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2014年8月16日 (土)

実は、アンティック好き

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10代の頃、友人の持っていた古い革のトランクが格好良くて、同じようなトランクを探しに行ったのが骨董屋さんに行くようになったきっかけである。
骨董屋さんというのは、古い焼き物の壷だの、日本刀だのを飾っているお店というイメージがあって、どこに在るのかも分からなかったので、当時ワンダフルコウベというガイド本で調べてみると、西洋骨董というジャンルのお店が何軒かあることが分かった。
洋物の骨董屋さんなら、革のトランクを置いているのではと思いつつ行ったのが、トアロードの「まるきや」と東門街の「生田ギャラリー」と阪急六甲の「六甲ギャラリー」。
入ったとたん壁に掛かるボンボン時計や、灯油ランプ、家具や食器に圧倒されたのを覚えている。アンティークはカッコいいと純粋に思った。
パリやロンドンで買い付けてきましたと、高そうな骨董品を置く店もあったが、そういう店では10代の若造など相手にしてもらえないことも多かった。
若造だろうと何だろうと、古い物の良さに興味があるのならと、親切にいろいろ教えてくれたのは六甲ギャラリーと生田ギャラリー。休日になるとよく行った、特に六甲ギャラリーは仕事帰りに毎日のように入り浸っていて、いろいろと古い物のことを教わった。
ガラス食器と古いパッケージのデザインが好きで、蓄音機の針の缶や化粧品のビンなどよく集めたものである。
独身の頃は、自分の趣味のものが多かったが、結婚してからは日々の生活で使えて値段の手頃な実用品を選ぶことが多くなって、我が家の食器類はかなりのものがアンティークだし、家具類もちょっとレトロなものばかりになってしまった。
イケアでも無印良品でも、木のシンプルな家具はいくらでも売っているし、今の生活にはそちらの方が機能的で便利なのだろうが、古い家具にはそれらには無いオーラのようなものが感じられて、それが手元に置きたくなる理由なのだ。
小さなアンティック家具は値段も手頃で置き場所にもあまり困らないのでオススメです。
革のトランク?もちろん見つけて、その頃は気に入って毎日持ち歩いていた。その後、同じようなのをいくつか探してきては使っていたが、取っ手がダメになったりして使わなくなり今は玄関に飾ってある。

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