今度はニコンが創立100周年
キヤノンのEOSシステムが、3月で30周年というニュースを見て記事を書きましたが、今度はニコンが7月で創立100周年だそう。今までの歴史を紹介した記念サイトも公開中だそうです。ということでキャノンを書いてニコンを書かないわけには行かないですからね、思い出を色々書こうかと。(笑)
オジサンはキヤノンをメインに使っているので、ニコンのガチなファンというわけではないのですが、それでも色々使わせていただきました。ま、たまたま最初に買ってもらったカメラが、キヤノンの一眼レフだったのでキヤノンを使い続けておりますが、ニコンを買ってもらっていたらニコンを使って来たと思います。父親が使っていたらしいキヤノンの交換レンズがなぜか残っていたので、それが使えるボディーということでキヤノンを選んだだけで、その頃特にこだわりは無かったわけですな。
ニコンのカメラで初めて使ったのが実はデジタルカメラだったという。誰も知らないでしょうが、富士フイルムと共同開発したDS-505というカメラ、ニコンブランドでは違う名前だったような。バカでかいPCカードに画像を記録するという、CFカードなんてまだ一般的じゃ無かった頃だったかと。
レンズのピントリングやズームリングの回転方向がキヤノンとは逆だったので、戸惑いまくってましたな。しかもボディーは普通の一眼レフとは違う形で使いにくく、お世辞にも良いカメラだとは思えませんでした。画素数も少なくてたったの130万画素。デジタル一眼レフ黎明期の製品ですが、それでもおもちゃみたいなコンパクトデジカメとは全然違ってきれいでしたね。
その次に使ったのがニコンD1。今回の掲載写真はこれで撮ったもの、普通の一眼レフと同じ見た目で、背面の液晶モニタがデジタルカメラだと主張してましたな。これは良いカメラでした、頼み込んで交換レンズと共に貸してもらって、休日に撮りまくったのを思い出しましたよ。フィルム一眼レフと変わらない使い勝手でサクサク撮れました。画素数は274万画素、A4サイズにプリントしてみても十分だったので、この先一眼レフはデジタルになるのだろうなと思いましたが、実際あっという間にそうなりましたね。(笑)
自腹を切って買ったマイファーストニコンはCOOLPIX 880。その頃、車椅子&松葉杖生活だったので、大きなカメラは持ち歩けず、小さくて使い勝手と画質の良いカメラを探していてたどり着いた物、キャッチコピーは「デジグラファーになろう」。これは壊れるまで使いまくりましたな。ワイドコンバーター付けっぱなしでも大きくないので、いつも首から下げて通院の行き帰りに撮ってましたが、使いすぎたのかある日突然動かなくなって終わりました。
カメラ以外ではフィルムスキャナのSUPER COOLScan4000ED、ミノルタとキヤノンのフィルムスキャナも使っていたのですが、それよりも遙かに高性能でした、値段も全然違ってましたけどね。フィルムのデジタル化にずいぶん活躍してくれた名スキャナ、これが無かったらアナログとデジタルの橋渡しはできなかったかも。
そうそう、ブロニカS2の交換レンズ、NIKKOR-P 7.5cm F2.8とNIKKOR-H 50mm F3.5を思い出しました。どちらもシャープな良いレンズ、特にNIKKOR-P 7.5cm F2.8はカメラに付けても出っ張りが少なくブロニカの標準レンズとして使い勝手も描写も抜群の一本。撮りまくったなぁ。(笑)今はニコンの製品は何も持ってませんが、思い出はたくさん残りました。
創立100周年という事で、何か出そうな気がするオジサン。昔のカメラやレンズの復刻はあり得るかも知れませんね。
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