いまだに買わないコンパクトデジカメ
胸のポケットに入るぐらいの小さな小さなコンパクトデジカメが欲しいなと、漠然とだが、常に思っていた。マーフィーの法則ではないが、カメラを持ち歩いていないときに限ってスゴクイイモノを見つけたり出会ったりする事があるので、カバンが荷物でいっぱいのときでも持ち歩けるような極小さなカメラが欲しかったのだ。
なので、各社新製品が出ると、「今度こそ」と思い、とりあえずヨドバシなんかでじっくり撫で回し、触りまくりしてくるわけで。で、「今度こそ買う」つもりが、「今度も気に入るものが無かった」と落胆し、「今回は見送り」を、もうすでに何度も繰り返して、気持ちがどんどん薄らいでいるわけなのですね。
とりあえず友人から譲ってもらったGRデジタルがボロボロながらもまだ使えてるし。
何でこうも、コンパクトデジカメというのは触れば触るほど「ま、無理して買わなくてもいいか」と購買意欲が萎える製品なのでしょうか。
これはきっと、小さなボディにアレもコレも機能を盛り込みすぎて、かえって使い方が分からんカメラになってしまったからでしょうね。
ただフツーに写真が撮れるだけでいいのです。電源を入れて瞬時に撮れて、高画質、タバコの箱よりもっと小さく、お値段1万円ぐらいまで。
シーンモードも、アート風のフィルターも、フラッシュも、ズームもいらない、ましてやムービーなんてコンパクトデジカメに全然必要ない。ただただ目の前のものが写真が撮れるだけ、そんなコンパクトデジカメが欲しいなどと思っていたら、ほぼスマートフォンのカメラで十分じゃないですかという結論。
作っても売れないコンパクトデジカメから撤退や規模縮小するメーカーの気持ちが分かりますな、電話にカメラが負けた。
でも裏返せば、使いもしない機能てんこ盛りで、カメラのキホンを忘れていたメーカーにも責任はあると思いますけどね。
よし、こうなったら逆にスマートフォンの形をしたコンパクトデジカメを作って、電話もかけられるようにすれば勝てるかもって、それじゃただのスマートフォンですがな。(笑)
おあとがよろしいようで。今はなきパブ「キングスアームス」店内。カメラはかなり初期のコンパクトデジカメ、画素数はたったの81万画素。
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コメント
私はカシオのデジカメケータイ使ってますがそこそこの写真撮れて良いですよ。
投稿: よこ | 2014年7月13日 (日) 21時47分
よこ様、おはようございます。
ケータイやスマホがこれだけ進化するとは思いませんでしたが、そういう時代なのですね。ほとんどこれだけで済んでしまいます。
投稿: よもかめ亭主 | 2014年7月14日 (月) 06時49分