2014年7月31日 (木)
一眼レフに付けたストラップの先っちょが長く飛び出たままになっている方を時々見かけます。見た目もそうですが、結構じゃまになるのではないですか。
ストラップの長さを調整する金具部分に先端を通す方向でこうなってしまうのですが、これはメーカーの取扱説明書にも問題があるようですな。
ネットで調べてみたところキヤノン、ペンタックス、ソニーの取扱説明書どおりだと先っちょは飛び出てしまう、ニコン、オリンパス、パナソニックは先っちょが出ないというのがわかりました。全機種調べたわけではありませんが、メーカーの考え方は分かります。
で、結局どっちがいいのかといえば私は先っちょが出ないほうが正解だと思う派なわけで。

キヤノンの取扱説明書通りだとこのように先っちょを通せと書いてあるが、ストラップの先っちょが飛び出たまんまでなんとも邪魔。
で、このように通す方向を変えてやると、 先っちょが中に折り込まれるのでじゃまにならずに見た目もスッキリ。
ストラップに関してもうひとつ、机の上などにカメラを置くときに、ストラップをたらしたまんまで置く方を良く見かけるが、これは止めたほうが良いと思いますな。友人で足を組み替えた瞬間にストラップを引っ掛けてカメラを地面に叩きつけたのがおりました。某レンズメーカー製レンズのマウント部分をボディーに残したまま真っ二つ。写真好きカメラ好きにとって目の前でカメラが壊れる様を見るのはあまり気持ちのいいものではありませんな。
私は長年のクセで、ストラップをレンズに巻きつけて置きます、 こうすればバッグにしまうときにもしまいやすいのでね。
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2014年7月29日 (火)
ついこの間、近畿地方が梅雨明けしたとニュースで報じられていた。とうとうクソ暑い夏真っ盛り突入である。ちっともいいことではない。
もともと寒いのは平気だが、暑いのは苦手なので、この季節に「夏が来た」などと浮かれている奴らの気が知れない。動き回るのがいやになるし、食欲も無くなる。
こんな季節だからこそ、しっかり食っておかなくてはならないのだが、物を食おうという気分にならないこともしばしばだ。
子供の頃の夏の定番三点セットは、素麺、スイカ、カレーライスだった。夏休みのお昼ご飯は素麺ばっかり食べていたような気がする。めんつゆを入れる入れ物は、ユーハイムとか不二家のプリンの入っていたガラスコップ。
大きな木箱で買っても、ひと夏で無くなるぐらいよく食べていたのに、ホント食べなくなりましたな。
あの頃はそれしかなかったというのもあった。今はスーパーに行けば冷やし中華だけでも何種類も売っているのだから、あえて素麺とはならないのもあるが。
スイカもよく食べた。ひと玉買ってきて、タライに水を張って浮かべていたのを思い出した。
これも食べなくなりましたな。マンゴーだのパパイヤだの昔は売ってなかった果物が当たり前に売場に並んでいて選択肢が増えた分、素麺と同じでスイカを選ぶことが無くなっているわけで。
そこでカレー。食べなくなる事なんて無いですな。むしろ子供の頃よりよく食っているかも。
子供の頃は母親の作ったカレーしか選択肢が無かったが今はいろんなお店で食べてしまうので。
レトルトカレーもボンカレーしかなかった昔とはエライ違い、選ぶのに迷うほどいっぱいでている。
食欲の落ちるこの季節、カレーは大好きなので少々しんどくても食えるし、どんな店で食ってもそこそこ旨い、はずれの少ない料理だと思う。
私にとって、この季節は一年のうちで一番カレー率が高まる時期なのである。
たとえば、昼飯に外でカレーを食っていながら、家に帰って晩飯がカレーでもぜんぜんかまわない。「おっ、カレーか」といつもどおり二杯食ってしまう。
これが昼、唐揚げ定食で帰っても唐揚げなら絶対もめるところだが、カレーは許せるのである。しかも次の日の朝飯にもカレーを食って出かけるし。
まっ、ちょっとイカレたカレー好きなのかもしれないが、こんな暑い季節でもちゃんと食えることは大事だと思う。
食堂に掛かっていた看板。なんか食いたくなってきた。
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2014年7月27日 (日)
中学校に上がる春休み、学生服を作るのに中学校の体育館に採寸しに行った記憶がありますな。あの頃は子供の数が多く、三つぐらいの業者が入っていて、てんやわんやの採寸でした。
出来上がった制服は成長を見越して大きめに作ってあったのでブカブカ、堅い詰め襟の首回りだけ窮屈だったのも懐かしい思い出です。
そういえば子供の頃、学校帰りに友達と工事現場に入り込んで遊んだりしていたのですが、そういう場所には大抵、現場のおっちゃんが読み捨てた安っぽいエロ雑誌が落ちていて、その中にはおばさんにしか見えないオネーサンがなぜかセーラー服姿でお股をパカ~と開いた写真なんかが載ってましたな、子供心にエロいと言うより気持ち悪かった。
思春期の頃は色気付くお年頃、通学電車で見かける山手女学院や松蔭のお嬢様学校の制服はまぶしかった。
こちらは神戸でもワースト3に入る私立の男子校、これでもかな選りすぐりのアホの集まりだったのでハナから相手にもされませんでした、校章見たら逃げていきましたな。(ToT)
相手にされるのは、オツムの程度が同じぐらいの学校の子ばかり。類は友を呼ぶといいますか、日本には偏差値という階級制度があるのを知った青春時代でした。
街をうろつき、誰もカメラを向けないようなモノばかり撮り続けておりますが、制服専門店の看板やショーウインドーには面白いモノがたくさんあるように思います。
春先になると「祝、合格○○高校」なんて書かれた短冊が貼り付けられるので、その地域にどんな学校があるのかすぐ分かりますな。学校ごとの制服を着たマネキンが飾られているお店もよく見かけました。
看板はそのお店が出来た当時の流行のタッチで書かれたイラストなんかがどど~んと描かれていて、それを見ると大体いつ頃からやっているお店なのか想像が付くのが面白いところ。
今見ると全然イケてないのがかえってレトロ感を醸し出していて思わずカメラを向けてしまうわけで。
