スプリングカメラ ハズ カム

スプリング ハズ カム(春が来た)ならぬ、スプリングカメラがやってきた時のことをちょいとばかり。
シャレのつもりで考えたタイトルだったけど、調べると春もバネも英語では同じ綴りのspringだそうだ、ひとつ賢くなった。
以前、10台以上スプリングカメラを持っていたことがある、そのコンパクトさと写りのよさ、そして中古価格の安さもあって見る見る増えてしまった。
きっかけになったのは中古市のワゴンで見つけたツァイスのネッター517/16というカメラの超ボロボロジャンク品。
まだ全然古いカメラの知識も無かった頃である、実は使い方さえよく分かっていなくて、何度も手にとっては眺めている私に、店のおっちゃんが
「ジャンクワゴンに乗せとるけど、ちゃんと使えるモンがほとんどやねんで、大丈夫、大丈夫」。
その言葉を信じて買ってしまったのが運のつき、いざ試写してみると
「よ~写るやんこのカメラ」。
最初の出会いがいいと、そのジャンルのカメラ全部が好きになってしまうものである。
構造が単純、故障も少ない、畳めばコンパクトでカメラバッグの中でじゃまにならない、たくさんのメーカーから多くの機種が出回ったので中古でもたくさん残っていて、コンディションのいいものが選べる、しかも撮った写真は大きなサイズで迫力がある。
これは、正直ハマりますわ。
値段の安かった国産の程度の良さそうなのばかり、見つけては買っていた。
結局、最初のデジタル一眼レフを買うときに資金調達のため涙を飲んでかなりの台数を売ってしまったが、なぜかMAMIYA6だけはその後また増えている。(笑)

何故か増えているマミヤシックスのこれはP型、シリーズの中では廉価版の位置付けらしいがバックフォーカシングなど基本部分は上位機種と変わりがないので実質お買い得。上の写真はこのカメラで撮りました。
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