放せなくなってしまったオジサンにはチョットお洒落すぎるメガネケースなのですけどね。(笑)
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