今回はそんなこんなで撮り歩いた写真の中からお届けします。
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2014年7月26日 (土)

その昔、ワープロ専用機を使っていた頃、キーボードは人差し指二本で打ってました。
スピードはでなかったけど、とりあえずそれでも文章を打てていたのでそれでいいかと。
Macを使うようになって「きちんとブラインドタッチで打ちたい」とある日突然思い立ち、そのころその方面ではベストセラーだった増田忠著「キーボードを3時間でマスターする法」という教則本を買い込み、人生でベスト3に入る集中力で真剣に3時間キーボードと格闘した結果、アッサリ打てるようになったわけで。
「あれっ意外とカンタンやん」以来ブラインドタッチです、エッヘン。
で、ブラインドタッチが出来るようになるとチョットいいキーボードが欲しくなって、アップル拡張キーボードを購入。しかも日本語の表記の全くないUSキーボードの方が見た目がかっこいいので迷わずそちらを選んでしまいました。
でかいキーボードでしたが使い心地は抜群によかったのでかなりの年月使い続けてましたな。USキーボードだからといって、日本語が入力できないわけではないので全く抵抗がありませんでした、見た目重視で余計なものの無い方がかっこよかったのでね。
Windows機を自作したときには出たばかりのロジクールのワイヤレスキーボードとマウスのセットを購入、ワイヤレスは実に便利だと気が付いて以来有線のものは使わなくなりましたな。
今まで手を出した電子ガジェットもきちんと打てるキーボードが有るか無いかで選んでいたような気がします。NECモバイルギア、psion 5mx、ポメラDM100、キーボードのないものは買っても短命ですぐ手放していましたな、シャープザウルス、Palmがそうでした。
実はキーボード好き。愛用中のipadもスクリーンキーボードが表示されますが、やはりきちんと打った感触が欲しいということで探したところipadカバーにもなる薄型キーボードが各社から出ておりますな、しかし電車の中で立ったままipadで読書をするにはじゃま、長文入力は一緒に持ち歩いているポメラDM100の方が便利だし、調べ物の閲覧と読書がメインなので必要を感じなくてパス。
自宅での使用なので、イザとなればiMacのキーボードをBluetooth接続すれば使えるのですが、そうするとその間はiMacが使えないというジレンマに。
私のエゴに答えてくれる、iMacもipadも両方面倒見ましょうなココロの広いキーボードはどこかにないかと探したところ、やっぱりロジクールはいいメーカー。(笑)
アップルのiMac、ipad、iPhoneなど三台のBluetooth接続機を切り替えて使えるキーボード発見。しかもソーラーパネルで発電するので電池いらずのエコな奴。
実売価格6000円ほどとお手ごろ価格も背中押しで早速注文してしまいました。
正式な名称はLogicool Wireless Solar Keyboard k760。デザインもなかなか美しくコンパクトで薄くてじゃまにならないところが○。使い出して一週間ほどですが、今まで使ったロジクール製品はどれもよかったのでこれも長く使えそう。久々にいい買い物でした。
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2014年7月24日 (木)
食べ物や、お酒に関するエッセイが好きで、よく読んだ。山口瞳さんや開高健さん、池波正太郎さんなどなど。
その中でも一番好きなのが東海林さだおさん。ご存知の通り、漫画家である。しかし文章も面白くてエッセイストとしても有名な方だ。独特の軽妙な文章は、スピード感があって、漫画家なのでそれにイラストカットが添えられたエッセイは、どこから読んでも抜群にオモシロイ。
何年か前、行きつけのバーで引越しで要らなくなったという本を貰った中にあったのを読んで、ファンになってしまった。
ああいう文章が書ければ、このブログももっとオモシロクなるだろうなと思いながらいつも読ませて頂いているが、独特の世界があってとてもマネ出来ません。(アタリマエダ)
以来「丸かじり」シリーズなど、かなりのエッセイを読んだが、残念なことに東海林さんの漫画は、医者の待合室とか、食堂や散髪屋の新聞立てに突っ込まれている雑誌で見たことがあるだけで、単行本になったものは今まで一度も見たことが無い。
ブックオフでも漫画は見つからなかったが、エッセイは1冊108円でいっぱい置いてあった。(オイオイ)
漫画家なのに、漫画より文章の方がオモシロイのが東海林さだおさんだ。(コラコラ)
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2014年7月22日 (火)
以前は、某サラ金会社が毎日のように駅前でポケットティッシュを配っていたのだが、会社が左前になったのかパッタリと見なくなってしまった。
最近は不景気のせいか、ティッシュ配りも以前に比べて少なくなったように感じる。携帯電話会社とかカラオケ、居酒屋チェーンなどがバンバン配っていたのに。
寒くなって風邪が流行る季節になるとまた復活するのだろうが、ポケットティッシュは便利なのでいくら配ってもらってもかまわない、よく使わせてもらってます。
酒飲みですので、飲みすぎた次の日など、お腹ユルユル緊急事態で、個室に駆け込むことがありがちなものでね。
ティッシュのハナシはとりあえず置いといて、最近多いのがフリーペーパーとうちわ配り。
エステとネイルサロンと飲食店の割引広告ばかりで、おじさんには読むところのほとんど無いフリーペーパーなんて無料でも要りませんな。制作費のほとんどは広告収入でまかなっているのだろうから、記事の内容で目を引くというよりは、広告を見てもらうことが本来の目的なのだろうし。配るのならもう少し人を見て配ればいいのに、などと思ってしまう。
暑さプラス節電の今年は、ことのほかうちわ配りが多いようで、駅前だけでなく、商店街でもお店の入り口でも配っている。まともにもらっていたらとんでもない数だ。
