ハーフでシャープはエースで4番
広角レンズ大好き人間なので、オリンパスペンFにG.Zuiko Auto-W 20mm F3.5レンズをつけっぱなしにして持ち歩くのが楽しい。
こちらは、「はてなのレンズ」で書いた白く曇る故障品ではないまともな方。
欲を言えばもう少し広角のレンズが欲しかったのだが、当時の技術ではこれが一番の広角レンズなのだから、無いものねだりをしてもしょうがない。
たくさんあるハーフサイズカメラの中で、唯一の一眼レフカメラだから、20ミリの広角レンズも作れたのだろうと思う。
コンパクトカメラタイプのハーフサイズカメラの中で一番広角なのはオリンパスペンW、リコーオートハーフ、リコーキャディの25ミリしか思い浮かばないので、それよりも広角を楽しむのならペンFシリーズと20ミリの組み合わせが唯一になる。
このレンズ、広角だけにいちいちピント合わせをするよりも、絞りF8とかF11にして、被写界深度を利用し、軽快にスナップするのが面白いと感じた。
たとえば、絞りF11で距離1メートルにピントを合わせると、0.5メートルから∞までピントが来る。
後は構図を考えて、晴れならシャッター速度1/250秒か1/125秒ぐらいにして撮り歩く。これだけ絞ってあるとシャープに撮れるので心配ない。
ただこのレンズの楽しみ方として、20センチまで寄れる最短撮影距離を楽しまない手は無い。
広角レンズでありながらマクロレンズ的使い方ができるのがこのレンズのイイところ。
こうして撮り歩くと36枚撮りフィルムで72枚もあっという間だ。野球で言えば、エースで4番の万能レンズだと思う。
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コメント
広角レンズの接写なので、迫力がありますね。
露出やピントも気にしなくてよいのもすごいです。
このシステムを造ったオリンパスの技術もすごいです。
投稿: Shinmatsu | 2014年10月 4日 (土) 12時13分
Shinmatsu様。こんにちは。
このレンズは遊べますね。いいレンズです。こういうのをマイクロフォーサーズでやってほしいですよね。
投稿: よもかめ亭主 | 2014年10月 4日 (土) 14時42分