2014年2月27日 (木)
このブログを始めて、この回でちょうど一年たちました。
検索で引っかかって見に来て下さった方、気に入っていただいて、いつもの巡回コースに入れて下さっている方、すべての方に感謝申し上げます、いつも見に来てくださって本当にありがとうございます。
カメラと写真のことを中心に、思いついたことや、気になったことなど、とりとめなく書き連ねているだけのブログですが、これからもより一層精進し、ブログの向上に邁進する所存であります、などと堅苦しいことは言いません、原稿用紙1~2枚程度の文章と、それに見合う写真とで面白く書ければいいかなと。
もう古い話なのですが、今から15年以上前、毎月ミニコミ誌を出していたことがあります。わずか10ページ足らずのものでしたが、毎月テーマを決めて文章を書き、それにあった写真を選んで載せてプリンターで出力したものを綴じて完成。毎回30部ほどしか作れませんでしたが、知り合いの喫茶店などに置いてもらっていました。
それまでミニコミ誌を作るなどと言えば印刷屋さんに頼むというのが普通だったのですが、自宅のMacとスキャナを使い、フォトショップで写真を調整し、イラストレーターでデザインし、ページメーカーで編集とレイアウトをやって最後インクジェットプリンターの両面紙に出力。
まさしくDTP(デスクトップパブリッシング)そのものなのですが、これが自宅でいとも簡単にできてしまうことが面白くて結局8年半ほど、100号まで出しました。
文章を書くことの面白さに気がついたのもそのとき、それがこのブログにも繋がっています。自分の撮った写真と文章で発信すると言う意味では、あのころ作っていたミニコミ誌とこのブログは何ら変わりはないのですが、ブログならではの良さといえば、不特定多数の方に見に来ていただけるということでしょうか。
ココログには強力なアクセス解析があるので、いろいろ興味深い結果を知ることができ、励みにもなっています。
ネットでは検索ひとつで様々な情報にアクセスでき便利なのですが、私自身検索結果で見つけたブログが面白くて、そのまま巡回コースに入れて毎回見ているものも少なくありません。たまたま見つけた全く知らない方のやっているブログが面白かったりするのがネットの良さかもしれません。
そういうことから、このブログが面白いと思って下さっている方が、もしかしたらいるかもしれないと思い、始めるにあたって一切の告知はしませんでした。
友人知人に「ブログ始めたんで」と言えば、確実にアクセス数は増えるでしょうが、あえてそれをせず純粋に興味や検索で見に来て下さる方だけでどれぐらい見に来てもらえるのか知りたかったというのもあります。
流行や時事ネタはほとんど取り上げず、検索に引っかかりそうな言葉も文章に盛り込まず、地味と言えば地味なブログですが一年で2万アクセスを越えることができました。
これまでも、これからも、是非見てやって下さい。
また、お手すきでしたらコメントなどいただけるとありがたいです、よろしくお願いいたします。
ワンステップずつボチボチと続けていきたいな、などと思う今日この頃。
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2014年2月25日 (火)

「太陽がいっぱい」は、アランドロンの映画だが、今回は太陽で一杯の話をば一席。
2月某日、行きつけのバーAbuはちのご主人と常連客の酒飲みたちは、新酒の香りに誘われて、明石の太陽酒造の試飲会に出かけた。
今年で3回目、冬のお楽しみイベントとしてすっかり定着した感がある。
まずは、ローカル私鉄山陽電車の江井ヶ島駅で待ち合わせ、駅前のこれまたローカルな市場を横目に歩く。ほどなく鯨の背中のような大きな酒蔵の建物が見えてくるがこれが太陽酒造、我々一同少しばかり早く着きすぎたようで、始まるまでブログ用の写真なんぞをパチパチと撮りまくってましたな。
試飲会とはいえ、いきなり宴会というわけではなく、社長自ら語る、酒造りのお話を最初に聞かなくてはならないというお約束があるので、促されるままに酒蔵の中へ。
ただし参加は自由、毎年参加しておられる方は聞かずに待っていても構わないのだが、今回借り物のカメラで高感度撮影のテストをしたくて、暗い酒蔵の中へついて行き、話そっちのけで写真ばかり撮っておりました。