「ウチはうちわでいっぱい」などと寒い洒落を言っている場合ではない。フリーペーパーもうちわも、くれるがままにせっせと持ち帰っても行き着く先は結局全部ゴミ。
もらわないのが一番。
大阪心斎橋アメリカ村 OLYMPUS-PEN EE-2、チラシも一種のフリーペーパー、フライヤーとか言うらしいですな。壁の落書きを覆い隠すように貼りまくってました。
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2014年7月20日 (日)

露出計は好きなので過去に二回記事を書いておりますが、なかなかその必要性や便利さが伝わりにくい写真用品と言えますな。
特に今時のカメラは優秀なので、何も考えずにシャッターを切ってもとりあえず間違いのない写真が撮れますし、デジタルになってからはすぐ撮り直して確認できますし。何を今更露出計かもしれませんが、私にはやっぱり必要、特に古いカメラを使う場合は必需品なのでね。
カメラを忘れても露出計は忘れたことはありませんって、それじゃ写真撮れませんがなってツッコミは無しで(笑)。
露出計を使うようになるとまずカメラ任せで写真を撮らなくなりますな。キチンとその場の光を計って露出を決めるのが楽しくなります。当然ながらカメラはシャッタースピードも絞りも自分で決めるマニュアルモードで撮るようになります、これが実に楽しい。
そういう撮り方に慣れると逆にオートで撮るとカメラが何を基準に露出を決めているのか分からなくて不安になりますな。なんかちゃんと撮った気がしない。
露出計で計って、明るくするか、暗めにするか、ハイライトを生かすか、シャドーを重視するか考えるのは、どんな写真を撮りたいかを考えることでもあると思うのでね、そんな楽しいことをカメラ任せにしたくはありませんな。
ま、クラシックなカメラを使う場合は、否応なしに露出計のお世話にならないといけませんが。
ここまで読んで露出計を買いに走ってくれる人がひとりでも増えればいいのですがね、なかなか良さが伝わりにくいモノです。
で、私の持っている露出計のハナシ。
まず25年使って天国に召された露出計の後釜に座ったセコニックフラッシュメイトL-308S。性能は何の不満もない、コンパクトで軽くて持って歩くには実にいいのですが、チョットばかり使いづらいところがあるのですな。
まず電源ボタンが右手で操作しにくい場所にあって親指を伸ばしても押しにくい、結局いつも左手で押しておりますが、それってどうよな残念な部分。
右手親指ですべて操作できるようなデザインになぜしなかったのかデザイナー出て来いと言いたい。
以前使っていたのは同じメーカーのものでしたが右手親指で全部操作できたので、デザイン重視で使い勝手が退化しちゃってますな。
計る時の持ち方で、電源ボタンに指が届かない(写真上)。なので、仕方なく左手の指で押しているが(写真下)左手にカメラを持っているときはやりにくいことおびただしい。露出計使って写真撮ったことがない人がデザインしたのでしょうな、実に残念。
それと反射光を計る時の光球がすぐ動いてズレてしまうところがバツ。
カチッと止まらなくてはいけないのにクリックが弱すぎてポケットに入れているとすぐズレているのは作り込みの甘さですな。入射光を計るのがメインの露出計でここがズレたらアカンでしょう。それ以外は不満がないので、慣れるしかないのですが、いまだに慣れません。(笑)
二つ目の露出計はポラリスというミサイルみたいな名前の露出計。東京のアスペンというメーカーのものでストロボメーカーのコメットのブランドでも販売されておりますな。
露出計としては基本を押さえたオーソドックスなもので手堅い逸品。
前述のL-308Sよりは大きいですが露出計としてはコンパクトな部類かなと。プラスチックの質感のせいか高級感は全く無いですが、使い勝手はとてもよくてなかなか重宝しておりますよ。
で、このポラリス、中古カメラ屋さんのジャンクワゴンで故障品のシール付きで放置されていたのを救出したもの。お値段1000円、直してみようかとダメもとでお持ち帰り。家に帰って電池を入れてみたら何ともなく使えたという超ラッキーなジャンク品。
なぜ故障品のシールが貼られていたのか一度分解して調べてみようと思いつつ、普通に使えるのならまあいいかとそのまま使っておりますよ。

三つ目の露出計はかなりレトロなもの、ワルツというカメラと写真用品メーカーのMIGHTY'60というもの。受光素子にセレンを使った電気露出計が主流だった頃のものなので、セレン自体がダメになれば製品寿命はそこで終わりなシロモノ。
これまた中古カメラ屋さんのジャンクワゴンで発掘。メーターの針はちゃんと振れてましたが、半世紀以上も経っているので動いたとしても正確でないことは確実、でも300円という値段に負けてお持ち帰り。ダメでもクラシックカメラを撮るときの演出用品に使えますしね。
で、このMIGHTY'60、せっかくちゃんと針が動いているので使ってみたいのですが、使い方がイマイチよく分からない。
何となくは分かるのですが、果たしてその使い方が正しいのかネットで検索しても情報が出てこなくて困っておりますよ。どなたかお分かりの方がいらっしゃればコメントをいただけると幸いです。
これから先カメラがドンドン進化して、お任せで何でもキレイに撮れるようになって、露出計なんて言葉そのものが通じないような時代が来たとしても私は使い続けるでしょうな、若かりし頃、入り浸っていたカメラ屋さんの薦めで露出計を買っていなかったら今も写真を続けていたかどうか分からないぐらいお世話になりましたし、露出計に足を向けて寝られないぐらいずいぶん写真のことを教わりましたのでね。
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2014年7月19日 (土)
岩盤浴って覚えてますか。最初聞いたとき韓国の俳優さんの名前かと思いました。ガン・バンヨク。
ブームの頃はそこかしこに出来てましたが、今はどうなっているのでしょう。熱い岩盤の上に横たわって汗を流すなんてサウナで寝転がっているのとあんまり差がないような。衛生面の問題が取り上げられたとたんにブームが下火になりましたな。
