普通のカバンにカメラバッグになってもらおうか。
持っているカバンはすべてカメラバッグなオジサン。普通のカバンを持っていたのは学生の頃まででしたな。写真好きカメラ好きとしましては、カバンを新調する時は、カバン屋さんじゃなくてカメラ屋さんに出かけるのが当たり前だったという。まずカメラが安心安全に持ち歩けることが前提で、それ以外の必要な物がどれだけ入るかで選んでいたわけで。心斎橋のカメラのナニワさんにはよく行きました、テンバやドンケ、ビリンガムなんて舶来のバッグを品揃えしている所が神戸には無かったのでね。
カメラバッグ以外で一度だけ京都の一澤帆布のカバンを買ったことがあります。カメラバッグに転用してやろうと思って買ったものでしたが、これは失敗でした。カメラ専用ではないので使い勝手がよろしくなくて、おまけに意外と耐久力が無く、金具の破損でカバンが落下、クッション材を入れていたのでカメラは大丈夫でしたが、怖くて二度と使いませんでした。
写真を撮るのが楽しくなって、そこそこ機材も増えてきた頃、大枚をはたいて買ったのがテンバの中型モデルP-595、その頃プロカメラマン御用達の人気のバッグでした。モードラ付き一眼レフ2台にレンズ4~6本、フィルム20本ぐらい入れても全然余裕、オジサンもその頃は体力が全然余裕だったので、これで走り回ってましたな。(笑)
その後ドンケのバッグと出会ってカメラバッグの認識が変わりました。キャンバス地の軽量なバッグなのにすごく丈夫で、見た目以上の収納力、以来ドンケばっかりになっておりますよ。ただもうたくさんのカメラを持って出かける事も無くなって、大きなバッグは持て余して、小さな物ばかり使っておりますけどね。その中でも少し前に書いたドンケのF-8は出場率ナンバーワン、なんだか最近こういう小さなバッグにカメラ1台だけでお出かけがイイのですな。
で、長い前振りの後ここからが本題。(笑)数年前でしたか、街歩きでよく通りかかる若い人向きの雑貨&洋服屋さんの店先にぶら下がっていたカバン。ペットボトルの再利用で作った生地で出来ていると説明がありました。大きさ、形、色が気に入って衝動買い。2000円でしたのでね、何かに使えるだろうとパッと買っちゃったのですな。
お家に帰って家内から「似合わね~」と散々だったのですけど本人が気に入ったのですから無視してましたけどね。ところが買ったものの元々カメラバッグじゃないのであまり使わず、いつしかお蔵入りになって忘却の彼方に。衣替えで押入を片付けている時に発掘してしまったという。
これを何とかカメラバッグに仕立ててしまおうというのが今回のテーマ。早い話が、クッション材のインナーケースを入れて普通のバッグをカメラバッグに変身させようと言うオハナシ。あのクッション材で出来たインナーケースというのは便利ですな。今は色々なサイズのものが売られています。これを普段使っているカバンにセットするだけでカメラバッグに変身出来るというのがミソ。
オジサンも早速発掘したカバンを持って買いに行きました。実際にセットしてみない事には分からないですからね、売場では想像していたよりたくさん種類がありましたな。カメラ女子向けの色柄のものや巾着タイプで口が閉まるようになっているものなどたくさん。良さげなものを片っ端からセットして品定め。
買ったのはハクバ写真産業のインナーソフトボックスKCS-39-200BK、実売価格1650円。小型カメラと露出計と財布と老眼鏡がぶつからずに入ればいいのでこれに決めました。で、実際に収納してみるとこんな感じ。2000円の雑貨カバンがカメラバッグに変身した瞬間。重たいカメラは入れないのでこれで十分。オジサンにはお洒落過ぎるカメラバッグがひとつ増えました。(笑)
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