20分ぐらいのお話が終わるといよいよ試飲会。
どんっと置かれた純米吟醸「たれくち」と「おり酒」の二本の一升瓶に試飲会にしては豪華すぎるアテの数々に一同乾杯。
参加メンバーは、酒と食と雑学に関しては、広辞苑や百科事典並の強者ぞろいなので座の盛り上がりに関しては心配無用。大人の酒飲みの集まりなんでね、皆、黙っちゃいませんよ。

酒蔵の前の庭が会場なのだが、この日はさほど寒くもなく、楽しいひとときであった。お土産にお酒はもちろん、酒粕と玉ねぎの奈良漬けを買い求めたのも毎年のお約束。
酒飲みぞろいということもあって、他のグループよりも早く飲んでしまった我々は、太陽酒造を後にして、第二会場である明石魚の棚商店街の「たなか酒店」へ。
表向きは普通の酒屋さんなのだが、横の通路奥にあるくぐり戸を抜けると、そこは酒飲みの別天地が広がる知る人ぞ知る有名店なのである。
酒屋がやっている立ち飲みにしては素晴らしすぎる酒とアテの数々が飲み助のハートわし掴み、太陽酒造の試飲会よりも、こちらを楽しみにしている感もないではない我々は、ワインをいただきながら楽しすぎる時間を過ごしたのであった。
その後、記憶も曖昧なまま解散、いや~昼から飲みっぱなしな充実した休日でした、お後がよろしいようで。
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2014年2月23日 (日)
「朝ごはん」があって、「昼ごはん」があるから、夜は「夜ごはん」ということなのだろうが、なんだかすごく違和感を感じてしまう。夜は「晩ごはん」か「夕飯」または「夕ごはん」と教わってきたので、「夜ごはん」という言い方がすごく幼児言葉のように聞こえてしまうのだ。
若い人の俗語なのだろうと思っていたら、結構年配の人や、テレビで芸能人やニュースキャスターまでが普通に使っていたりして、ますます違和感を感じる。
「晩ごはん」はあるが「夜ごはん」という言葉は国語辞典にない。にもかかわらず、皆なんのためらいもなく普通の言葉として使っているのは何でなのかさっぱり分からない。
まあ、他にも「~の方」とか「~じゃないですか」など違和感を感じてしまう言葉や言い回しはたくさんあるのだけれど、いちいち目くじらを立てることではないのかもしれない。
まったく意味の変わってしまった言葉もある。「切れる」といえば、以前は「切れ者」とか、能力のある人を指す言葉だったが、今は危なっかしい奴を指す、しかもカタカナで「キレる」と書くことがほとんど。
こういうことを探していたら当分ブログネタには困らないかもしれない。
切れる人になるためにココロとアタマを研いでおくべし。
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2014年2月22日 (土)

ハーフサイズカメラのオリンパスペンEESを35ミリフルサイズにしたのがこのカメラ、1968年(昭和43年)発売。分解するとわかるが、中の部品の形状などがペンEEシリーズとそっくり。
ハーフサイズがあまり受けなかった海外に向けて企画されたのだそうだ。フルサイズゆえにペンEEシリーズよりは大きいが、手頃なサイズとカメラらしいデザインで使い勝手は実にいい。このカメラとペンEEシリーズを同時に使うとペンの方が小さすぎて使いにくく感じるほどだ。
レンズはD.Zuiko 40mm F2.8(3群4枚)で、付かず離れずのちょうど良い焦点距離と抜群の写りで、初めて使ったとき、ちょっと感動してしまった。
レンズ鏡胴上面にあるゾーンフォーカスの四つのアイコン。
その反対側にはちゃんと距離目盛もあるので、アイコンがどの距離を指しているのか分かるのはとても親切。
ピント合わせは、人物一人、人物二人、人物集合、山のマークの四つのアイコンから選ぶゾーンフォーカスで、写したいものに近いアイコンを選んでシャッターを押すだけ、シャッタースピードは1/30秒と1/250秒が明るさに応じて切り替わるプログラム方式なのでカメラにお任せで実によく写る。
