了解です、どーぞ。
子供の頃は、日本の高度経済成長期だったので、目まぐるしく、ありとあらゆるものがあふれ出した時代だった。
男子には、サイクリング自転車が流行って、10段変速フラッシャー(ウインカー)付き自転車なんかで、駄菓子屋と公園の間を走り回っていた頃、子供向けの雑誌には、見たら欲しくなる目の毒な広告が、これでもかと掲載されていたし、テレビコマーシャルも同じだった。
豪華景品の当たる懸賞広告も多かったのである。
ちょうど電気仕掛けのおもちゃが増えてきた頃で、リモコン、ラジコン、まだマイコンまでは行かなかったが、電子ブロックとかがあった様に思う。
そういう中で、皆が欲しがったものナンバーワンはトランシーバーだった。いとこだったか友達だったか、記憶が定かでないが持っていて、ウルトラマンごっこで、トランシーバーがあるのと無いのでは楽しさが全然違うということを知った。
今はケータイがあるので誰もトランシーバーなんて見向きもしないだろうが、固定電話のように線で繋がっていないのに、声のやりとりができることがすごく未来的でカッコ良かったのである。
子供の手には大きすぎるトランシーバーで、テレビのドラマをまねて、
「了解です、どーぞ」
なんてやっていたのを思い出した、ああ懐かしい。
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コメント
実はグリコの懸賞でヘッドフォン型トランシーバーが当たり物凄く嬉しかった事が忘れられません、もう何処に行ったか有りませんが
投稿: よこ | 2014年9月17日 (水) 15時17分
よこ様、こんばんは。
トランシーバー当たったのですか、すご~い。私は今まで懸賞や応募で当たったのはチョコボールのおもちゃの缶詰と遊星少年パピーのペンダントでした。(笑)
投稿: よもかめ亭主 | 2014年9月19日 (金) 23時12分