家族に聞いてはいけないこと
この間、行きつけの酒場で、たまたま横に座っていたかなり年配の女性二人客と写真、カメラのことで話が盛り上がってしまった。
どちらもお孫さんと、庭で育てている花の写真を撮るのにデジタル一眼レフカメラを購入し、カルチャーセンターのデジカメ教室に通いながら撮影を楽しんでいるのだそうだ。
おひと方は聞くと、ご主人が長年写真を趣味にしておられ、リタイヤ後はご夫婦で撮影旅行によく出かけられているそうで、ちょっと羨ましいイイ話なのだが、だったらわざわざデジカメ教室に通わなくても、ご主人に写真のことを教えてもらえばいいのにと言うと、
「ダメダメ、主人に聞いたら最初は気ィよう教えてくれるけど、最後喧嘩になりますねん」
長年写真をやっているご主人にすれば、カメラのことを聞かれて悪い気はしないだろうが、何度も初歩的なことを聞かれると、だんだんイライラしてくるのだろう。
相手が、写真クラブの仲間で初心者とかいうのなら丁寧に教えるのだろうが、長年連れ添った奥様となると「そんなことも分からんのか」となってしまうそうだ。
確かにそういうのありますな。
そういえばよくパソコンのことを聞いてくる友人が息子や娘にパソコンを教わると必ず親子喧嘩になるといっていた。スマートフォンの使い方も右に同じ。
教わる側と教える側はある程度の距離感というか、お店とお客様ぐらいの関係でないとダメなのかもしれない。
あまりに親近者で、言いたいことが言い易い間柄では、つまらない言い争いに発展しかねないということか。
これからは、家族に「○○に詳しい」人がいても、うかつに聞いてはいけない、確実に揉め事のタネになります。(笑)
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