白菜漬けが我が家の定番
お漬け物って偉大ですな。ご飯ワシワシいけますし、お酒のアテにもなりますしね。野菜が摂れるしビタミン豊富だし。最近はお漬け物が食べられない若い人がいますが、白いご飯を食べないからそういうことになるのでね、これではいけません。
父親は京都人なので、お漬け物が無いと死んでしまう人(笑)子供の頃はお漬け物を漬ける母親の姿を見て育ちました。手伝いをしている内に作り方を覚えてしまって、結婚してからは家内に伝授、今やぬか床は我が家の財産でありますよ。
ぬか床を作っておくと年中お漬け物が食べられるので実に便利なのでありますが、冬場になるとそれとは別に白菜を漬けます。以前「白菜漬けさえあれば」という記事で作り方を書きましたが、白菜の美味しくなる季節の我が家の定番、作るのも楽しい作業なのでこれはいつも私がやっておりますよ。
白菜ひと玉を漬け込んで、重石をして寒い玄関に置いておけば数日で水が上がってくるのですが、それから更に1~2週間、最初は透明な水が少し白濁してきたぐらいが食べ頃サイン、発酵しているのが見て分かります。これを一月ぐらいかけて食べていくという、無くなったらまた漬けてだいたい冬場で白菜3玉ぐらい漬けてますな。
自宅で漬けると何がいいかというと、とにかく持ちます。市販の白菜漬けは何故か数日で味が変わってしまうのに、そうはならないのですな。市販のものは何かややこしい薬品とかで短時間で漬け物風にしているのでしょう、美味しくありませんしね。我が家では白菜漬けもぬか漬けもお金だして買うものとは思ってませんので、家で作れないお漬け物以外は買いませんけどね。
お漬け物って、もっと簡単に作ろうと思えば実は簡単。白菜の葉っぱ一枚を幅5ミリぐらいに繊維に直角にざくざく切ってボウルに入れて、鷹の爪半分を細かくちぎったのと細切り昆布と塩を入れて混ぜたのに、小皿を伏せてふたをして、水を入れたペットボトルを重石にすれば一晩で浅漬けの出来上がり。
昆布と塩の代わりに市販の塩昆布を使ってもOK。今の季節だと、かぶや小かぶをスライサーで薄切りにして同じようにすれば千枚漬け風になりますしね。漬かり具合は時間で調整、これはお好みで。しっかり漬けると昆布の旨味がにじみ出て、ふたを取ると見事に糸を引いてますな。
小皿に盛りつけて、日本酒でイッパイやろうかと。そのあとはお茶漬けでシメるというのがいつものパターン。沢山はいらないけれど、無ければ困るのがお漬け物のポジション。
オジサンもだんだん父親に似て、お漬け物がなければ死んでしまう人になりつつありますよ。(笑)
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