こんなにいいカメラなのに、中古カメラ屋さんではペンよりかなり安い価格設定で売られているのがちょっとばかり悲しいが、もともと低価格で、20年間にわたり1000万台生産されたロングセラーカメラだったので、現存数も多く安く出回っているのだろう。
ネガ、リバーサルフィルムともにかなりの本数をこのカメラで撮影したが、全く不満がない。フィルムカメラ入門にはもってこいの名作カメラだと思うのだが、いかがですか。


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2014年2月20日 (木)
ジャンクカメラを探してきては分解修理をして写真を撮っている。メカ好き写真好きとしては、何とかこのカメラで写真を撮りたいという気持ちがあって今日もどこからか探しては分解している。
いずれも昔のカメラなので、当然のことながら交換部品なんてものは無い。壊れた部分は、代用品や自作などで何とか使える状態まで手を尽くすのがこういう趣味の醍醐味なのだ。
しかし代用品や自作ではどうにもならない場合も当然あって、その場合はニコイチといわれる二台のカメラから良い所取りをして一台を組み立てるという方法で直している。
一台を直すためにもう一台がお亡くなりになるわけで、直ったほうには二台分長生きしてもらわなくてはならない。
気に入っているカメラだと、壊れたときのために部品取り用のストックを何台か持っていないと落ち着かなかったりするので、ひたすらカメラが増えていくのだ。
神戸元町 OLYMPUS TRIP35、ジャンクショップとジャンクカメラをかけてみた。直したカメラで良い写真が撮れると嬉しいものである、いっそう愛着がわくというものだ。
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2014年2月18日 (火)
小学生の頃、遠足の前に配られるプリントに「おやつは○○円まで」と書いてあった。
バナナやみかんはおやつの内に入るものなのか悩んだものである。
○○円までという制約があるから、その範囲内でみんな考えて工夫するのが楽しかったのである。
行きつけの駄菓子屋の定番お菓子の値段は、ほぼ頭に入っているので、ここはひとつ普段は買えない高いお菓子で一点豪華を狙うか、質より量で豊かな気分になるか、あえてひねりを利かせて、おまけ付きのお菓子ばかりで友達と盛り上がるか、子供なりにいろいろ考えていたのである。
友達と一緒に買いに行って、お菓子がダブらないように選んだりもした。
遠足の行き先や見たものはは忘れたが、おやつ選びを思い出せるということは、そこが遠足における一番重要な部分だったからに違いない。
東京千住 店の前にずらり並んだガチャポンが素晴らしい。
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2014年2月16日 (日)
5年ぐらい前、結構たくさんの写真集を持っていたのだが、ある日突然処分してしまった。
理由は自分の写真だけで充分だと思ったから。うぬぼれとかではなく、人の写真は所詮その人の写真であって、私には撮れないものだし、それを真似るつもりも無ければ、飾る気も無いので、ならば場所をとるだけの物は手元に置かなくてもいいかと思ったのである。
写真集というのはたいてい発行部数が少なく、買い逃すとなかなか手に入れることができない類の本なので、古書店で思っていたより高く売れた。
きれいさっぱり無くなってすっきりしたのだが、どうしても捨てられなかったのはアジェ、桑原甲子雄、荒木経惟の街の写真集。
どうしてと聞かれてもうまく答えられないのだが、眺めているとカメラを持って街に出たくなる写真集とでも言えばいいのだろうか。若い人なら「元気をくれる本」とか言いそうだが、そういう言い方はなんか違う気もするし。
ともかく私にとって、時代を超えて新鮮さを失わない写真集なのである。
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2014年2月15日 (土)
毎日乗換えをする虎の球団を持つ私鉄の駅で、最近イライラすること。
上下線同時に電車が到着すると、大量のお客さんが降りてくるので、改札が出る人で全部ふさがって駅に入れないのだ。
