オジサンのライフライン復活
フィルムカメラを楽しむのに、必要な物はカメラとフィルム。当たり前のことですが、それだけではありません。現像してくれる所が必要。ところがどっこい、それがホント無くなってしまっているのですな。
モノクロフィルムを自分で現像引き延ばしするのなら、家庭でも出来ますが、カラーになるとお手上げ、オジサンのようにリバーサルフィルムの使用率がダントツトップなフィルムファンにとって、現像所は絶対無くなってもらっては困る場所、それがどんどん無くなっているという。
ネットで注文する現像所を利用する手もあるので、それを利用すればまだまだ大丈夫ですが、出来れば直接お店に出しに行きたいという気持ちがあります。
以前書いた、「オジサンのフィルムライフは…。」と言う記事の中で、いつも出していた現像所が廃業してしまって、今は違う所に出していることを書きました。商店街の中にある写真屋さんなので、便利と言えば便利、ただ商店街の終わる時間が早いので、普段の日には全く出しに行くことが出来ないのですな。
それと仕上がりが遅い、土日しか行けないので、リバーサルの仕上がりは月曜にフジフィルムさんの現像所送りになって、火曜日に出来上がるわけで、そうすると平日は間に合わないので次の土日に受け取ることになります。まるまる一週間、仕方がないのですが。
それまで出していた所は、仕事場の近所、昼飯食べに出たときに放り込んでおけば次の日の午前中には出来上がっているというスピーディーさ、お値段もほんの少し安かったですしね。オジサンよりだいぶ年輩の、写真にちょいとばかりうるさそうなご主人とスタッフ2名で切り盛りしていたいいお店だったのですが、ある日突然廃業してしまったのですな。年齢的なこともあったようで、色々無理も聞いてくれて便利だったのですが残念な結末…。
つい最近、昼飯を食べに出たところ、見覚えのある看板が通りがかったマンションの入り口に立てかけてありました。廃業してしまった現像所の名前がそこにはありました。「えっ」と思って入ってみたところ、あのご主人が。
聞いてみると廃業したものの、それまでのお客さんから、現像してくれる所が無いので何とかならないかと問い合わせが相次いだそうで、老体にむち打って再開したそうです。マンションの一室に場所も移転して、スタッフは使わず、奥さんと二人で週四日に規模縮小ながらもう一度スタートさせたとのこと。オジサンのライフライン復活しましたよ。
現像してくれる所があればリバーサルでがんがん撮れますからね。「いつまでやるかわからへんで」とご主人は笑ってましたけどね、細く長く続けていただきたいなと思っておりますよ。
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コメント
ラボはLOVE(ラブ)→愛です。どんなに富士フイルムさんがフイルムを売ってくれても殆どの人はカラー現像は出来ないと思います。私もモノクロは高校(何十年前だっての!)の時にやってましたがカラーはまったくお手上げです。(^_^;
でも近所に信頼できるラボがあるのはうらやましいですね。
投稿: レイの父親 | 2016年11月11日 (金) 09時38分
レイの父親様、おはようございます。
ラボはラブに座布団一枚。(笑)
富士フィルムさんがフィルムを作り続けてくれる間は現像所は無くなることはないと思いますが、不便にはなりましたね。
私も昔押し入れで現像引き伸ばしをしていたので、モノクロのフィルム現像だけ、もう一度復活させてもいいかなと思っています。
投稿: よもかめ亭主 | 2016年11月12日 (土) 07時00分