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2014年2月25日 (火)

太陽で一杯

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「太陽がいっぱい」は、アランドロンの映画だが、今回は太陽で一杯の話をば一席。
2月某日、行きつけのバーAbuはちのご主人と常連客の酒飲みたちは、新酒の香りに誘われて、明石の太陽酒造の試飲会に出かけた。
今年で3回目、冬のお楽しみイベントとしてすっかり定着した感がある。
まずは、ローカル私鉄山陽電車の江井ヶ島駅で待ち合わせ、駅前のこれまたローカルな市場を横目に歩く。ほどなく鯨の背中のような大きな酒蔵の建物が見えてくるがこれが太陽酒造、我々一同少しばかり早く着きすぎたようで、始まるまでブログ用の写真なんぞをパチパチと撮りまくってましたな。
試飲会とはいえ、いきなり宴会というわけではなく、社長自ら語る、酒造りのお話を最初に聞かなくてはならないというお約束があるので、促されるままに酒蔵の中へ。
ただし参加は自由、毎年参加しておられる方は聞かずに待っていても構わないのだが、今回借り物のカメラで高感度撮影のテストをしたくて、暗い酒蔵の中へついて行き、話そっちのけで写真ばかり撮っておりました。

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20分ぐらいのお話が終わるといよいよ試飲会。
どんっと置かれた純米吟醸「たれくち」と「おり酒」の二本の一升瓶に試飲会にしては豪華すぎるアテの数々に一同乾杯。
参加メンバーは、酒と食と雑学に関しては、広辞苑や百科事典並の強者ぞろいなので座の盛り上がりに関しては心配無用。大人の酒飲みの集まりなんでね、皆、黙っちゃいませんよ。

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酒蔵の前の庭が会場なのだが、この日はさほど寒くもなく、楽しいひとときであった。お土産にお酒はもちろん、酒粕と玉ねぎの奈良漬けを買い求めたのも毎年のお約束。
酒飲みぞろいということもあって、他のグループよりも早く飲んでしまった我々は、太陽酒造を後にして、第二会場である明石魚の棚商店街の「たなか酒店」へ。
表向きは普通の酒屋さんなのだが、横の通路奥にあるくぐり戸を抜けると、そこは酒飲みの別天地が広がる知る人ぞ知る有名店なのである。
酒屋がやっている立ち飲みにしては素晴らしすぎる酒とアテの数々が飲み助のハートわし掴み、太陽酒造の試飲会よりも、こちらを楽しみにしている感もないではない我々は、ワインをいただきながら楽しすぎる時間を過ごしたのであった。
その後、記憶も曖昧なまま解散、いや~昼から飲みっぱなしな充実した休日でした、お後がよろしいようで。

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コメント

素敵なお休みでしたね、私は昨年地域の酒屋の親父が集まって米から作ったプライベートブランドの吟醸酒の10周年記念試飲会に行ってきましたが、10年の節目と言う事で100名程の参加で、利き酒で無く大宴会になり辛い朝を迎えました。
それと朝日酒造も車で40分位の所にあり、時々イベントがあるのですが、必ずウエルカムドリンクに市販されないような凄い酒が振舞われます。それはあくまでも利き酒程度なので、酔っ払って無い分美味さがよく判りますが物足りなさもかなりあります(笑)

投稿: よこ | 2014年2月25日 (火) 19時41分

よこ様、おはようございます。
朝日酒造を調べてみたところ、新潟、福井、鹿児島の3社が出てきましたが、新潟の朝日酒造でしょうか。久保田は有名ですよね。

投稿: よもかめ亭主 | 2014年3月 1日 (土) 10時16分

素晴らしい、大あたりです、久保田は有名ですが
個人的には毎日呑める普通朝日山の方が美味いと思うのは安い口なのでしょうか?
こちら新潟は日本酒の消費量が一番多い県らしいです。

投稿: よこ | 2014年3月 3日 (月) 21時08分

ふだん呑みのお酒に高いものなど飲めませんよね。行きつけの居酒屋の主人が教えてくれたのですが、リーズナブルなお酒でも燗のつけ方で美味しく呑めるというものでした。その居酒屋の主人は家では某大手メーカーの紙パック入りだそうです。試しにその通りしてみたらホント美味かったです。

投稿: よもカメ亭主 | 2014年3月 4日 (火) 01時36分

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