実は以前から朝のラッシュ時はこんな調子だったのだが、年配の駅員さんがいて、必ず1基改札を入場用に確保し、乗客誘導してくれていたので問題なくスムーズに改札を通ることが出来た。
この駅員さんを最近見ないので、ひょっとしたら定年退職されたのかもしれない。代わりに来たのが若い駅員、ただ突っ立って馬鹿でかい声で「オハヨーゴザイマス」を連呼しているだけの役立たず。改札を通れないで待っているお客さんを見ても何も思わない時点で失格だ。
近所のセルフのコーヒーチェーン店もそう。レジが2基あるのに、どんなにお客さんが並んでいても1基しか開けない。
たくさんいる若い店員は皆別のことをしている、受持ちの仕事が忙しいのだか何だか知らないが、お客商売でお客さんが待っているのを見てなんとも思わないのか。
以前、ちょっとおしゃれな立ち飲みができたというので行ってみたが、若い店員がお客で来ている友達とずっとしゃべっていて、注文が全然来ない。お客をバカにしているとしか思えない無神経ぶり。
本当に若い人は気付いてくれない、というよりもっと前のレベルなのだろう、気付くとかじゃなくて、それを疑問にすら思わないぐらい躾をされていないのだと思う。
悲しいが、自動販売機のほうが電子音で「アリガトウゴザイマシタ」と言ってくれるだけマシかもしれない。
写真と本文に特に関係はございません(笑)
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2014年2月13日 (木)
Windows8.1を使ってみての感想だが、2005年に自作した非力PCでもさほど重たさを感じないで使えているのが以外だった。サクサクとはとても言えないが、モタモタまでは行かないギリギリで使えている。
ま、設定で不要なサービスやアニメーション効果などをとことん使わないようにしてやっとコレなので本当の意味では実用的とはとても言えないのかもしれないが。
メインで使っているアドビライトルームははっきり言って重たい。サムネイルの表示はそうでもないが、フルサイズで表示するとかなり待たされる。現像処理も同じくXPの時よりも時間がかかるのがはっきり分かる。
XPの時はバージョン3、Windows8.1でバージョン5を入れたので、アプリケーション自体が大きく重くなっているのもあるだろうが、とても実用的とは言えない遅さで大量の画像処理には向かないというのが使ってみての印象。
ブログに載せるための数点の写真を処理するのならまだガマンは出来るが、一番よく使うアプリケーションがこれでは新たな自作を考えなくてはならないかもしれない。
もう一つメインで使っているファイルメーカーは立ち上がりこそ遅いがその後は普通に使えているので問題なし。
うれしい誤算だったのがNikonScanが使えたこと。
35ミリフィルムを使うクラシックカメラで撮った物は全部NikonのSUPER COOL SCAN 4000EDというフィルムスキャナで取り込んでいるのだが、Windows2000やXP時代の周辺機器なのでスキャンソフトのNikonScanはビスタ時代のものまでしか無いというシロモノ、このスキャナが壊れるまでXPにしがみついてやろうと思っていたのだが、XPのサポート切れ間近という事態に、さてどうするかと思っていたのだが、Windows8の事をいろいろ調べていると「古い周辺機器のドライバ類も互換モードで動く場合があります」との記述を見つけ、さっそくビスタ版をダウンロードしてインストール、プロパティで互換モードにチェックを入れて立ち上げてみたらあっさり使えてしまった。
まさか動くまいと思っていたのでちょっとビックリ。速度はXPで使っていたときよりも少し遅いが今のところそのまま問題なく使えている。
実際、スキャンをするときは、パソコンの前に張り付いているわけではなく、設定をしたら後は勝手にやらせてiMacで別のことをしているので、少々遅くても大した問題ではないし、元々メインのMacを単調な作業で占有されるのがいやだったのと、仕事でWindowsを使わざるを得なくなって自作に走ったので、立ち位置としては「しんどい仕事を地味に淡々とやってもらう召使い」のようなパソコンなのでこれでいいのである。
まともに使えるようになるまで、いろいろとややこしいWindows8.1だったが、とりあえずのところ何とか使い物になりそうで、ちょっとホッとした。

