白黒付けるぜ!!
哀川翔さん主演の「ゼブラーマン」という映画のキャッチコピーに「白黒付けるぜ!!」というのがありましたが、写真で白黒付けるってのは当然ながらモノクロ写真のオハナシだろうなと、察しのいい方ならすでにお分かりかと。(笑)
モノクロ写真に関しては未だにもう一度やってみたいという気持ちがありますね、宝くじでも当たったら、自宅に暗室構えて、じっくりやってみたいという。
現像タンクやバット、薬品を入れる茶色の瓶など一通り処分せずに実家に置いたまま、引き伸ばし機はさすがにダメになったので処分しましたが、もう一度買ってキチンとモノクロ写真に染まってみたいという気持ちが心の片隅にありますよ。
若い頃はお金がなかったのでもっぱらモノクロ、父親の知り合いから譲り受けたモノクロ現像、引き伸ばしセット一式で写真を楽しんでました。押し入れを暗室にして、狭い暑いで夏場は大変でしたが楽しかった。
フィルムも行きつけの写真屋さんがフィート缶から巻き直しのトライXを安くしてくれてたのでいつもそれを使ってました。
撮っては現像し、フィルムはどんどんたまっていくのですが、印画紙を買うお金がなくて密着プリントばかり。それを眺めて厳選し、これぞと思うものだけを大きくプリントしてましたが、いつも失敗できない緊張感がありましたね。号数違いの印画紙をそろえるなんて夢のまた夢、いつかは贅沢に印画紙を使ってプリントしてみたいと思っておりました。
あの頃は神戸でも大きなカメラ屋さんに行くと、それなりに暗室用品や印画紙を置いていましたが、そんなに種類は多くなかったように思います。
大阪の梅田にヨドバシカメラができたときは衝撃的でした、暗室用品コーナーには引き伸ばし機がずらり、印画紙も見たことないのがいっぱい、現像タンクだけでもいろんな種類があって目移りするぐらい品ぞろえが充実してました、カメラフロアだけで一日遊べる、さすがヨドバシと思いました。
休日に写真を撮り歩いた後、ヨドバシに行って閉店までうろうろするのが楽しみで、いろんなもの買いましたな。
モノクロ写真に関しては、譲り受けた時点でかなり老朽化していた引き伸ばし機がお亡くなりになったのと、リバーサルフィルムをメインに使うようになってやらなくなり、その後MacでPhotoshopというデジタルな暗室に変わっていきました。
Photoshopを使い出して、覆い焼きツールや焼き込みツールなんて暗室作業そのままのツールがあるのに感動、失敗してもコマンド+Zで何も無かったことにしてくれるのにこれまた感動、カラー写真をモノクロにするのもいろいろテクニックがあって、解説本見ながらのめり込んでました。
フィルムスキャナで取り込んでデジタル化した写真は、Photoshopの魔法でどんなことでもできるのが楽しかった頃です。
ただ、Photoshopがどんなにすごくても、暗室の赤いセーフティーランプの下、現像バットに浸した印画紙に像が浮かび上がってくる瞬間の感動はありません。未だにモノクロ写真をキチンとやってみたいという気持ちが捨てきれないのはあの感動をもう一度という気持ちがあるからかもしれません。
酢酸の匂いで鼻が痛くなることはPhotoshopでは起こりませんけどね。(笑)
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