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2015年3月31日 (火)

実は鉄道好き

091127003blog

若かりし頃は、青春18切符を使い倒し、乗り継ぎを繰り返しながらいろんな街を旅するのが大好きでした。その頃に撮った写真を見返すと、あまり乗った鉄道の写真が残ってない。
鉄道ファンには車両そのものを撮るのが好きな人と乗るのが好きな人がいるようですが、私の場合完全に「乗り鉄」。だから車両の写真をあまり撮ってなかったのだと思います。
最近はどんなものでも撮るようになってきましたが、これはデジタルカメラになってから、フィルム代や現像代がかからなくなってバッテリーの充電にかかる電気代だけになったからだと思います。
写真にかかるコストがずいぶん少なくなってその分なんでも撮るようになったのはいいのですが、考えずに撮ってしまうのはデジタルカメラの弊害かなとチョット反省するところではありますが。
で、鉄道の話。青春18切符でよく出かけたのが九州、ムーンライト九州という名前で、神戸の三宮駅を11時ぐらいに発車して翌日の早朝に博多に着くという列車。
JRの空いている車両を連結しているので、夏に乗ったときにはシュプール号というスキー列車の車両が連結されていたこともありました。スキー板を置いておくスペースで大学生のグループがトランプしてましたな。
格安で九州まで行けるのでいつもいっぱい、指定席などとれるはずもなく、いつも段ボールを持ち込んで床の上に敷いて寝てました。若かったからできましたが、今やったら博多に着いても起きあがれないでしょうね。(笑)
乗り継ぎ乗り継ぎで東京の友達に会いに行ったこともありました、7~8時間乗りっぱなしだったと思いますがさすがにあれは疲れました。
大きなリュックに一週間分のフィルムと着替え、両肩にモータードライブつき一眼レフという出で立ちで、観光名所からはずれた誰も降りないような駅で降りて街をさまよい歩くのが楽しかった頃の思い出です。
時間も体力もあった若い頃のような鉄道旅はもうしなくなりましたが、鉄道に乗るのは今でも好きなので新幹線や特急列車で出かけるように変わってきましたね。
ただ、早く便利になった分情緒というか旅情というか、そういうものが薄れたように思うのは致し方ないことなのかもしれません。

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