昭和歌謡再発見3 振り付けに釘付け
「アンタ、好きゃな~昭和歌謡、また書くの」って言わないでね、好評にお答えして第三弾、シリーズ化出来そうな予感。(笑)
ま、聴けば聴くほど味があるのでね、昭和歌謡はおじさんにはネタの宝庫。まだまだ書きまっせ。
で、今回は振り付けのことを。振り付けが印象的な歌手の方と言えばまず思い浮かぶのがピンクレディー、一世を風靡したどころか社会現象にまでなった方なのでね、みんな真似してましたな。
以前「探偵!ナイトスクープ」という番組で、探偵の間寛平さんが街行く30代女性にピンクレディーの振り付けが出来るか調査するというのをやってましたが、「もう忘れました」といいながら曲がかかるとみんな完璧に踊りこなしてました、ある世代以上の方にはDNAに組み込まれてしまっているというか、染み着いてしまっているのでしょうな、関西人のノリの良さもあるでしょうが、いきなり振られてもイントロ部分から当たり前のように踊れてしまうという、番組見ながらこちらも体が動いてしまいましたよ、頭の上で腕ぐるぐる回して「ユッフォ~」って(笑)
ピンクレディーは王道というか定番というか、どの曲も振り付けが印象的で、健康的なお嬢さんという感じの歌手だったので、学校で真似しても怒られなかったように思いますが、それより少し前に一世を風靡した山本リンダさんは真似すると怒られましたな。
「ウッララ~ウッララ~ウラウラよ~」ってPTA的にはヨロシクなかったかと、アクション歌謡なんて呼ばれてたような。
ヘソ出しルックでセクシーな大人の女の人が激しい振り付けで踊って、しかも歌詞は扇情的でヤバイとなると、子供には聞かせられなかったのも頷けますが、そういうのに限って子供は真似するというのが世の常、流行りましたわ、ヘソは出しませんでしたけどね(笑)
他に怒られ系だと、夏木マリさんの「絹の靴下」のフィンガーアクションも流行りました。金井克子さんの「他人の関係」も振り付けが話題になった曲でしたな。パッパッパヤッパーって、もう怒られてばっかり。(笑)
男性歌手で振り付けが圧倒的にかっこよかったのがジュリーこと沢田研二さん、「勝手にしやがれ」の真似でみんな帽子飛ばしてましたな、歌も旨かったし、見た目も最高にカッコいい、もうあんな人は出てこないでしょうなぁ。
ビジュアル系ロックバンドとか、よく分からないカッコや化粧してるのがいますが、あの頃のジュリーの足元にも及ばないと思ってしまうのは昭和のおじさんだからでしょうか。
歌謡曲が輝いていたあの頃、テレビつければ歌番組がいっぱい、ハデな振り付けに目が釘付け、運動会のフォークダンスは覚えられなかったのに、歌番組で見た振り付けはすぐに覚えて真似しておりました、なぜか勝手に体が動く、「もうどうにも止まらない」って。(笑)
昭和歌謡の記事って写真に困るのですよ、歌手やスターの写真勝手に掲載できませんしね。で、街歩きで撮ったレコード屋さんの写真をどうぞ。
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