Windows8.1で動いているNikon Scan。これが使えないことにはフィルムカメラを楽しめないのでね。
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2014年2月11日 (火)
小さい頃から、ものの形に惹かれるところがあった。自動車や、怪獣に見える石ころを、海岸で見つけて宝物にしていたり、何かしら形が素敵に思えるものを大事にする癖があった。
身の回りに置けるものならまだいいが、建物など大きなものは写真に撮るしかない。建築物が好きなのも結局は形に惹かれているのだと思う。
免許は持っているが、車の運転は全然しない、あまり運転自体が好きではないのと、運転席に座ると車の形が分からなくなるのが面白くないのもある。車は外から眺めているのが楽しい、光の当たり具合ですごくかっこよく見える角度がある。
形は形でも受け入れられないというか、さっぱり分からない形があった。小学校の図画工作の教科書に出てきたピカソの絵。
何で人の顔がパズルの寄せ集めのような形なのか分からなかった、ピカソといえば確かに世界的な名画なのだろうが、その絵が書かれた時代背景が理解できないような子供の教科書に「これが名画だ、芸術だ」と載せたところで、逆に嫌いになってしまうだけではないか。
ピカソが普通のちゃんとした絵も描いていた人だと知ったのはずっと後だった。
それを先に教えてくれていたら、海岸で石ころを見つける代わりにもっと違うものを見つけていたかもしれないのに。
長崎県 2009年 Mamiya Sketch 石畳がピカソをしていた。
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2014年2月 9日 (日)

使い勝手が悪く、なかなか馴染めないWindows8.1であるが、慣れるしか手がないので頭を切り替えて、何とかストレス無く使うことを考えた。
まず、スタート画面ではなく、デスクトップ画面が最初に出るように設定を変更。さらに、終了時に開いていたウィンドウが起動時に開くようにし、これで起動時にあのケバケバしいスタート画面のタイル表示を見ることがなくなって、ややストレス減少。
あの画面を見なくて済むだけでずいぶん違う、何であんなものを最初にもってくるのでしょうかね。タブレットやタッチパネル前提なのでしょうが実にうっとうしい。
これは、XPで言うところのスタートボタンをクリックしたときに上にピロ~ンと出てくるウィンドウが、ど派手になって画面全体に居座っていると考えればいいわけで、極力見ないようにすればストレスは減ります。
で、そのスタート画面もほとんど使い物にならないアプリとやらがてんこ盛りなので、片っ端からアンインストール。ほとんど何も残らなくなった画面によく使うアプリをピン留めしたらちょっとは使い物になるかなと考えたのだがやっぱりあのケバケバしさには馴染めませんな。
あと、デザインよりパフォーマンス優先で、無駄なアニメーション効果や不要なサービス類を片っ端からオフ。見づらいだけのフォルダアイコンもフリーウエアでXPと同じにしたらだいぶマシになった。
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2014年2月 8日 (土)
テレビを見ていて、不愉快な気分になるのが洗剤のコマーシャル。台所用でも、風呂用でも、トイレ用でも洗剤はどれも同じ、なんだか好きになれない。
まず無用な危機感をあおるのが気に喰わない。まな板の上はバイ菌がいっぱいなのに平気なのかとか、洗濯機の洗濯槽はカビだらけなのにそれで洗濯しますかだとか、部屋干しのニオイが衣服に移ってもなんとも思わないのかとか、いちいち気にするような事でも無い様な事を、さもイケナイ生活をしているような言い方をするのはどうなのかと思ってしまうのだ。
きれい好きや、潔癖症の人をびびらせて、ジャブジャブ使ってもらえばメーカーも儲かるわけだけど、そのぶん家庭排水が環境汚染につながって、温暖化が加速して、余計なバイ菌がまた増えるだけなわけで。
だいたいこんなに洗剤を使わなくてはなりませんかね?
