よろず屋食堂
和洋食、中華の分け隔てなく、作れるもんは何でも作りまっせというのが大衆食堂のスタンスではないかと。
以前、仕事で田舎道を走っていたとき、昼飯を食おうという話になって、どこかにないかと探していたがお店らしきものがまるで無い。とりあえずしばらく走っていたところ何もない道沿いにポツンと一軒のお店が見つかったので入りました。
そのお店は表から見ると食堂なのですが、横手に回ると喫茶店の看板、反対側にはスナックの看板、裏に回るとカラオケの看板と建物四面すべてが別の店の看板だったのですが、どの店から入っても中は同じ、要するに一軒の店の同一フロアで食べ物も飲み物も酒も唄もすべてのご要望を受け止めましょうという、前向きなのだか、めんどくさいのか、儲けたいだけなのか何だか知りませんが、とにかくガンバッテいる店だったのでした。(笑)
たぶん他には店らしきものが見当たらなかったのでその一軒が唯一なのでしょうが、その地域の人たちにとってはアミューズメントスポットというか、社交場というか、くつろぎの場なのだと思われます。今日はどの入り口から入るかで、気分も変わるというものなのでしょう。これはなかなか大事なことでありますね。
以前あちこちにできて、一瞬で消えていった屋台村というのに近いものを感じましたが、がっちりと地域密着しているところが強みなのかもしれません。
ある意味何だか頼もしさを感じる店だったのでした。
元町の金時食堂さん。ガラスケースのおかずを取ってご飯と味噌汁を頼む昔ながらの食堂、もちろん居酒屋使いもOK。あれもこれも頼むと結構いい値段になってしまうのが玉にキズ。
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