街で見つけたビリケンさん
とがった頭とつり上がった目で足を投げ出して座るビリケンさんは関西では福を呼ぶ縁起物としてポピュラーな存在ある。
大阪通天閣の像が有名だが、ほかにも関西、特に大阪ではいろいろなところで目にするキャラクターである。
元々はアメリカの女流芸術家が夢の中で見た神様をモデルに制作したものだそうで、日本には明治時代にやってきたそうだ。縁起物大好きな関西人の間で根付いたのは、なんだかよく分かる気がする。
最初に見たときは、全然かわいいとも思わなかったし、むしろ宇宙人の子供みたいで不気味だった。見慣れてくると今度は全然気にならないどころか、存在が希薄になってしまって風景の一部になってしまい、ますます存在感がなくなってしまったのが私にとってのビリケンさん。
うまく言えないが、関西に於ける、居酒屋や喫茶店にさりげなく飾ってある阪神タイガースグッズのようなポジションといえば分かり易いかもしれない。
招き猫や福助と並ぶ見慣れてしまって当たり前すぎる縁起物のひとつなのである。御利益うんぬんより「ああ、ビリケンさんね」で終わってしまうというか。そんな位置づけのキャラクターでありながら、街歩きの際、結構写真に撮っていることに気がついた。
撮った写真を記録しているデータベースを検索すると、そこそこ出てきたので、これは日の目を見せてあげなくてはと思い記事にしてみたわけである。
街で見つけたビリケンさん、撮ったことすら忘れていてゴメンね。
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