ハロウィンってただのコスプレ祭り?
ハロウィンの飾り付けで街がにぎわっておりますが、調べてみたところ古代ケルト人の宗教的な祭りが起源で、アメリカに伝わって民間行事になったそうですな。さらにそれが我が国に伝わって歪んでしまったわけで。
早い話、伝言ゲームで都合良く伝わって最初の面影は木っ端みじんになったイベントなのが我が国のハロウィン。カボチャだってあんなオレンジ色のモノなんてなじみがないですからね。日本のカボチャは緑色がデフォルト。クリスマスやバレンタインデーと同じで、みんながアホ騒ぎできるモノでないと定着しないのが我が国の輸入イベントのスタイル。
ま、キリスト教徒でもないのに子供の頃クリスマスには色々お世話になりましたのでね、ハロウィンをとやかく言う資格はありませんけどね。(笑)
本当の意味をほとんど誰も知らないであろうハロウィンで街がにぎわうのはかまいませんけど、オレンジ色と黒ばっかりで色彩的にはどうかと。牛丼の吉野家さんが目立たなくなってしまいそうって、いらぬ心配ですか、そうですか。(笑)
正直言ってハロウィンって盛り上がっているのでしょうか、色々飾り付けされてたり、洋菓子屋さんの店先にはハロウィン限定のお菓子が並んでおりますけど、その割には盛り上がってる感が見えてこないというか、分からない。
オジサンの感覚が完全に部外者モードなので、何も感じないのかもしれませんが、この時期ニュースで見かける、コスプレというか仮装というか、ややこしい格好をした若者で街が占拠されている様子を見ると、どこか別世界のような気がしますが、あの子たちは盛り上がっているのでしょうね、でも全然入ってきませんな、「ふ~ん」って感じ、ただ騒ぎたいだけにしか見えない。(笑)
祭りと言えば、我が街にも祭りがあります。海の神様を祭ったそれなりに歴史のある祭り。駅前の神社で神事が行われて、町内ごとの御輿が練り歩くという。小さな漁港の街なので、海の神様に豊漁や安全を感謝するためのものが本来の姿、その部分ははっきり言って地味なのですが、祭りの最中は神社の広い境内に屋台がたくさん並んで、人で賑わいます。そうするとそれを目当てに騒ぎに来るバカが必ずいるのですな。で、警察とにらみ合い。
何が楽しいのか大声張り上げている、ややこしいカッコをした若いグループやら、どう見ても高校生か中学生ぐらいなのに、けばけばしい化粧をして座り込んでいる女の子グループやら、今でもこんな奴居るのってな、直視できないぐらい恥ずかしい改造をした単車で乗り付ける暴走族やら。神社が駅前のほぼ直結な場所にあるので駅前ロータリーは、そんな奴らでいっぱい、ホント田舎者の集まり。(笑)
オジサンはたこ焼き買って帰るぐらいしかしませんけどね、そういうの見てると、ハロウィンにせよ、祭りにせよ、バカ騒ぎできないとイベントじゃないってのが定着しているのが何だかなぁと思ったのでした。
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コメント
イベントの是非は置いといて皆と一緒なら怖くないの理論でしょうね。いわゆる群集心理の一つです。昨日は我が町でも仮装大会やってましたよ!明日はストームトルーパーのヘルメットが届きます(爆)。
投稿: レイの父親 | 2016年10月30日 (日) 08時57分
レイの父親様、おはようございます。
昨日の帰りの電車の中に顔半分大怪我したメイクの子や、かぼちゃの服の子やら、ややこしいのがいっぱい乗ってました。どこで調達してくるのでしょうね。(笑)
投稿: よもかめ亭主 | 2016年10月30日 (日) 09時16分