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2015年5月17日 (日)

カメラへの想いとカメラが重い。

私が学生の頃、三大かぶれるものといえばバイク、エレキギター、カメラでした。他の高校では禁止されていたバイクも工業高校だったので、早くから交通法規に慣れておく方が就職に有利だからというので誕生日が近くなると担任の先生から「早よう免許取りに行かんかい」と促されるような学校。免許を取った夏休みは、みんなバイク代を稼ぐのに必死でバイト掛け持ちしてましたな。
エレキギターもかぶれました、というかロックにかぶれたというのが正確かもしれません、男子校だったので学祭に女の子を呼ぶのにバンドは必須アイテム、世羅政則&ツイストのコピーなんかを友人がやってました。
で、私の場合はカメラが一番楽しかったわけで。メカニカルなものが好きなのもあって、入学祝いに買ってもらったキヤノンAE-1と50ミリの標準レンズしか持ってませんでしたが、いろんなものを撮ってましたな。
本格的にのめり込んだのは社会人になって自分の稼いだお金で機材を買えるようになってから。行きつけの写真屋さんに入り浸り、友人とカメラ談義に写真談義の日々。休日は機材担いで早朝から写真を撮りに走り回ってました。
若い頃はいろんな趣味に首を突っ込みましたが、結局残ったのは写真とカメラ、性に合っていたのだと思います、未だに楽しいですからね。
ただ、走り回ってた若造も今はすっかりオジサン、半世紀以上も生きると人間いろんなところにガタがきます。特に最近はカメラが重く感じるようになってきて、持ち出し機材も厳選しなくてはイケマセン。
カメラへの想いは変わりませんが、カメラが重いのはこたえるようになってきて、それでも写真が撮りたいという、体力が無くなった分ワガママになってしまったオジサンのお眼鏡に適うカメラはいったいどこにと探してみても、デジタルカメラは新製品が出る度に、なんだか写真機と違うものになっていっているように感じて、どんどん興味が薄れていっている有様。
フツーに「カメラ」でいいんですけどね、出してくれませんな。
常々思っているのですが、一眼レフはオートフォーカスになってからレンズがデカく重くなりました。明るい大口径レンズなんて昔の中判一眼レフの交換レンズと見間違うぐらい。ズームレンズも大柄。オートフォーカスの仕組みやらいろんなモノを組み込まなくてはならないのでそうなったのでしょうが、あのデカさが当たり前になっているのが腹立たしいわけで。
メインで使っているEOS 5D MarkIIもLレンズを付けるとデカくて結構重量級、それだけ持って出るのならまだしも、フィルムカメラも併用したいとなると最近は持ち出しを考え込んでしまいますな。
で、結局父親から借りっぱなしのEOS Kiss X7にパンケーキレンズという最小最軽量の組み合わせが最近はメインの座を脅かしておりますよ。(笑)
サクサク撮り歩けないと意味ないですからね。画質や画素数も自分の撮る写真にはもう十分、何の不満もありません。デカい重いデータなんてパソコンに負担をかけるだけ、ある意味ハードディスクの肥やし。
原点回帰といいましょうか、デカい重いズームレンズを止めるのもなかなかいいですな。安易にズームして撮ってしまうより小振りで軽い単焦点レンズを付けて近づいたり離れたり、自分の足で稼ぐというか、写真を撮る。
確実に写真が楽しくなりますな、カメラへの想いが深まりカメラは軽くなりますね。
この先々を考えると、体力も気力もどんどん劣化していくことは間違いないので、劣化具合に合わせたカメラをチョイスしなくてはなりません、最後はカメラを持つ力も無くなって、メモリーカード片手に念写で写真撮ってるかもしれませんな。(笑)

X7001blog

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コメント

よもやま亭主さんこんばんは、自分は高校じだいは、釣りバイク野球でしたね、仕事柄重量物運ぶんで大丈夫なんですが、手が少々小さくバイクのグローブはレディース用(笑)カメラは、最近ペンてEMが多いです。

投稿: ヒロシ | 2015年5月17日 (日) 19時35分

ヒロシ様、おはようございます。
私も手は小さい方です、デジタル一眼になって、ボディーの厚みが増えてグリップしにくく感じています。フィルムカメラの時のほうが持ちやすかったですね。

投稿: よもかめ亭主 | 2015年5月20日 (水) 06時48分

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