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2016年12月18日 (日)

失敗できない写真の緊張感。

写真好きを公言していると、友人知人から撮影を頼まれることがあります。結婚式だったり、お稽古事の発表会だったり、お店のメニューに載せる写真だったり色々。ギャラも商品券だったり、お高いお店でご馳走だったり、ズバリ現金だったりこれも色々ありました。(笑)
こういう場合、頼まれて嬉しい反面、失敗できない緊張感もあるわけで、結構プレッシャーだったりしますな。特に結婚式は緊張度マックス、身なりもきちんとして行かなくてはならないので、着慣れない服を着て両肩にカメラは動き回るのも大変。
結婚式場のように専属のカメラマンが撮ってくれていて、こちらはスナップ程度でイイよってな場合は気が楽なのですけどね、以前教会で同僚の結婚式を撮ったときにはプレッシャーでした、街中の普通の教会で信者の方の手作り結婚式、当然専属カメラマンなんていませんからね、白羽の矢が立ったオジサンは前日徹底的にカメラの点検と準備、当日は朝早くから教会の下見に出かけ、式の時と同じ照明にしてもらって、あっちこっちで露出計で測ってました。式次第も頭に叩き込んでいざ撮影。絶対はずせないシーンがいっぱいあるので走り回ってましたな。後でビデオ見せてもらったら、ちょこまか動き回っているオジサンの姿がいっぱい。(笑)
結婚式ほどではないですが、発表会の舞台写真も緊張します。踊りだったり、楽器の演奏だったり、決めのポーズの所は押さえておかないといけないのでね。ところが動き回れる場所が限られているのですな、舞台の前を横切るときも、カメラを両肩に屈んで、観てる人のじゃまにならないように移動しなくてはなりません。次の日は膝がガクガクしてました。(笑)
集団を撮るのも結構大変、子供会の役員の方に頼まれて、神戸祭りのパレードの写真を撮ったときのこと、「報道」の腕章付けさされて、100人のちびっ子たちと一緒に移動しながら撮影したのですが、全員満遍なく撮っておかないと後で「うちの子が写ってない」って怒られますからね、必死でしたな。でもみんな同じ服を着ているので、どの子も同じようにしか見えなくて、しかもデジタルカメラなんて無い時代でしたのでね、途中でフィルムチェンジなんてしてられない、3台のカメラを提げて走り回ってました。気が付くとパレードの終着点、もうヘトヘト。
その後、全員で記念撮影だったのですが、これまたちびっ子たちがじっとしてくれない、100人もいると、横向いたり、目をつぶっていたりで、何枚も撮った中からやっと2枚だけまともなのが撮れてましたな。(笑)
頼まれた瞬間からじわじわ来る緊張感。嬉しい反面プレッシャー。デジタルカメラになってすぐ確認できるし、いっぱい撮れるのでこの辺りずいぶん楽になりましたけどね、もう引き受けたくありませんな。(笑)

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商店街のメンズファッションのお店に貼ってあったポスター、きれいな人を撮る時も緊張しますな。(笑)

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