話題になっても一瞬で消えていった物は、間抜けで面白い物がいろいろありました、ミサンガなんて、糸くずを編んだみたいなもの、手首にみんな付けてましたが見なくなりました、切れて役目を全うして終わったのでしょうね。
マイ箸も割り箸を使わない分エコだとブームになりましたが、後で洗うのが面倒になったのか見かけなくなりましたな。エコじゃなくてエゴって落ちですか。
電子タバコってのもありました。本物のタバコのような煙が出るのだけれども実は単なる水煙、水蒸気プカプカやってるだけのパチもんタバコ。
ブームの頃は酒場のあちこちで、いけてないオジサンがプカプカ見せびらかしておりました。
ま、ハナシのネタにはなりますが「どう?君も一服」と勧めるわけにもいかず、間が持たないだけでした。
もっとも間が持たないからこんなもんを吸っているのでしょうが。
食べるラー油も最盛期には各社山のように出してましたがすっかり下火、日本人ならご飯にはふりかけか佃煮があるんですから、わざわざ油かけて食べなくてもと思っておりましたら案の定、買ったものの誰も食べなくなった瓶が冷蔵庫の奥に賞味期限切れで放置されている様子が目に浮かびますな。
そうそう、白い鯛焼き覚えてますか。白い恋人は北海道土産の定番で旨いですが、あれはチョット、違和感ありまくりで鯛焼き食ってる感じがしませんでしたな。
違和感と言えば、ぬれおかきにぬれせん。堅いのか柔らかいのか、湿っけているのか、わざとなのか何とも納得のいかない食感でした、おまけに歯にくっつくし。
この優柔不断さは何だと怒りを感じ、トースターで焼けばパリッとするかもとやってみましたが、元々が軟派な奴なので硬派になることはなく焦げて終わりました、合掌。
山ガール、森ガールなんてお嬢さん方もいましたな。どこ行ってしまったのでしょう、遭難しちゃったのですかね。
ビリーズブートキャンプ。やりましたよ友人にDVD借りて。やってみたら、キツイわ、足はつるわで家内と二人部屋の中でよろけて転がってました(笑)。
大体、狭い家でやるもんじゃないですな。いろんな所を打ち付けて青あざだらけですぐ止めました、も~しんどいだけ、効果が出る前にあの世行きですわ。
犬の言葉を翻訳できるバウリンガルなんてモノもありました。話のネタには面白いと思いましたが、本気で犬の言葉を翻訳されたら、たぶん腹を立てた飼い主に叩き出された犬で保健所は満杯になっちゃうでしょうな。
ワンワンとしか言わないからカワイイ訳で。腹が減っただの、散歩連れてけだの、家が狭いだの、またドッグフードかよとか愚痴られた日にゃたまりませんからね、そうなるともうペットじゃなくてただの居候。
タダ飯食って愚痴る暇があったら働かんかいとケツを蹴り上げたくもなりますな。
確実にブログネタに出来そうなものと言えばダイエット系。○○ダイエットなんて言い方で流行ったモノがいっぱいありましたな。こんな事してホントに痩せるの?なツッコミどころ満載の素敵なネタの宝庫ですが、これを書くと全世界の女性を敵に回しそうなので本日はこの辺で。(笑)
(注)本文とこのお店は何ら関係はありません。
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2014年7月17日 (木)
ラジオをつけっぱなしにして仕事をしていると、最近耳に付くのが往年のスターやバンドが来日公演というコマーシャル。
「○○年の時を越えて、あの伝説のサウンドが蘇る」とか「あの歌声が帰ってくる!○○緊急来日公演決定」みたいな派手なキャッチコピーで、スゴイ事のようにがなり立てているのに寒い物を感じてしまう、伝説は伝説のままでいいんじゃないの。
確かに学生の頃、友達にダビングしてもらったカセットテープをすり切れるまで聞いていたバンドやミュージシャンの来日は懐かしさも感じるが、正直なところ、最初に思ったのが、「エッまだやってんの」だった。
もうウン十年経っているんでね、みなさんほぼ還暦は超えている年齢でまだやっているのかという事ですな。
で、それを今更聞きたいかというのは別次元のハナシ。たぶん、声もでないだろうし、昔と同じ事なんて出来ないだろうから、それを今見てどうなのと思うわけで。
以前テレビである大御所歌手が、往年の歌手を呼んでくる「懐かしの歌声」系番組に対して、声もでないのならテレビに出るなみたいなことを言っておりましたが、全くその通り。
すっかり変わってしまった今の姿を見て、昔を思い出せるとは思わないし、かえって「ああ、歳とったなぁ」と再確認して美しい思い出が汚れてしまいそうでコワイ。
何で今更くるの?、音楽的な意味より、お金目当てな感じが漂うのがチョット悲しい。
熱狂、陶酔したのはあの頃の本人なのでね、今のあなたじゃないんです。
見に行って自分も歳をとったことを再確認するだけになってしまいそうなライブってなんか違う気がするのですが。
神戸新開地 ライブバーの店先。
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2014年7月15日 (火)
倉敷に行ったとき入った喫茶店。地方発送のコーヒー豆の包みがいっぱい置いてあったのでどうやら有名なお店らしい。
店の主人は一番いい席で腕組みし、ズラリ並べたコーヒーの出来具合を吟味しながら時々店員に偉そうに指図していた。何となく居心地が悪い雰囲気。
そこに杖をついた老婦人とその娘さんらしき中年女性のお客が入ってきて、足が悪いので入り口近くに座らせてほしいと言っているのに女性店員は有無を言わさず奥の席に案内、混んでるわけでもないのに。お客さんより偉い喫茶店を初めて見た。
朝、コーヒーを飲むのに利用しているのは、今時のセルフサービスのお店。
当然ながら店員はマニュアル通りの対応しかしない。こちらも分かっているつもりであきらめているが、それでも毎回イライラする。
いつもブレンドのSサイズしか頼まないのだから、いい加減学習してくれればいいのに、「ご注文の方、以上でよろしかったでしょうか」と毎回間違った日本語で聞いてくる。
これだったら、最近ソフトバンクが発表した気持ち悪いロボットの方がまだ学習能力はありそうだし、接客対応は上手かもしれないと思ってしまった。
