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2014年1月 7日 (火)

老眼と海

中学生の頃、なぜか昼休みの後に、全校生が校庭に出てラジオ体操をさせられた。そしてそれが終わると、望遠訓練なるものがあった。
出来るだけ遠くのものを、1分間見つめるという訓練で、視力が回復するとか言っていたような記憶があるが、効果のほどは分からなかった。その頃は目が良かったので、ばかばかしい訓練としか思ってなかったのである。友人とギャグにしたりして完全にバカにしていた。
望遠訓練とは何ぞやと、試しにネットで調べてみるとちゃんとでてきた、遠くを見ることによって目の緊張を取り除き、焦点位置を正常にして、視力回復を促進する訓練だそうである、ナルホド、ナルホド。ちゃんと裏付けのある訓練だったのか、知らなかった。
ここ数年急に目が悪くなってきて、近くのものがホントに見えなくなってしまった。デジタル一眼レフは視度調整が付いているので、まだ大丈夫だが、日常生活でメガネが無くてはどうにもならなくなってしまったのである。
目には自身があったので、老眼というだけで、なんだか急に老けたような気分で、情けない気持ちだったのであるが、そんなときに望遠訓練を思い出してしまったのだ。
さっそくやってみる、ん~確かになんか見えるような気がする。効果はあるようだ。しかし、ぼ~っと遠くを見ている姿が、今度は違う意味で老けて見えなくはないかと、心配してしまう今日この頃である。

L16233blog 兵庫県明石市 2004/EOS10D EF16-35mmF2.8L USM/海が近いところで生まれ育ったので、遠くの景色というと自然と海を思い浮かべる。海で一日遠くを眺めていても飽きない。これは明石の江井ヶ島というところから海岸沿いを歩いたときに撮ったもの。好きな写真家であるジョエル・マイヤーウィッツのア・サマーズ・デイみたいだと自分では気に入っている。

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