食器にこびりついた油汚れもサッと落ちるのは結構ですが、先にティッシュや新聞紙で拭き取ってやれば、洗剤はほとんど必要ありませんが。
我が家ではカレーとかスパゲティとか必ずこうしておりますが、ずいぶん洗剤使用量は減りますな。
奈良で見つけた看板。ミツワとかミヨシとかモノゲンなんて懐かしいですな。
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2014年2月 6日 (木)
2014年2月 4日 (火)

メイハーフ と同じ東郷堂から1963年(昭和38年)発売された子供向けのカメラ、はっきり言ってトイカメラである、カメラとしてのオーラはないが、子供にとっては大人と同じカメラで写している気分になれたのだろうと思う。
レンズはNEW MK LENS 50ミリF8の単玉、シャッターはバルブとインスタント(約1/60秒ぐらいと思われる)のみ、絞りはF8、11、16の三つ。
何とも簡素な写真を撮るためにはギリギリのスペックのカメラである。ネットで調べてみると、絞はお天気マークを合わせるとの記述があったが、私が持っているものはお天気マークではなく数字で表記してあるので、仕様変更によるバージョン違いのものがあったのだと推測される。
行きつけの中古カメラ屋さんのジャンクワゴンに300円で転がっていたものを話のネタに買ってみたもの。
写りに関してはなんの期待もしてなかったし、カメラとしての作りも雑で、動けばいいかぐらいの気持ちで安さに負けてお持ち帰り。一通りメンテナンスしては見たが、フィルムを入れてみる気持ちになれず、そのまま放置していた。
たまたまネットでこのカメラについて調べてみると、カメラ店ではなく、百貨店の文房具コーナーやオモチャ屋などで売られていたらしく、今となっては現存数が少なくて希少価値があるらしい。
希少価値とか言われても、コレクターでもマニアでもないので、だからどうしたなのだが、一度ぐらいはフィルムを通してやらねばカメラに気の毒だとばかり、今年の初詣に持ち出してみた。
写りに関しては作例を見ていただくとして、使っていて何とも安っぽくカメラを使っている気分に全くなれない不思議なカメラで、撮り歩きながら、「ホンマに写真撮れとるんかいな?」と不安になったのである。
さすがにリバーサルフィルムを詰める気になれず、安売りで大量に仕入れたネガフィルムでテストしたが、正月明け、現像が上がるまでずっと不安、上がりを見て「おっ、ちゃんと写っとるやんけ」と安堵したわけだが、写真を撮る道具で写っているか不安になるなどと言うのは、一体どうよというのが正直な感想。
もう一度使うかと聞かれれば???なので、コレクターの方にでも譲ってあげるのが正解かなぁと思いつつ棚の一番奥に戻してしまった。
先に記事で取り上げたメイハーフに比べると、フィルムサイズが大きな分、天候等の条件が良ければこれぐらいは写るが、輝度の高いものを写すとフィルム室の内面反射でコントラストが低下する。
紫の幕に描かれた菊の模様がフィルム室で内面反射し、写り込んでしまった例。画面下部に四つ白い丸が写っているのがそう。心霊写真を作為的に撮るには向いているかもしれない。(笑)
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2014年2月 2日 (日)
当時のステッカーが出てきたので今のものと一緒にパチリ。あの頃Mac専門店で買い物をするといろいろおまけがもらえたのも懐かしい思い出である。ステッカーはいろんなものに貼りまくってましたな。(笑)
1984年あの伝説のコマーシャルとともにMacintoshが大々的に世に出て今年で30周年だそうだ。
30年ですか、なんだか感慨深いものがありますな。いろいろ思い出しました。
ワープロ専用機のキャノワードで、行きつけだった写真屋さんのクラブの会報なんかを作っていた頃、そろそろ自分用のパソコンが欲しくなり、弟がそういう方面の仕事をしていたこともあって、いろいろ聞いて、その当時国民パソコンといわれていたNECの98シリーズしかないでしょと見積もりを出してもらったのだが、実物を見てみたくて日本橋まで行ったのが運命の分かれ道。
ジョーシンだったと記憶しているが、Macintoshのデモをやっていたのである。説明をしていたお姉さんがマウス片手に、アルダスページメーカー(懐かしいなぁ、のちのアドビインデザインね)とフォトショップを使って、あれよあれよという間にカッコいい誌面を作るのを見て目から鱗。
「これや、これしかない。」
さっそく日本橋にあるMac専門店(T-ZONEとか何店かありましたなぁ)でマックの専門誌マックパワーとマックライフのバックナンバーをしこたま買い込みマックのことを調べ、弟に「98やめて、Macintoshにするわ」と見積もりの出し直し。