レジ前にお客さんが並んでいても、他の店員はそれに対応しようともしないで他の作業をしているし。コーヒー出てくるの遅いし。スプーン付け忘れも度々だし。
ただ、こんな店だが、一人すばらしい女性店員がいる、毎日いないのが残念だが、その人が居るときは気分がいい。まず入り口のガラスドア越しに私の姿を確認すると、すぐにサーバーにコーヒーカップをセット。いつも釣り銭がないように用意してあるお金をレジの受け皿に置くと同時にコーヒーが出てくる。レシートがいるかなんて聞いてこない、いつも受け取らないからだ。所要時間3秒。レーシングカーのピットインも真っ青の手際の良さ、しかも笑顔。
レジで前の客がもたもたしていても、「お次の方、ご注文を先に伺います。」と3台のサーバーに次々コーヒーカップを並べて、あれよあれよという間に客を捌いていく。
朝の勤め人は時間が無いので、待たされるのは好まないことをよくわかっている。この人だけ居てくれればもっとお店は繁盛するのに。
学生時代に良く昼飯を食いに行った喫茶店、おじいちゃんとおばあちゃんでやっているお店で、食べ物メニューのボリュームが半端じゃないところがビンボー学生に大人気の店だった。
友達と二人で行って、焼きめしを一つ頼むと二人が十分腹一杯になるといえばその量は想像がつくはず。それでお値段350円、あり得ない。
オムライスに至っては枕が出てきたのかと間違うぐらい。とにかく学生にはマザーテレサのような喫茶店だった。
昼飯時は我が校の学生でいっぱいだったが、ひとつだけ問題が。
焼きめしに時々ホッチキスの針が混入しているのだ。どうやらピーマンの袋を止めてあるのが混入するらしいのだが、おじいちゃん目が悪いのかピーマンと一緒に刻んでしまうらしい。
仲間の間では周知の事実なので、皆焼きめしを食べるときはいつも以上に良く噛んで食べていた。本来なら営業停止になりかねない事件なのだが、ビンボー学生にとっては無くなっては飢えてしまう都会のオアシス。特に地方から出てきて一人暮らしの友人にとってはこのお店が一日の唯一の栄養源。
ガチッと口の中で音がしても、そっと出してさりげなく灰皿に捨てて、何事もなかったように食べていた。
もし警察がガサ入れに来ても、とっさに飲み込んで「何もありません」としらばっくれただろう。
たかが喫茶店、されど喫茶店。憩いの場には良くも悪くも物語がありますな。
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2014年7月13日 (日)

当ブログへお越し下さる皆様へ現在、スマホ、携帯から当ブログを閲覧しようとすると、「ページがみつかりません。URLが間違っているかページが存在しない可能性があります。」という表示が出て見られないことが発覚しました。
全てのページでそうなるわけでは無いらしいのですが、確認がとれません。
ココログのQ&Aや、同じ事例で困った経験のある方のブログ等、調べまくりましたが原因および解決策が分からず、現在@NIFTYのサポートに原因究明と解決をお願いしている最中です、そのため今しばらくご不便をおかけします。
出来ればパソコンで見ていただければと思いますが、スマホ、携帯でしかアクセスしていない方にはそれが伝えられないのがもどかしいですね。梅雨空に ココログの晴れ 待つばかり 亭主敬白
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胸のポケットに入るぐらいの小さな小さなコンパクトデジカメが欲しいなと、漠然とだが、常に思っていた。マーフィーの法則ではないが、カメラを持ち歩いていないときに限ってスゴクイイモノを見つけたり出会ったりする事があるので、カバンが荷物でいっぱいのときでも持ち歩けるような極小さなカメラが欲しかったのだ。
なので、各社新製品が出ると、「今度こそ」と思い、とりあえずヨドバシなんかでじっくり撫で回し、触りまくりしてくるわけで。で、「今度こそ買う」つもりが、「今度も気に入るものが無かった」と落胆し、「今回は見送り」を、もうすでに何度も繰り返して、気持ちがどんどん薄らいでいるわけなのですね。
とりあえず友人から譲ってもらったGRデジタルがボロボロながらもまだ使えてるし。
何でこうも、コンパクトデジカメというのは触れば触るほど「ま、無理して買わなくてもいいか」と購買意欲が萎える製品なのでしょうか。
これはきっと、小さなボディにアレもコレも機能を盛り込みすぎて、かえって使い方が分からんカメラになってしまったからでしょうね。
ただフツーに写真が撮れるだけでいいのです。電源を入れて瞬時に撮れて、高画質、タバコの箱よりもっと小さく、お値段1万円ぐらいまで。
シーンモードも、アート風のフィルターも、フラッシュも、ズームもいらない、ましてやムービーなんてコンパクトデジカメに全然必要ない。ただただ目の前のものが写真が撮れるだけ、そんなコンパクトデジカメが欲しいなどと思っていたら、ほぼスマートフォンのカメラで十分じゃないですかという結論。
作っても売れないコンパクトデジカメから撤退や規模縮小するメーカーの気持ちが分かりますな、電話にカメラが負けた。
でも裏返せば、使いもしない機能てんこ盛りで、カメラのキホンを忘れていたメーカーにも責任はあると思いますけどね。
よし、こうなったら逆にスマートフォンの形をしたコンパクトデジカメを作って、電話もかけられるようにすれば勝てるかもって、それじゃただのスマートフォンですがな。(笑)
おあとがよろしいようで。
今はなきパブ「キングスアームス」店内。カメラはかなり初期のコンパクトデジカメ、画素数はたったの81万画素。
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2014年7月12日 (土)
カレーライスが正しいのかライスカレーが正しいのか呼び方は人それぞれだろうが、私はカレーライスと呼ぶ。略すときは単にカレーという。
カレーのかかったご飯なのだからカレーライスが正しいという見解だ。玉子かけご飯をご飯かけ玉子とは言わないだろうから、かける物が先に来るというのが正しいと思っている。
