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2014年4月 5日 (土)

ポメラDM100のええところ、悪いところ

どこでも、さっと取り出してすぐに文章を打てるポメラDM100は、今まで買った電子ガジェットの中では一番「買ってよかった」ものである。
ipadの押した感触のないソフトウエアキーボードが苦手なのでキチンとしたキーボードで打てるのが気に入って、ブログの記事を書くのに、手放せないツールとしていつもカバンの中に放り込んで持ち歩いているが、使い続けてみて感じた気になったところと良かったところを書いてみたい。
まずダメなところ。
内蔵ボタン電池が十分あるにも関わらず、電池切れの点滅表示がでるのは、完全に設計ミスだと思う。この件に関しては「南北物産の狩帳簿+α」というブログで解決策がでていたので(感謝)その通りやってみたところ見事に治まったので、とりあえずは解決。
ストラップを付ける出っ張りが、専用ケースに入れるとほとんど意味をなさず、無用の長物な件は以前ブログに書いたが、ばっさり切り落としてしまって解決。
底面に付いている滑り止めのゴムが、専用ケースからの出し入れですぐに取れてしまう件、これがないと、開けたときに後ろに倒れてしまって、キーボードをまともに打てない。液晶パネルとキーボード部分の重量バランスが悪いのでこんなことになるのだろうが、せっかくキーボードでサクサク打てるのが売りの機械でこれはないだろうと思う実に残念な部分。ホームセンターで売っている家具の滑り止めゴムを寸法に切って貼り付けて解決。
これは私のものだけかもしれないが、バッテリーの残量表示が不安定。充電したての電池を入れているにも関わらず、バッテリーが残り少ないと表示が出る、無視して使っているといつの間にかバッテリーが十分の表示に戻っていて普通に使えるので気にしないことで解決。
次は良かったところ。
F7キーで文字情報表示ウィンドウが出るところ、今書いている文章の総文字数が確認できるのが便利。決まった文字数で文章を書くときには重宝する、このウィンドウEscキーで閉じるになっているが、Menuキーを押す方がすぐに文書画面に戻れて手っ取り早い。
辞書呼び出しが、メニューからではなく、画面横に独立したボタンになっているところが便利。とにかくさっと調べて、さっと編集中の文章に戻れるのがいい。国語、英和、和英が個別のボタンなのも使い勝手がよく考えられていると思う。
東芝FlashAirという無線LAN機能を持ったSDカードを挿していると、ワイヤレスでEvernoteに投稿できるところが便利。以前はいちいちUSBケーブルでつないでパソコンにデータをコピーしていたのだが格段に楽になった。

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バックライト付き液晶パネルで、暗い場所でも画面が見やすいのが便利。わざと照明を暗くしている喫茶店でも文章が書ける、老眼のオジサンにはありがたい。
キーボードが意外と打ちやすいのが便利。慣れもあるだろうが、電車の中で、膝の上にカバンを置いてその上で打っていてもサクサク打てる。
軽くて、カバンに放り込んでいても収まりがいいところが便利。大きさの割に薄っぺらいのでじゃまにならない。
単三電池2本で、長時間使えるところが便利。eneloopで使っているが、よく持つ、もしバッテリー切れになってもどこでも買える電池で動くというのは心強い。予備を持ち歩いても単三2本なら負担にならないし。
ま、なんといってもこの機械の一番いいところは、こうしていつでもどこでも文章を書くことに集中できるところだと思う。
自炊で電子書籍化した資料が山ほど入ったipadとペアで持ち歩いているが、ちょっとした空き時間や、休憩に入った喫茶店の隅っこ、公園のベンチでもさっと取り出して文章を打てば、そこはもう書斎である。
いろいろ残念な部分も多いポメラDM100だが、手放せない道具として十分気に入っているので、そういうところがすべて解決された次の機種がもし出たら間違いなく買うでしょうな。

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