昭和歌謡再発見2 心に残るフレーズ
前回の昭和歌謡再発見は一部の方に好評だったようで、続きはないのか、シリーズ化を、との声にお答えして、性懲りもなく第二弾。(笑)
昭和歌謡を聴いていると、いい意味でも悪い意味でも心に残るフレーズが多いということに気が付きますな。特に出だしにガツンとくるインパクトのあるフレーズはなぜか強く記憶に残っています。
子供の頃よく学校で真似したのもそういうフレーズでした。歌手の唄い方が個性的だったというのもあったと思います、子供がいちびってついつい真似してしまうという。
たとえば、森進一さんの「おふくろさん」、顔をヒョットコみたいにゆがめて「おっふくろさんよぉぉ~、おふくろすぁぁ~ん♪」って、ねっ真似したでしょ?(笑)
内山田洋とクールファイブの「そして神戸」もなぜか出だしが頭にこびりついて離れない。「くぉぉ~べぇ~、泣いてどうなるのかぁぁ~♪」って。
藤圭子さんの「圭子の夢は夜ひらく」も子供心にインパクトありまくりでした。「十五、十六、十七と~私の人生暗かった~♪」って夢も希望もない歌は他に思い出せませんな、唄い方も独特でしたしね。
替え歌にして唄ってしまう曲もメロディーやフレーズが印象的なのが多かったですな、いしだあゆみさんのブルーライトヨコハマを「ブルーライトヨコハゲ~」なんて唄ってたし、ジャッキー吉川とブルー・コメッツの「ブルー・シャトウ」は「森トンカツ泉ニンニク、囲~まれ天ぷら」ってほとんどボロボロにして唄ってました。
子供歌手で大ヒットした皆川おさむ君の「黒ネコのタンゴ」もあの「タンゴ、タンゴ、タンゴ」が耳についてはなれない。馬のマークの参考書じゃなくて黒猫の単語かい、黒猫いうたらレコード針ちゃうんか、とツッコミ入れていたあの頃、この曲がイタリアの童謡だったというのを後で知りました。今はクロネコっていえば宅急便ですか、そうですか。
その歌の持ってる世界観を自分の歌声で表現したいという歌手の意気込みというか、こだわりというか、真剣さがそのまま歌謡曲の輝きだった時代、たくさんの名フレーズがあふれかえっておりました、そんなひとつひとつが心に突き刺さったまま大人になれたことを今は嬉しく思っておりますよ。聴けば聴くほど再発見、昭和歌謡は奥が深いですな。
絶対どこかにしまったはずと、部屋中探しまくって出てきました。タイムスリップグリコのオマケ。中の袋までその当時のまんまを再現したシングルCD、いや~出てきてよかった。(笑)
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コメント
よもかめ亭主さんこんにちは。
画像のこれ、聴けるんですか?すごい貴重品ですね。
サインはVとか、絶対手に入らなそうです。
一番聴きたいのはフランシーヌの場合ですかねー。
投稿: Myrrh | 2015年6月16日 (火) 12時55分
Myrrh様、今晩は。
タイムスリップグリコというだけあってさすがに気合入ったオマケでした。中身はCDなのでちゃんと聞けるのですが、ジャケット、中袋、さらにCD自体もレーベル面はレコードのように黒くしてあって溝まであるという凝りまくったオマケ。かなりの種類があったようですがさすがに全部集めることは出来ませんでした。フランシーヌの場合は途中の外国語で男の人の声の部分に「なんじゃこれ~」と突っ込みいれてました。3月30日は日曜日だったのですね(笑)
投稿: よもかめ亭主 | 2015年6月16日 (火) 23時24分
先生こんにちは。
よもやま、いや、よもやの第二弾、こんなに早くアップするとは思ってませんでした。ヒデキ感激。齢五十も過ぎ、昭和の産湯にどっぷりとつかった身には涙ちょちょぎれもんです。GSの名前も出てましたが、何かネタお持ちでしたら是非GS特集を❗️先日小生、某動画サイトにアップされていた、オックスの失神ステージ映像を発見。マウス片手に、思わずこっちが失禁しそうになりました。。。
いずれにせよ、また第三弾、お待ちしてます〜
投稿: のい | 2015年6月17日 (水) 13時33分
のい様、おはようございます。
そういえば西城秀樹さんの60歳のイベントは「ヒデキ、還暦!!」ってご本人が言ってましたな。おみやげは当然バーモントカレーだったそうで。ヒデキは休日の朝の家庭菜園系番組で見ておりますよ。
GSはラインナップに入っております。外せませんからね。首長竜になってお待ちくださいませ。(笑)
投稿: よもかめ亭主 | 2015年6月21日 (日) 08時00分