ま、言ってみればつまらない論争なのですけどね。
なぜライスカレーの様にライスが先に来たのか、その経緯が分からないのだが、英語だと日本と逆に、名前が先で苗字が後に来るので、それをまねて洋風っぽくカレーライスを呼んだのが由来ではないのだろうか。
ネットで調べて見たところ、エスビーの回答として、カレールーとご飯が別に出るのがカレーライスで、ご飯にカレールーがかかって出てくる大衆スタイルのものがライスカレーなどと、もっともらしい解説が出ていたが、ならばハヤシライスソースも売っているエスビーでは大衆向けをハヤシライス、高いのをライスハヤシと呼ぶのかとヘンコなクレーマーの様にイチャモンをつけたくなる。
当ブログの見解としては、少しのカレールーで飯をたくさん食うのをライスカレー、それ以外はカレーライスと呼ぶことに決めます。(笑)
そういえばボンカレーも普通に旨いですな。
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2014年7月10日 (木)
以前カメラはそんな簡単に壊れたりしないと書いたが、今回はカメラが簡単に壊れてしまった話である。
私自身は、今まで自分の不注意でカメラを壊したことは無い、というか、長い間カメラを使っているのだから当然、不注意はそれなりにあったのだが、運良くカメラのほうで耐えてくれたというのが当たっていると思う、壊れずにいてくれただけのことである、運が良かった。
運の無い人もいるわけで、某イベントでカメラごと階段をまっ逆さまに落ちていった人を見たことがある。かなり大柄な人で、そこらじゅうにバッグから飛び出た機材をばら撒きながら落ちて、倒れこんでしまった。
下敷きになったカメラはひとたまりも無く、怪我をしていたようだが、それよりもカメラがダメになったことがショックだったのか正座をしてうな垂れていた姿が気の毒だった。
写真クラブのおじいちゃんで、レンズを一度も使わずにカビさせてしまった人がいた。やたらカメラを買い換える人で、買ったことを忘れていたのと、あまりにも大事に仕舞い込みすぎたのがアダになったようで、工場から出荷されたレンズは一度も日の光を浴びることなくお亡くなりになってしまった。これはレンズが気の毒だ。
友人で自分の車でカメラバッグごと機材を轢いたやつがいる。小学生の頃、サンスターのアーム筆入れというゾウが踏んでも壊れない筆箱があったが、クッション材が入っているとはいえ、コーデュラナイロン製のかばんは車で轢いても壊れないというわけにはいかなかった。この場合は機材を守れなかったカメラバッグが気の毒だと思った。
そういえばカメラを壊す歌がありました、川崎真理子さんの「失恋は疲れる」。
いわゆる失恋ソングで、冒頭で「あなたと共同で使っていた~カメラをバラバラにー壊した 失恋したんだーとー 自覚させるために」と歌っているのを思い出した。
失恋はお気の毒ですが、カメラは何も悪くないと思いますので。
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2014年7月 8日 (火)
とある居酒屋に入って、ナマ中と料理を注文したら、まず中ジョッキとお通しが出てきた。しばらくして運ばれてきた料理がお通しと全く同じもの。完全にカブってしまった。
だったら注文のときに言ってくれれば別のものを頼んだのにと文句を言っても「そうですか」と不思議そうな顔の店員。機転が利かないし、お客見てないし。
別の居酒屋で、野菜が食べたいと言うので種類の違うサラダをひとつずつ二つ注文したところ、バカみたいにてんこ盛りのサラダが運ばれてきた、しかも二つ。
モリモリ食える若者でないことぐらい見ればわかるはず、夫婦二人でひとつで十分な量なら、注文のとき、なんでひとこと言ってくれないのか。青虫じゃあるまいし、サラダだけで終わってしまった。これもお客様の立場で考えればバカでもわかることなのに。
「おもてなし」でオリンピック誘致を勝ち取った国の接客とは思えませんな。
某外食チェーンのお店に入ったところ店長以外は全員研修生というのもあった。
たぶん本部から店長に「研修させるからヨロシクネ」と丸投げにしたのだろうが、ひどいハナシである。
しかし「研修生」という言葉は実に便利ですな。「半人前」と書かずに「研修生」と書けば何かあっても多少大目に見てもらえそうですし。
いっそ研修生だけでお店をやらせて店名も変えてしまえば?「グリル研修生」とか「研修生飯店」「居酒屋研修生」に「バール研修生」「カフェ研修生」「研修生軒」「研修生庵」もう止めます。
インド料理屋に行ったところ、出てきた料理が全部チキンがらみだった店があった。
だったらちゃんとメニューに鶏づくしって書いとけよ、そんなに鶏を食わせてどうすんの。日本の焼鳥ならまだ食えるが、全部カレー味の鶏料理はさすがに胸焼け、ノド通りません。
おまけに最後に出てきた白いチキンカレーは人殺しかと言うぐらい激辛、キーンって耳鳴りしましたな。
店員が走り回って落ち着いて食べられない洋風居酒屋もありました。どうやらお客が退いた後のテーブルの片づけをフロアースタッフで競い合っているようで、ガチャガチャ、バタバタとやかましいこと。埃が立つし、たまりかねて文句を言うと不思議そうな顔。
おまえの目は節穴か?お客様は見えてないのか?どうにもこうにも遠山の金さんになって、お店ごと遠島を申しつけたい気分。
パソコンメインの某量販店で、買おうとしたものが自分のパソコンで使えるかどうか聞こうと、商品補充をしていたオタク丸出しの店員に尋ねたところ、「全然オッケーすよ。ノープロブレムっす。」
おまえ~っ、お客様は連れかっ。ジャイアント馬場になって顔面に十六文キックを浴びせそうになった。
元町にあったカウンターだけの某ラーメン屋。店のおっさん食べてる最中じ~と見ていて食いにくいことおびただしい。
ゴキブリとか何か良からぬモノが入っていて、それがバレないように監視しているのではないかと食べながらだんだん不安になってきて全くすすれない。スープを全部飲み干すと、丼の底からちぎれた指でも出てきたら怖いので全部食えませんでした。
大阪のチョットお高めの老舗のうどん屋さんで、注文したうどんの丼が、実家で使っていたものと全く同じ。
