本日、6月1日は写真の日だそうで。
「写真の日」というのを調べてみたところ、1841年(天保12年)6月1日が日本人により初めて写真撮影がなされた日だったので、この日を写真の日として制定しましょうと日本写真協会によって1951年(昭和26年)に決まったそうですな。
ところがよ~く調べてみたら、日にちが間違っていたという、本当は1857年(安政4年)9月17日に撮っていたのが後から発覚、しかしもう6月1日に決めちゃっていたのでそのままにしてしまったそうですな。
訂正するにも後に引けない事情があったのでしょうね、日本写真協会なんて名前ですから、お偉い方々のプライドやら、意地やら、世間体だのがあったのではないでしょうか、よく分かりませんけどね。(笑)
というわけで本日6月1日は「写真の日」ですって、なんだかありがたみがありませんな。そういう事情を知った後だと。この日の事を知らない人の方が多そうですし、とても世間一般に認知、定着している感がありませんけど、写真好き、カメラ好きとしては一応覚えておいた方がいいかも、ぐらいでいいんじゃないでしょうか。(笑)
これが祝祭日に昇格して国民の休日って事になればもっと値打ちも出るのでしょうけどね。認知度だと11月11日は「ポッキー&プリッツの日」の方がみなさんに知れ渡ってますよ、ポッキーにすら勝てない写真の日を何とか盛り上げようと書いておりますけどね、面白そうなことが思い浮かびませんな。(笑)
色々調べてみると、写真の日にちなんだフォトコンテストなども行われているようで、この辺りはお約束かと思うのですけど、日本写真協会主催の「写真の日記念写真展」の公募は選考料が応募作品1点につき19歳以上1500円だって、たくさん応募できませんな。賞の名前もレディース賞やヤング賞って書いてありました。ヤングですか、もう死語だと思っていたのですけどね、久々に見ましたなこの言葉。(笑)
ま、コンテストはともかく、もっと大々的に写真の楽しさを伝えるようなイベントが出来ないものかと思うわけで。たとえば映画の日は1000円で見られるというのが定着してますが、それと同じように写真の日にはコレがあるよっていうようなものが作れないかと、オジサン思うのでありますよ。業界やカメラメーカーや販売店を巻き込んでやったら何だかすごい事が出来そうだと思うのですけどね。
例えば有名な写真家をヨドバシ各店に一日店員として出向なんてどうですか。どのお店に誰が来るかは当日まで分からないようにして、アラーキーや篠山紀信さん、カメラ女子に人気の蜷川実花さんが、ヨドバシの制服着て何の前触れもなくカメラフロアに立っているという。田中長徳さんは当然ライカ売場でウンチクを。(笑)
見つけたお客さんは超ラッキー、大先生にカメラ選びを手伝って貰って、ポイントも当日限定で2倍付ければ集客は確実かと。(笑)
出来っこないのは分かっておりますけどね、写真の日らしい、あっと驚く仕掛けがあればもっと認知して貰えるのじゃないかとバカバカしいことを考えてしまったオジサン、正直なところ本日6月1日が「写真の日」だって皆さん知ってました?(笑)
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コメント
よもかめ亭主様、こんばんは。
知りませんでした、写真の日。
この日に好きな子をフィルムで撮ったら告白、とか
中高生向けのイベントはどうでしょう(笑)
なんかテレビでインスタントカメラやったらしいですね。
夫に色々聞かれましたよ。「買わなきゃダメなやつあるのか?」って(笑)
投稿: Myrrh | 2017年6月 1日 (木) 20時10分
Myrrh様、おはようございます。
中高生向けイベントはイイですね。スマホでしか写真撮ったことがない子達ばかりでしょうから、いじりがい、洗脳のしがいがあるかも。(笑)
テレビの件は知りませんでした、ましかくチェキの宣伝用番組だったのでしょうか。
投稿: よもかめ亭主 | 2017年6月 3日 (土) 06時02分