PC自作への道5 で実際どうなのよ編
組立そのものはあっという間にできてしまったのに、その後がタイヘン、前途多難、紆余曲折、暗中模索、二転三転、試行錯誤、艱難辛苦、七転び八起き…マイクロソフトさんはいろんな試練を与えてくれる気むずかしくて素敵な会社だと改めて思いましたよオジサンは。
一筋縄では行かないセットアップを何とかクリアしやっと使えるマシンになったわけで。
で、ここからがベンチマークテスト。ただし9年前に自作した初号機との比較、しかもコアなパソコン雑誌のような綿密な計測無しのあくまでも体感によるレポート(笑)
まず起動スピード、初号機は電源ボタンを押してから、台所にお茶を入れに行き、戻ってきてちょうどクルクル回る輪っかが消えて使える状態になっていたのだが、ニューマシンは電源ボタンを押して台所に行く前にすでに使える状態になっている、振り返ったらもうスタンバイという速さ、速すぎてお茶も入れさせてくれませんがな。(笑)今までの生活パターン変わりますわ。
SSDがこれだけ人気になるのはわかりました、もうHDDからの起動なんて戻れません、とにかく速い、アッという間に使える状態になるのに感動しましたよ。
起動が速いだけでなく、一番よく使っていて重いアプリケーションのLightroomが実際どうなのというとこれも爆速、初号機ではアイコンをクリックしてからアプリケーションが立ち上がるまで「ええ加減にせえよ」ぐらい待たされて、やおら立ち上がるという感じだったのが、ニューマシンではアイコンクリック速表示、ストレスゼロ。
しかも数万点の写真のサムネイルもサクサク表示、ブログ用に書き出した写真の処理も一瞬で終了。ワハハハハと笑うしかないぐらい速い。「待つ」という言葉が自分の辞書から無くなった様なぐらいサクサクキビキビ、も~最高ですわ。
細かなチューニングをしていない状態でこれなので、不要なサービスや、よけいなスタートアップを切っていけばもっと速くなるのは確実、工業高校電気科出身のおじさんとしてはここはじっくり設定をしてさらなる性能アップを目指したいところ、でも今でも充分ついていけないぐらい速いのですけどね。
あと驚いたのが省電力なところ、初号機のCPU、PentiumD830は最大TDP(Thermal Design Power、熱設計消費電力、早い話がどんだけ電気を喰うかという数値)130Wだったのに対しニューマシンのCPU、Corei7 4790Kは88W。性能も能力も数倍以上でありながら省電力、500Wの電源ユニットで余裕しゃくしゃくである。
省エネだから負荷がかかる作業をしても熱量の放出が少ないせいかCPUファンも静かに回っていて、これには驚いた。
Intelリテールボックスに付属している純正のCPUファンは安っぽくてウルサいのがイヤだったのだが(本当は今まで使っていた激冷えファンを流用したかったのだが、ネジピッチが微妙に合わず付けられなかった)以外とどころか全然気にならない、静かなもんである。
わざと意地悪をして高負荷の作業をさせてみてもCPUの処理能力が高いので一瞬ファンが回る音がしてあとはすぐに静かになる。
むしろフロントとリアに付けたケースファンの音の方が目立つぐらい。
CPUの処理能力が高いというのはいいですな。一つ上のCorei7 4790Kにして大正解でした。
昔Shadeで作った3Dデータを試しにレンダリングしてみたところ、その当時一晩かかっていた処理が1分半で終わってしまったのに嬉し泣きましたよ、時代が変わったって。
クアッドコア(4コア)にハイパースレッディング技術でトータル8コアで処理してるのと同じ、一人でやる仕事を8人で手分けしてやる訳なので、速いのは当然、レンダリング中の画面を見ながら目頭が熱くなりました。オジサンは歳のせいか涙もろくなってしまって何にでも感動するのですよ。
まだまだ言いたいこと、書きたいことは山ほどあるのですが、その辺りはおいおいと。
ま、とにかく時間のないオジサンに余分に一杯呑む時間を作りだしてくれるニューマシンに乾杯。
これがニューマシンのスコア、ゲーム用グラフィックス性能が足を引っ張ってこの数値だが、ゲームをしないオジサンには無問題、とにかく速い。
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