厳選した鰹と昆布で取ったダシが香る老舗のうどんが、丼を見たとたん急にヒガシマルうどんスープで作ったオカンのうどんの味になってしまって大失敗。
お店には何の落ち度もないので苦笑いするしかない。
別にネタを探してお店に行くわけではないのですが、長年生きておりますと、面白かったり、腹立たしかったりイロイロ遭遇するわけでして。
思い出したらまた書きますので、今日はこの辺で。
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2014年7月 6日 (日)
フィルム一眼レフのEOS-1Nを主力で使いながら、そろそろ騒がしくなってきたデジタル一眼レフのことも気になっていた頃、キヤノンからEOS10Dの発表があった。
EOSのレンズは何本か持っていたのでボディだけを購入すればよい。しかし、フィルム一眼レフに比べてデジタル一眼レフはだいぶ値段が下がってきたとはいえ、まだまだかなり高い買い物だった。
そこで、写真に年間どれぐらいの金額を使っているのか調べ、それを撮影カット数で割って、1コマあたりにかかる費用を算出してみた。EOS10Dで何カットぐらい撮れば元が取れるのか、地味な計算をしてみたのである。
結果、約半年と出た。ならばとさっそく予約。発売日、入荷の電話にいそいそとお店へ、フィルムカメラなら、その場ですぐ使えるのだが、そこがデジタルカメラのもどかしいところ、バッテリーの充電という儀式が待っているのだ。
持ち帰り充電をしつつ、ストラップなんぞをつけたりする。次の日、手持ちのCFカードが満杯になるまで撮り歩いた。フィルムのときは交換のたびに一休みできたのだが、デジタルだとそれがないぶん休むことなく撮り続け、しかもはるかに多くのカットを撮ってしまうということが分かった。
結局、半年どころか三ヶ月もたたないうちに、元を取ってしまったのである。その後EOS10Dはトップカバーの塗装がハゲハゲになるまで使い、次のカメラを買うときに下取りに出してしまったのだが、下取り価格は二束三文、涙も鼻血も出ないような金額だった。
デジタルになって写真はたくさん撮れるようになったが、カメラの値打ちは新機種が出るまでのはかないものだというのがよく分かった。
現在主力で使っているEOS 5D MarkIIも、もうすっかり旧機種であるが、画質に不満はないし、デジタル一眼レフとしては長く使えているいいカメラだと思う。もちろん新機種が気にならないわけではないが。
記念すべき初めてのデジタル一眼レフEOS10D最初のカット。日付を見ると2003年3月23日になっていた。
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2014年7月 5日 (土)
家内が服飾小物や鞄などの作家なので、我が家には普通の家にないモノがいっぱいある。
分厚い帆布を縫えるミシンだとか、機織りの機械、糸を紡ぐくるくる回るやつとか、革を薄くする機械などなど。さらに革や生地などの材料のストックがいっぱい。出来上がった作品もいっぱいあるのでまさに所狭しといった感じである。
ここひと月ぐらいは、冬物の制作に必要な糸をせっせと染めてらっしゃる。
最初コンロの上に巨大寸胴が置いてあったので、何か煮込み料理でも作っているのかと見てみたら糸だった。それを毎日のようにやって、いろいろな色の糸を染めているようだ、結構カラフル。その糸を今度は織り機でマフラーなどに仕上げていくわけで、色の組み合わせや織り方などがあるのだろうが、その辺はよく分からないし余計なことは言わぬが花なので一傍観者に徹し無事完成することを陰ながら祈る優しい夫なのである。
春に出したクラフト展で、別の所から出品のオファーがあったらしく、それも含めて今から冬の支度に入っているようである。
ま、毎度のことなのだが、今はまだ余裕をかましているが、土壇場になって思うように出来ておらずイライラをぶつけてくるのだろう事は目に見えているけど。
エエ、エエ、あなたは制作に打ち込んでいただいてね、晩ご飯ぐらいは私が作りますよ、ハイハイ。
ひとりでコツコツ作っているものなので、すべて一点物というのが値打ちなわけで。
某アイドルグループの歌じゃないけど「世界にひとつだけの○○」というわけで、今回の写真は、染め上がった糸がキレイだったのでチョット撮らせてもらったのを掲載。さて、何が出来ますか。
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2014年7月 3日 (木)

何度か書いたが、自作Windows機(以下、自作君)は、リムーバブルハードディスクケースを前面に4基付けて、自在に抜き差しできるようにしてある。
システムが壊れても、バックアップしてある別のシステムディスクと差し替えて、何事もなかったように復旧できるようにし、なおかつデータもそれぞれのディスクに保存してあるので、バックアップに関しては全方位万全という構成で自作したものである。
元々Mac派なので、Macで作業し自作君はデータ置き場としての意味合いが強かった。仕事で使わざるを得なくなってWindowsを使い出したので、あまり興味が無いというか、使い勝手はやっぱりMacの方が良かったのだが、そのとき使っていたMacが青白のG3、これにOS Xを入れていたので、チョット無理があった。
その後iMacを購入して快適になったが、iMacは家人が結構使うようになったのと、@NIFTYのブログサービス「ココログ」がMacの標準ブラウザsafariに完全対応しておらず、仕方なくWindowsのIEで作業せざるを得なくなり、さらにフィルムスキャナなどの周辺機器でWindowsXPでしか動かないモノがあったりしたため、私は自作君時々iMacを使い、家人はiMacというカタチに落ち着いたのである。
iMacもWindowsもメインで使っているアプリは全く同じモノを入れている。FileMaker、Adobe Lightroom、キヤノンのデジタルカメラに付いている画像処理系のアプリ、一年ほど前からブラウザもGoogle Chromeに統一、最近はEvernoteも加わった。作業環境を統一しているので、アプリを立ち上げて作業している分には同じ使い勝手でほとんど差がないようにしている。