「アップルコンピュータなんか扱ったことないで」というのを無理矢理何とかしてもらった。
買ったのはMacintoshLC。ローコストカラーの略でLC、カラーの扱えるMacintoshの中で何とか手が届く値段の機種だった、1990年のことである。
搭載ハードディスク容量が20MBか40MBだったのでハードディスク無しで注文し、ヤノから出ていた100MBを載せた。ピザボックススタイルと言われた筐体は簡単に開けられるようになっていたのである。100MBなんて、今となっては笑ってしまうが、当時は大容量で高かったのも懐かしい思い出である。
12インチの専用ディスプレイ(これも笑ってしまいますなぁ)を載せると実にかっこよくて、いかにもアメリカのコンピューターという感じだった。NECの98はまだMS-DOSが主流でコマンドを知っているかどうかがパソコンを使いこなせるかどうかの分かれ目だったように記憶している。そんな時代にMacintoshを買ってしまったのだからずいぶん思い切ったものである。
同時に、一般向けでフルカラープリントが出来る最初のインクジェットプリンターだったと思うが、ヒューレットパッカードのデスクライターC、デモで見て感動したアルダスページメーカーなどソフト類を買ったが、総額で100万円を超えてしまった。でも幸せだったのである。
ハイパーカードにハマり、フォトショップ(バージョン2.0!)が面白くて徹夜の連続、ファイルメーカーで写真のデータベースを作り、キッドピクスに感動し、ページメーカーで小冊子をデザインしたり。
仕事が終わると飛んで帰り夕飯もそこそこに毎日夜中までMacの前で何か作っていた。
LCは実にいいMacだったが、12インチのディスプレイはさすがに小さく感じてきて、ソニーの17インチモニターを購入、フルカラー表示のためにグラフィックアクセラレータと呼ばれていたカードを載せ、メモリも上限いっぱいにしたがさすがに非力になって、当時最高だったQuadra 800を購入。その後、モニターはあこがれのナナオ(現EIZO)に、インターウエアのグランヴィマージュで増強、持ち歩けるMacが欲しくてPowerBook145Bでモバイルしつつ、後にPowerBook5300cに買い替え、ボンダイブルーの初代iMACは発表と同時に予約、青白のG3、シルバーのG4、G5は手が出ず今のiMACへと林檎遍歴を重ねてきた。
記憶が曖昧な部分もあるが、仕事もプライベートもMacと共に約四半世紀、あの時Macのデモを見ていなければ今どんなパソコンライフを送っていただろう。
いまだに取扱説明書入れに使っているページメーカーとフォトショップの空き箱(笑)、当時の王道ソフトは箱も立派なら値段も立派でした。中身は分厚いマニュアル数冊とフロッピーディスクがいっぱい。インストールするのも楽しかったな~。
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2014年2月 1日 (土)
気に入ってよく行く、なじみの立ち飲み酒場。常連率100%、長く通う年配の方が多い。純粋に酒を飲む人たちばかりが集まっている、酒のほかには何も無い潔さがかえって心地よい空間だ。
50代の私から見て、年配の方が多いということは、はっきり言って元気なおじいちゃんばかりの店だということである。
店の大将と奥さんはそのお客さんたちを「ちゃん」付けで呼んでいるのでさらに年配ということだ。飲みすぎのお客には酒を出さずに帰らせる、仕事をさぼって飲みに来ている客には説教をする。嫌なことがあって少し荒れている客には、「あんただけや無いやろ」と叱りつける。それをわかって日々集う酒飲みたちに混じって、無駄話に相槌を打ちながら飲むのが楽しい。
高齢化率のとても高い空間なので、話題は昔話と、こんな風にいつまで飲めるかが中心。
一人暮らしの方も多いらしく、この店でのわずかな時間が自分の居場所を確認できるひとときなのだろう。時間をかけてゆっくり飲んだあとは、「また明日来るわ」。
スーパーで買い求めたおかずの袋を下げて、ほろ酔い気分で帰っていく。何も無い殺風景な空間なのになぜか心地よい。
こういう所で飲んでいると、自分は酒が好きなのではなく、この場所の空気が好きなのかもしれないと思うことがある。そういう感覚が年々強くなっているような気もする。
一杯の酒にいろいろなことを思う、本当に酒は旨いな。
神戸元町 GR1v、このカメラにモノクロフィルムをつめてよく撮っていた頃の写真。小さいのでスナップにはもってこいだった。写真は知る人ぞ知る有名な立ち飲み。
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