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2016年2月 4日 (木)

レンセイ製菓さんという洋菓子屋さんのこと。

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「カメラと写真とよもやま話を神戸から。」というキャッチコピーを付けているので、神戸の事も書かなくてはなりません。
もうね、カメラのことや写真のことだけでなく、色んな書くことがいっぱいですな、かくかくしかじかを書いて、汗をかいて、恥をかくという。
文字通り文字を書くのは、もじもじしていては書けませんな。思いついたことは片っ端から書く覚悟で確信を持って書いてブログに載っけて拡散させるという。かくして訪問者も増えて格が上がるというわけで。いきなり「かく」尽くしで何とか行数稼ごうという隠れた努力も怠りませんよ。(笑)
で、神戸の事と言うことでレンセイ製菓さんを。JR元町駅から神戸駅にかけての高架下のモトコーと呼ばれる商店街の中にある老舗の洋菓子屋さん、JR元町駅西口から歩けばすぐに見つかります。
洋菓子と呼ぶには余りにもレトロなお菓子なのですが、コレも立派な洋菓子、見た瞬間懐かしさに涙する方もいるかと。
年季の入ったお店のたたずまいもそそります。特にお店の北側の狭い路地の辺りは実にイイ感じで、何度も写真撮ってますな。新しくレンズを買ったときなど、テストをかねてここでよく撮ってました。過去に撮ったのを調べてみたら結構な数の写真が出てきたのですが、全然感じが変わってない。
時間が止まったかのように同じたたずまいのままなので、写真もほとんど変わり映えがしないのですが、それがまたイイのですな。このままであり続けて欲しい場所。
店の表側は入り口の横にガラスケースがあって進物用の箱に入ったお菓子が並んでます。学生の頃、古本屋さんやカセットテープの安売り店やスニーカー専門店があったので、買い物の時に良く前を通ってましたが、お菓子の卸売りのお店だと思っていたので入ったことはありませんでした。小売りもやっていたのを知らなかったので。
もうそのころには街中にケーキ屋さんがいっぱいあったので、こういうタイプのちょっと昔の洋菓子はほとんど見かけないし食べなくなっていたのもありました。
創業は戦後すぐだそうで、ご主人は台湾ご出身の方。昔ながらのバタークリームを使ったお菓子で、今はマーガリンになっていますが、絵本や童話に出てきそうな見た目のお菓子は一つ100円です。置いてあるカゴに好きなものを選んでいくスタイル。
日によって置いてある種類が変わるようですが、パン屋さんで使っているような平たい箱にズラリ並んだお菓子を見ていると、つい懐かしくてアレもコレもカゴに放り込んでしまいますな。

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5つばかり買って帰って家内と休日のおやつにしましたが、見た目を裏切らない味わい、しっとりやふんわりの対極にある食感と甘さとでも言いましょうか。
「あ~、小さいとき、こういうのよく食べたな~」という味わい。若い方には通じないかもしれませんが、オジサンはこういうの良く食べてました。甘さの中に懐かしさが蘇るようなそんな洋菓子、おひとついかがですか。

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コメント

キャーおいしそー!!
よもかめ亭主さま、うらみますよ?
そんな女性には目の毒になるような、ステキなモノを
載せるだなんて、もう!怒りましたからね(笑)

投稿: あんみつ☆乙女 | 2016年2月 7日 (日) 07時51分

あんみつ☆乙女様、おはようございます。
見た目は可愛らいいのですが、正直なところ今の洋菓子のつもりで食べるとかなりビックリするかもしれません。まさしく昭和30年代へタイムスリップな味わいと食感ですのでね。そこかかえって若い方には新鮮なのかも。

投稿: よもかめ亭主 | 2016年2月 7日 (日) 09時35分

叔父の家が山本通りでしたので、子供の頃はよく寄っていました。
(屋号は知りませんでした^^;)
フルーツのシロップ煮みたいなのを固い生地の上に乗せたお菓子が
あったと思うのです、あまりに遠い昔でもう味も思い出せません…。

投稿: 鍛冶屋 | 2016年2月 7日 (日) 23時52分

鍛冶屋様、こんばんは。
今時の洋菓子とは別物の味わいですが、これが今でも当たり前に売っているところがスゴイなと思っています。

投稿: よもかめ亭主 | 2016年2月10日 (水) 22時35分

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