これでとりあえずOKだったのだが、XPのサポート終了で、Windows8に乗り換えたところ、使い勝手は悪いわ、自作君の非力ぶりが露呈するわでストレス増大。そこに追い打ちをかけるようにipad+Air Mac Extremeで無線LANという新興勢力の台頭で状況が変わってしまった。
まず家人がiMacをほとんどというか全くというぐらい使わなくなってipadで大抵のことが完結してしまうようになった。このままiMacを遊ばせておくなんてもったいない。昨年からココログもGoogle Chromeに対応するようになってMacでもリッチテキスト形式で記事が書けるようになったので大丈夫そうだし、秋にはMacの次期OS「Yosemite」がiOSとよりシームレスになって登場という明るい話題もあるし。
で、我が家のパソコン環境を見直すことにした。自作君につないでいる液晶モニターは、EIZOのCG241Wというカラーキャリブレーションでキチンとした色合わせが出来るものなので、写真を見るにはこれを使いたい、長時間作業していても目が疲れないのも気に入っているので、2系統ある入力端子の片方を自作君、もう一方をiMacの外部ディスプレイ端子とつないだ。これで席の移動をしなくても前面のボタン一発でMac、Windowsを切り替えできるようになった。
机の前はキーボードとマウスが二つずつになるが、これは仕方がない。自作君はWindows8をメインにし、データ倉庫&フィルムスキャナ専用機として余生を送ってもらい、XPも使えるようにしておく。もちろんXPを使うときは安全のためLANケーブルを抜いてネットにつながらないようにして使う。
iMacで作業したデータはTime Machineで自動的にバックアップされているが、さらにネットワーク経由で自作君にバックアップ、さらに4基のリムーバブルハードディスクに自動的にバックアップできるようにする。そのためにネットワーク経由でもデータのバックアップができるフリーウエアを探したところ、FreeFileSyncというのが見つかった。
試してみるとなかなかよさそう、Mac版、Windows版があるのも気に入った。これでiMac側のデータとミラーリングすれば変更部分だけがバックアップされるので速い。本来ならNASを導入してバックアップというのが一番スマートなのはわかっているのだが、それなりに値段がするし、自作君がまだ使えるので老兵にもう少しがんばってもらうことで解決。
お金を全くかけずに一件落着と相成った。
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2014年7月 1日 (火)
ネットを見ていたら、行ってよかった工場見学&社会見学ランキングで、ニッカウイスキー余市蒸留所が1位になったというニュースがでていました。行きましたよココ。
もう10年以上前の古いハナシですが。
関西から北海道に行こうとすれば、飛行機に乗ってピューッとひとっ飛びが一番便利で速いのは分かってましたが、私たちヘンコ夫婦はそんな真っ当な手段を選ばず、運賃が安いし、広々してるし、面白そうだしということで船に乗ってのんびり行こうということになり、舞鶴から新日本海フェリーで小樽まで、20時間チョットの船旅をチョイス。
船旅というのはいいですな。なんかゴージャスで余裕がある人のする旅という感じが。飛行機だと、目的地までは座席に座ったまま我慢しているだけの単なる移動手段なのだけど、客船は乗ってしまえば、ホテルにいるようなもん。
レストラン、カフェ、ビデオシアター、大浴場、サウナ、プール、コンビニ、ゲームセンター、スポーツ施設にコインランドリーとデッキにでなければ海の上なのかどうかも分からないほど充実しておりました。
ま、時間だけはたっぷりあったので、時々デッキに出ては何もない日本海の海を眺めながら、北朝鮮の工作員の乗った潜水艦が出てこないかと探しておりましたよ。(笑)
小樽には明け方の5時ぐらいに到着。そこからテクテクJR小樽駅まで歩き、三角市場で朝御飯を食べて電車に乗り余市駅へ。
駅から歩いてすぐの所にヨーロッパのお城の門のような立派な建物が。これがニッカウイスキー余市蒸留所。
しかし何ですな、北海道の洋風建築物はどれも立派ででかいですな。銀行でもホテルでもとにかくでかい。やはり広大な土地があるからでしょうか。神戸の異人館なんて、狭い斜面にちっちゃい建物がチマチマ建っていて窮屈感丸出しなので、「使えるだけ土地使うて目一杯立派なモン建てさせてもらいました」感があるのはチョット羨ましいところがあります。
で、余市蒸留所、これがまた広いわ、キレイわで「ホンマにココ工場でっか?」と聞き返したくなるほど。
私の思う工場は、油まみれで汚れてて、煙モクモク、異臭プンプン、騒音ガーガー、10年に一回ぐらい大爆発とかの事故を起こして「閉鎖しろ!」と近隣住民から提訴されているような所を思い浮かべておりました。(笑)
そんなのと比べてなんですが(比べなはんな)ヨーロッパのお城をモチーフにしたおとぎの国のテーマパークですと言われても疑わないでしょう、とにかくキレイで日本の景色じゃありませんや~んでした。
ニッカは元々「日果」から来ているそうで、余市特産のリンゴを使ってジュースなどを作って販売していたそうですな。ウイスキーは仕込んでから出荷まで年月がかかりますから、そのあいだ他の事して食べて行かんとね。
そういう説明もあちこちにあって、広い敷地をのんびり回りながら学べるようになってます。中のレストランで食べたジンギスカンもおいしかったし。
ちなみに次回のNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」はニッカウイスキー創業者竹鶴政孝さんと妻のリタさんがモチーフの物語だそうで、当然NHKなので、名前や会社名は改称されてるでしょうが、酒飲みなのでチョット楽しみなドラマです。
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